祝!! ファイターズ連覇

日本ハムの選手、関係者、ファンの皆さん、おめでとうございます!!

NPB　ロッテ 1－9 日本ハム
J sports 1　解説：橋本清さん

優勝マジックを2としていた日本ハムが、マジック対象のロッテに大勝。
球団史上初の連覇を決めました。（連覇は99-00年のダイエー以来）

今日は久保とスウィーニーの好投で中盤までは投手戦になりましたが、
幸運なヒットと積極的な走塁で均衡をやぶり、
最後は打者10人の猛攻でロッテをねじ伏せました。

キャンプイン前日にヒルマン監督が選手に、
「今年は去年とは違う戦いをしなければならない」
と話したそうですが、
リーグ屈指の強打を誇った去年の打線から小笠原とSHINJOが抜け、
戦力的なダウンは否めないシーズンでした。
チーム打率と本塁打だけでなく、得点圏打率もリーグワースト。
犠打と盗塁、数字に表れない走塁があったとはいえ、
シーズンの総得点はリーグ最少。
ただ“ここぞ”の場面では内野ゴロの間でも併殺打の間でも1点をもぎ取り、
強力なリリーフ陣と鉄壁の守備で守り抜く。
それが2点差以内の試合で46勝27敗と19の勝ち越しにつながりました。

シーズン中、とくに稲葉にはよく話を聞かせてもらいましたが、
終わってみれば、“戦力ダウン”“今年は厳しい”という周囲の評価こそが、
ヒルマン監督はじめ首脳陣と選手の意地とプライドを呼び起こし、
またチーム全体の一体感が生まれる要因になったのかもしれませんね。

去年のような派手さはなくても、
理に適った、それでいて見ていて楽しい野球を見せてくれた日本ハム。
ホームでの観客数が去年以上というのも、
球団が北海道に根付いた証拠と言っていいでしょう。

次の舞台はクライマックス・シリーズ第2ステージ。
第1ステージ、ロッテとソフトバンクの勝者との対戦です。
（第1ステージは　J sports Plus で放送します）
まず今夜は喜びに浸って、明日から日本一へ向けての再出発ですね。

ロッテ、ソフトバンクは優勝を逃したとはいえ、
第1ステージのホーム開催権を得るための2位争い。
明日からはこの2チームの試合に注目です。


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