西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

付替え道路工事再開205日目

2017-06-09 21:33:15 | 石木ダム
川棚町に入って小串、大崎半島入口を通過するが電話はまだ掛かってこない。



いつも支援者のYさんが県の動向を知らせてくれるのに今日はまだだ。Yさんに掛けてみるが出ない。地権者のSさんにも掛けるが出ない。

もうこれは県・業者とゲート前で対峙しているに違いない。

あわててゲートに上る途中、河川敷入口辺りに業者のヘルメットが見える。



河川敷で車を降り、リュックを背負ったままみなさんのそばに並んだ。

今朝は7時30分に県・業者がゲート前に来て、県職員5人と業者が1人現場に入ったとのこと。

しかし、みなさんの頑張りであとは現場入場を阻止できたのだ。

河川敷でも、県職員・業者の現場入場を阻むことができほっとする。

いくら県職員が現場に5人入っても、作業をするのは業者なのだ。どうにもならないだろう。

先に現場に入った県職員が、中からこちらの様子を窺がっている。




10時20分、河川敷入口で座り込みを続けていたが、ピー!っという笛が聞こえる。

正面ゲートからだ。見ると県職員が現場の囲いの中から出て、ゲートに向かっている。

慌てて走る。走る。

また、中から番線を切り竹を鋸で切ってゲートを壊すつもりなのだ。必死で竹にしがみつく。

地権者のみなさんがどんな思いでこのゲートを作ったのか、あなた方にはわからないに違いない。

ゲート前で職員との攻防が続く中、今度は河川敷からピー!と聞こえてくる。見ると業者が現場へ入ろうとしている。

今度は、河川敷へ向かって走った。

幸いネットで入場を防ぎ、建設課長と業者を止めた。



もう、現場には入れないと思ったのか業者は日陰で一休みした。

そこからは、世間話が好きなおばさんたちの出番だ。

「歳はいくつ? 結婚しとるとね? 子供はいると?」などなど業者のみなさんと話をする。



睨みあっていないときは、みなさん気さくな人たちだし、優しい父親の顔を覗かせる若者だ。

その中の年配の作業員で大型ユンボを動かしている人が、「俺たちは月給じゃないとさ。日給だけん働かんとお飯の食い上げたい。」と話される。



「大変ね~。でもね、こっちもダムは作らせられんとよ。もう50年も反対して来とると。こっちも生活を奪われるとよ。」

作業員の方一人ひとりに対して、地権者も支援者も、誰も悪い感情など持っていない。

「石木ダム」という公共事業が、地権者と業者との対立を生み出しているのだ。












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