西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

却下

2016-12-20 18:59:55 | 石木ダム
今朝は雨の中、傘をさしてゲート向かい側の崖下に座り込んだ。



しかし、みんなそわそわと落ち着かない感じがしていた。
今日は、石木ダム建設工事と付替え道路工事の「工事差し止め」裁判の結果が出ることになっていたからだ。

裁判所は何時に決定書を出すのだろうか? 地権者や支援者にはいつ知らされてくるのだろうか?

ゲート横のテントで昼過ぎまで連絡が来るのを待っていたが、結局連絡は来なかった。


我が家に帰り着いた午後1時30分、「石木川まもり隊」のMさんから電話。

「却下になったんだって。」情報はまわりまわって、やっと届いたらしい。

却下になったということだけがわかって、内容などについては何もわからなかった。

そんな中、マスコミから「石木ダム建設促進特別委員会」が開かれるという情報がもたらされた。
議題は「仮処分の却下」の説明についてだという。

すぐに「石木川まもり隊」のMさん、Iさんに連絡し、16時からの「石木ダム建設促進特別委員会」を傍聴することにした。





委員会冒頭で、水道局長は「急なことでありましたが、委員会を開いていただきありがとうございました。」と委員たちに礼を述べ、「民事保全法に基づいて、仮処分決定書は委員の皆様には配布いたしません。」と言い、「私どもはこれまで権利の侵害はないと主張してきましたが、それが認められ、緊急な保全の必要はないということになりました。」と言った。

委員からは「市長や水道局は、今後、(却下によって)事業の進展が図られるといわれているが、国や県はどうなんでしょうか?」という質問も出たが、水道局長は「工事については県に委託しているので、水道局としては工事の進展については何も言えません。」などと言ってのけた。

工事が進むことは、そこに暮らしている地権者の生活権を奪うことであり、生活権が奪われることは生存権も奪われることに他ならない。

それをこんなに簡単に工事の進展には関知しないと言えるのか!

毎日毎日、9、350㎥の漏水を出しながらそのことに対する手当もなしに、ダム建設にまい進する事業主は、日本中であなただけではないのか!





9、350㎥という水量は、佐世保市民約5万人分の生活用水だ。 

腹を立てながら市役所を後にしたが、向かいの水道局の電光掲示板には貯水率98,6%の文字が光っていた。
これが「慢性的な水不足に苦しんでいる」と市長も水道局も言い続けている佐世保市の水事情だ。



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