藤川の気迫

NPB　中日 2－3 阪神
フジテレビ739　プロ野球ニュース　解説：関根潤三さん

しびれましたね～。藤川vsウッズ。

8回裏、久保田が全然ピリッとしないで、1点差で2死満塁。
打席に4番のウッズ。
これ以上の場面はないといえるほどの絶体絶命のピンチで、
藤川はウッズに5球すべて速球勝負。

空振り三振に仕留めてピンチを脱しました。

「速いことは分かっているけど、なぜだか分からない」
ウッズも負けを認めるしかない三振。
プロ野球の醍醐味を味わうことができました。

5月31日以来、右肩痛からの復帰先発だったボーグルソンが好投。
4番・金本が川上から逆転2ランをライトに打ち込み、最後は藤川。
阪神が最高の勝ち方で、中日に3連勝、3カ月ぶりに5割に復帰。
鬼門とも言われたナゴヤドームでは初めての3連戦3連勝。
敵地での中日戦3連勝は21年ぶりだそうです。

中日は福留が離脱して、岩瀬が不調。
厳しい状況ですが、関根さんが評価していたのは今日の川上。
7回に「疲れと甘さが出た」（関根さん）とはいうものの、
内容的には手応え十分。
これから先、川上にかかる比重はますます大きくなっていきそうです。


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