アマチュア無線局 JH0FHB

25年越しの14MHz SSB無線機の製作

50MHz AM/SSB受信機の復活を目指して その29

2016年11月27日 | 50MHz AM/SSB受信機

【10.7MHz水晶フィルターの実験の巻】

【2016.11.27】
上の写真は念願だった「蕎麦焼酎の蕎麦湯割り」で、本日の昼に美味しく頂いた。
このところ、周囲から「目が疲れているよ」と言う指摘を複数回受けており、元気を取り戻す薬となることを期待するものである。
今日は、昼前から雨が降り始め、午後は雨足が強くなり気温も低い為、外出は控えて16:20からは無線実験室にこもった。
ここ1週間は、先日完成した10.7MHzの水晶フィルターの実験基板の特性確認に明け暮れていた。
最終的に、妥協したのが下の写真で、部品を何回取り替えたことか・・。
この辺りの経緯については、別の機会に投稿したい。

この実験基板を、受信機に組み込んで特性の確認へと進める。
上手くいく筈だが、受信感度が悪い・・・。変だな、何故だ?
疲れている為か、頭の中ではインピーダンスの不整合のことばかりが思い浮かぶ。
VFOを回しても、殆ど受信ができない。しかし、まてよ・・・ もしかしたら・・
中間周波数を10.24MHzから10.7MHzに変更した訳だから、VFOの発振周波数が適正な周波数かどうかだ。
実験では、受信周波数を50.1MHzときめていたから、VFOの発振周波数は50.1-10.7=39.4MHzでなければならない。
VFOの発振周波数を確認すると、39.66MHzまでしか下がらない。これでは受信できる筈がない。
39.4MHz辺りまでは、発振するものと勝手に思い込んでいた為の盲点だった。
無事に受信する為には、VFOの発振コイルを再調整する必要が有る。
早速VFOのケースを開けて、コイルを再調整する事となった。
ケースを開けるために、受信基板も外さなければならないが、実験に次ぐ実験で線が切れたり、大変だ。
まあ、この受信機いじりを始めたのが、運の尽きと悟るしかないだろう。

下の写真は、無事に発振周波数が39.4MHzになったの図。

さて、気持ちを落ち着けて受信機を動かすと見事に動作した。
流石は、メーカー製のフィルターだ。切れ味が抜群にいい。
このところの疲れも一気に吹き飛ぶ気がした。
今日は、祝杯をあげて、ぐっすり眠ろう。
明日から、また激務が始まる。
本稿続く・・・

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