松坂が歓喜のシャンパンファイト!!

いや～最高でした!!　世界一のシャンパンファイトですからね。

クアーズフィールドのレッドソックスのクラブハウスで、
松坂大輔のシャンパンを浴びてきました。

日本メディアに囲まれた松坂は、世界一の宴の最中だけにもちろん笑顔。
でも次々に色々聞かれるなかで、
「いま、聞かれても…」
と答えに詰まることもありました。

そんななかで申し訳ないなーと思いながらも、
僕が聞きたかったことをぶつけてみました。
－－WBCでは持って帰るのを忘れたと言っていたコルクは?
「今回は持って帰ります。記念に」
　（テーブルの上のコルクを手に取る）
「あ、皆さんもどうぞ。世界一のコルクなんで…」
　（このときの照れくさそうな表情、良かったです）
－－1年間、色々なことがあったと思いますが、支えになったものは?
「やっぱり一番近くで支えてくれたのは家族ですし、
　どんなときでも変わらず、いてくれたことに感謝したいと思ってます」
－－メジャー1年目で目標の世界一を達成してしまいましたね
「うーん、でも、1回だけが目標じゃないですし、
　それが早いに越したことはないと思います。何回経験したいですね」
　（このときは、ものすごく強い眼差しでした）

グラウンドに出ると松坂は真っ先に家族を探してウロウロ。
見つけると、倫世夫人、お父さん、お母さん、弟さんと記念撮影。
その後、僕も松坂投手のお母さんと倫世夫人を直撃しました。

お母さんは興奮状態。ものすごく明るい元気な方ですね。
「本当のことなのか、夢なのか…本当のことなんでしょうね」
「長旅は苦手なんでお父さんと来るかどうか悩んだんですけど、
　昨日の試合を見て『あー来てよかったねー』って（笑）」
「でも、1年目からこんな思いをしていいんでしょうかねー」
「とにかく最高の形で終われたんで、本当に良かったです。
　野球ってのは団体競技ですもんね」
－－連絡は取り合ったりしてたんですか?
「私は子どもとはメル友だと思ってるんですけど、
　子どものほうはそうは思ってないみたいで返事もあまり来なくて（笑）」
喜び爆発!!という感じのお母さんでした。

対照的だったのは倫世夫人。時折涙ぐみながら、感慨に浸っていました。
「色々悩んでいるんだろうな、苦しんでいるんだろうな、って。
　自分なりの解決法を見つけながらやっていくのを邪魔しないように…。
　自分が選んだ道とはいえ、プレッシャーも大きかったと思うし、
　それを乗り越えてやってこれて、すごいと思うし尊敬しています」
－－松坂投手は「支えは家族だった」って言ってましたよ。
「本当ですか。そうなら嬉しいです」
－－どんなところに彼が苦しんでいるって感じてました?
「気持ちよく投げれていないことですね。色々あったと思うんですが、
　ボールのこととか、マウンドのこととか…。
　一つ解決しても、また次、また次って感じで」
－－僕にも、相手より自分自身と戦っているように見えました
「そうなんですよ。だから気持ちよくなさそうで…」
－－1つ1つ解決しないと納得いかないタイプですもんね
「だから一年、最後までずっとそうで…。
　気持ちよく投げれていないのが一番苦しそうだなって」
－－でも、リーグ・チャンピオンシップの最終戦は違ってませんでした?
「そう!!そう!!　あの試合が初めてですよ。相手に向かって行ってて。
　昨日もそうだけど、やっと最後にね（笑）」
　
素晴らしい家族ですね。
松坂の“支え”だっただけのことはあります。
まとまりもなく、書き連ねてしまいましたが、ブログなので許してください。

松坂投手、ご家族の皆さん、おめでとうございます!!

僕もコルクはいただいてきました。
幸運のお守りにします。ありがとうございました。


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