新作『幻影2 荒原の墓標』で、主人公の美奈を、作家に転進させました。
美奈は山
と共に、星
にも興味を持ち、高校時代は星をテーマにした作品を書いていたようです。
私も小学生のころから天文に興味を持ち、中学、高校時代にはスリービーチ、ダウエル(成東商会)という、当時お金
がない天文ファンの味方? といわれたメーカーのカタログを毎日見て、いろいろな夢を描いていました。
スリービーチ、ダウエルはパノップと共に、自作御三家といわれていたようです。
当時一流メーカーといえば、ニコン、五藤、高橋製作所などがあげられ、それに次いでアストロ、ミザール、カートン、ビクセンなどが続きました。
私もタカハシのセミアポクロマートやアポクロマート、堅牢な赤道儀には憧れていましたが、けっこう値段が高く、とても買えませんでした。ニコン、五藤はさらに高嶺の花でした。アスコ(旭精光)の16センチ反射経緯台を持っている友人をうらやましく思いました。
天文班の先輩が、資金
が貯まり、さあ、憧れのニコン8センチ赤道儀望遠鏡を買おうとした矢先、89,500円から168,000円に一気に値上がりし、五藤光学に変更したという逸話があります。
『幻影』
207ページで、そのエピソードを使わせてもらいました。天文ガイドの広告を見て、ニコンの望遠鏡の値段が変わっていましたが、一気に2倍近く値上がりしていたので、最初は誤植だと思っていました。
私は安いスリービーチやダウエルの製品をよく買いました。
スリービーチは
4センチ反射経緯台 初めて買った天体望遠鏡でした。これはまさにおもちゃでしたが、40ミリという小さな口径で500ミリという長い焦点距離だったため、意外とよく見えました。倍率は40倍です。架台が貧弱で、目標の天体を導入するのに苦労しました。
6センチ屈折経緯台 当時は高倍率がほしかったので、ファインダーがなく、160倍になる接眼鏡が付いている機種を選んでしまいました。微動装置もなく、160倍は使い物になりませんでした
。60ミリの口径で焦点距離が800ミリだったため、色収差はあまり気になりませんでした。木星の縞模様や衛星、土星のリングがそこそこ見え、感激でした。ただ、架台が弱く、視野の中を星が縦横に駆け巡っていた
のは言うまでもありません
。
スリコールスーパーオルソという低価格のアイピース(接眼鏡)6ミリと12.5ミリを買いましたが、意外とよく見えて、当たりを射止めたように感じました
(笑)。
前にも書きましたが、スリービーチの一眼レフ用交換レンズ(確かスリコールリライアンスレンズという名称でした)、ペンタックスKマウント用の35mm、135mm、200mmも買いました。それらは安い割にはそこそこ使え、重宝しました
。
次はダウエルです。
初めてのダウエルは、試しに4センチシングルレンズを買い、塩ビ管につけて自作しました。シングルでしたが、焦点距離が長かったため、4センチとしてはそこそこ見えました。焦点距離が何ミリだったかは記憶していませんが、600ミリぐらいはあったでしょうか。
9センチ反射経緯台 当時、よく売れていたエイコーのものと外見がそっくりでした。
しかし性能はかなり違っていました。月
はきれいに見えましたが、木星や土星は9センチにしてはやや不満でした。コマ収差がかなりあり、恒星が歪んで見えました。当時、高校に古いニコンの6.5センチ屈折赤道儀があり、口径ではずっと小さいのに、ダウエル9センチよりはるかによく見え、失望を感じました
。しかし当時は天文ガイドの広告のページを飾っていたダウエルの12センチや15センチ反射赤道儀に憧れていました(笑)。「本邦最古の専門メーカー、素晴らしい製品だと益々大好評です」なんていう宣伝につられていました。まあ、ダウエルには夢を与えられました。
その後はミザールニューアポロ型(68mm屈折赤道儀)、H100型(100mm反射赤道儀)、80mmフローライト、タカハシ65mmV−1、MT130、MT160などを買いましたが、それらは期待以上にいい望遠鏡でした
。
残念ながら、御三家のうち、パノップ光学は買ったことがありません。
しかし最近のホームセンターなどで売っている激安の望遠鏡は、月さえ満足に見えない
と聞いたことがあります。スリービーチ、ダウエルは月
はきれいに見えたので、それよりはずっとよかったようです。
またいつかは天体写真の撮影
をしてみたいと思います。
美奈は山
と共に、星
にも興味を持ち、高校時代は星をテーマにした作品を書いていたようです。私も小学生のころから天文に興味を持ち、中学、高校時代にはスリービーチ、ダウエル(成東商会)という、当時お金
がない天文ファンの味方? といわれたメーカーのカタログを毎日見て、いろいろな夢を描いていました。スリービーチ、ダウエルはパノップと共に、自作御三家といわれていたようです。
当時一流メーカーといえば、ニコン、五藤、高橋製作所などがあげられ、それに次いでアストロ、ミザール、カートン、ビクセンなどが続きました。
私もタカハシのセミアポクロマートやアポクロマート、堅牢な赤道儀には憧れていましたが、けっこう値段が高く、とても買えませんでした。ニコン、五藤はさらに高嶺の花でした。アスコ(旭精光)の16センチ反射経緯台を持っている友人をうらやましく思いました。
天文班の先輩が、資金
が貯まり、さあ、憧れのニコン8センチ赤道儀望遠鏡を買おうとした矢先、89,500円から168,000円に一気に値上がりし、五藤光学に変更したという逸話があります。『幻影』
私は安いスリービーチやダウエルの製品をよく買いました。
スリービーチは
4センチ反射経緯台 初めて買った天体望遠鏡でした。これはまさにおもちゃでしたが、40ミリという小さな口径で500ミリという長い焦点距離だったため、意外とよく見えました。倍率は40倍です。架台が貧弱で、目標の天体を導入するのに苦労しました。
6センチ屈折経緯台 当時は高倍率がほしかったので、ファインダーがなく、160倍になる接眼鏡が付いている機種を選んでしまいました。微動装置もなく、160倍は使い物になりませんでした
。60ミリの口径で焦点距離が800ミリだったため、色収差はあまり気になりませんでした。木星の縞模様や衛星、土星のリングがそこそこ見え、感激でした。ただ、架台が弱く、視野の中を星が縦横に駆け巡っていた
のは言うまでもありません
。スリコールスーパーオルソという低価格のアイピース(接眼鏡)6ミリと12.5ミリを買いましたが、意外とよく見えて、当たりを射止めたように感じました
(笑)。前にも書きましたが、スリービーチの一眼レフ用交換レンズ(確かスリコールリライアンスレンズという名称でした)、ペンタックスKマウント用の35mm、135mm、200mmも買いました。それらは安い割にはそこそこ使え、重宝しました
。次はダウエルです。
初めてのダウエルは、試しに4センチシングルレンズを買い、塩ビ管につけて自作しました。シングルでしたが、焦点距離が長かったため、4センチとしてはそこそこ見えました。焦点距離が何ミリだったかは記憶していませんが、600ミリぐらいはあったでしょうか。
9センチ反射経緯台 当時、よく売れていたエイコーのものと外見がそっくりでした。
しかし性能はかなり違っていました。月
はきれいに見えましたが、木星や土星は9センチにしてはやや不満でした。コマ収差がかなりあり、恒星が歪んで見えました。当時、高校に古いニコンの6.5センチ屈折赤道儀があり、口径ではずっと小さいのに、ダウエル9センチよりはるかによく見え、失望を感じました
。しかし当時は天文ガイドの広告のページを飾っていたダウエルの12センチや15センチ反射赤道儀に憧れていました(笑)。「本邦最古の専門メーカー、素晴らしい製品だと益々大好評です」なんていう宣伝につられていました。まあ、ダウエルには夢を与えられました。その後はミザールニューアポロ型(68mm屈折赤道儀)、H100型(100mm反射赤道儀)、80mmフローライト、タカハシ65mmV−1、MT130、MT160などを買いましたが、それらは期待以上にいい望遠鏡でした
。残念ながら、御三家のうち、パノップ光学は買ったことがありません。
しかし最近のホームセンターなどで売っている激安の望遠鏡は、月さえ満足に見えない
と聞いたことがあります。スリービーチ、ダウエルは月
はきれいに見えたので、それよりはずっとよかったようです。またいつかは天体写真の撮影
をしてみたいと思います。











