西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

付替え道路工事再開152日目

2017-03-21 20:44:43 | 石木ダム
朝から雨が降っている。

レインコートに長靴をはき、ゲート前へ出かけた。

3日ぶりにゲート横のテントへ入ると、何と奥のほうに畳が敷いてあるではないか。



「わ~、すごいね。」ちょっと畳のへりに座ってみたが、しっかりしている。

1月29日の早朝、重機が現場に入れられてから、地権者のみなさんは交代で早朝から深夜まで見張りを続けられている。

疲れも溜まって大変だろうと思っていたが、この畳があれば仮眠を取ったりも出来るだろう。皆さん体調に気を付けてほしい。



傘をさしてゲート前に座ったが、サングラスをかけマスクをしている私たちの姿は異様に見えるらしい。



先日、長崎から来られた方は「怖い人たちと思う人もいるのでは?」と言われたが、私たちも最初からこのような格好をしていたわけではない。

3年前に県がゲート前で抗議をしていた23人を「通行妨害」で訴え、その中の16人に対して処分が下されたことによるものだ。

そして、昨年10月には19人に対しても「通行妨害」の仮処分を裁判所に申し立てたのだ。

この県による申し立ては、権力を持つものが権力を持たない個人・市民たちの発言を封じるために恫喝や報復的な目的で起こすスラップ訴訟そのものなのだ。

だから、私たちは「妨害」ではなく自分たちを守る「防御」のためにマスクにサングラスといういで立ちでゲート前に並ぶのだ。






午前9時35分、ダム事務所の公用車2台で職員と業者10人がゲート前にやって来た。

今日は所長と建設係長が休みで、次長が先頭に歩いてくる。



「工事用車両の進入口だから妨害をせず、妨害物の撤去をしてほしい」ということを次長も繰り返し言うのだ。

しかし、工事用車両が現場に入り資材が運ばれることになれば、付替え道路工事はどんどん進み、ダム本体工事も始まることになる。

そうなれば、この美しい自然は破壊され、住民の生活も破壊されるのだ。



人口は減少の一途をたどり、インフラ整備もままならない世の中になっているのに、ダムを建設するより既存の破損した水道管を変え漏水をなくすことが最善の方法だ。

受益者の立場でダム建設を推進する佐世保市の市民として、石木ダム建設を止めることが一人の市民としての責任だと思っている。

だから、私は明日もゲート前に座るつもりだ。





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