蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って7月で18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

弁護士

2017-01-22 23:49:53 | 徒然
蟷螂の妻は義母の成人後見人をしている。間には裁判所が指名した弁護士が入っている。義母は2010年の10月に自宅で倒れ、救急搬送された総合病院で、敗血症、脳梗塞、尿管結石、心不全等と診断され、一時は家族全員が呼びだされて危篤状態だった。幸い、主治医の懸命な治療の甲斐あって、一命はとりとめたが、重度の認知障害が残った。そして、精神科医の判断でグループホームに入所した。自立歩行は辛うじてできたが、自分の娘の顔も判別できない状態になり、妻が成人後見人になった。そしてグループホームに入所した2年後に、事件は起こった。朝、ホームから電話があり、日医大へ義母が救急搬送されたというものだった。とるものもとりあえず、日医大へ行くと、義母は明け方にグループホーム内で倒れているところを所長に発見され、しばらく寝かせて様子を見ていたが、そのうち意識がなくなったので近医に連絡したところ、救急搬送した方がいいと言われ、119へ電話を入れたと言う。日医大の医師の話では、転倒した際に頭をぶつけて頭蓋内出血が起きていて、いつ死んでもおかしくないと言われた。だが、その後義母は様態を持ち直したが、胃ろうを造設されて植物人間状態になった。いまも北千住の医療機関で生命を維持されている。義母が植物人間状態になったとき、成人後見人の弁護士に、グループホームの管理に落ち度があったのではないかと相談したが、『証明できないので無駄だ』と言われた。 グループホームは静岡県の医療機関が経営していて、所長も義母がいるわずかな期間に変わった。明け方に義母を発見したのは、出勤してきた所長であり、宿直の職員ではなかった。問題点は義母を発見してすぐに119に連絡していれば、まだましだったのではないかということだ。もう少し早く出血を止める処置をしていれば、胃ろうの造設までしなくてもよかったのではなかろうか?医師はみんなよくやってくれただけに残念でならないが、妻についている弁護士は頼りにならなかった。
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