べきちゃんのライブ日記

行ったライブの感想とかCDレビューとかそんなもんです。更新頻度はマイペースに。

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個人的Album of the Year 2016

2016年12月07日 23時13分06秒 | 日記
こんばんわ。
2016年も気付けば既に12月。もうすぐ2017年を迎えてしまう時期となりましたね。

個人的に今年は心境の変化がありました。正直なところ音楽に対する熱が割と冷めてしまった部分もあるのですが、音楽を聴く環境から脱した生活というのは心境の変化の一因となっているかもしれません。
また今年は清水エスパルスサポーターとして初めてJ2というリーグを戦いました。苦しい時期もありながら最後の最後でJ1昇格を決めることが出来ました。J2も居心地の悪いところではありませんでしたが、もう戻りたくはないですね。。2017年も厳しい戦いになるかとは思いますが、まずは現実的な目標としてなんとか残留していただきたいものです。


...とまぁ、前置きはそのくらいにして。この時期の私のブログ更新と言えばそうですよ、個人的Album Of The Year 2016発表の時間がやってまいりました!!熱は冷めてしまったとはいえ少ない知識と幅ながらも個人的なおすすめは変わらず紹介出来ればと思います。

前置きとしまして、このランキングはあくまでわたくし個人の主観で良く聴いたアルバムや、心に残ったアルバムをランキング形式で紹介させて頂くものです。このブログを拝見してくださる方々はそれぞれ色んな趣味や意見をお持ちで突っ込みを入れたくなる部分も多々あるかと思いますが、内容につきましては自己満足なので…そのあたりはご容赦いただき生温かい目でご覧になってくれればと思います。


それではべきちゃんことわたしくのAlbum Of The Year 2016開幕です!








10.The Naked and Famous
「Simple Forms」


ニュージーランド発エレクトロポップバンドが魅せた進化と成長の証。

デビュー当初からスケールの大きいエレクトロなサウンドを聴かせてくれていたが、3rdアルバムにてその手法は正統進化を見せてくれた。
スケールの大きさはそのままにより攻撃的でフックの効いた癖のあるサウンドに、女性ボーカルの力強い歌声が乗ってくる様は非常に美しくもあり聞きごたえがある。2ndアルバムではエレクトロサウンドは形を潜め、バンド演奏に若干シフトしていたように思えたが、ここにきて原点回帰。それらが見事に融合し更なる昇華を見せた姿が、この3rdアルバムであると感じた。
ワールドワイドにはかなりの人気を誇っていたが、今作よりレコード会社を独立し、独自のレーベルを立ち上げたとのことで、その影響がどの程度出てくるか不安もあるが、是非ともまた来日しライブパフォーマンスを見せてほしいアーティストのひとつだ。

The Naked And Famous - Laid Low






9.Whitney
「Light Upon the Lake」


シンプルなメロディーと温かみのある音楽性がこの季節に悉く合う。

元Smith Westernsの中心メンバーであった2人によって結成されたWhitneyによるデビューアルバム。
アコースティックなサウンドを前面に押し出しながらも、高音域で美しいボーカルや曲にアクセントをつけるように入ってくるトランペットなどが素晴らしく、楽曲毎にカントリー調やポップスなど非常にレトロな雰囲気を感じさせてくれる…。が、決して「古い音」ではなく、そのチープさがむしろ斬新で新しい印象さえ与えてくれる。
今年のサマーソニック場内ではずっと彼らの曲が使われていたり、既に2017年1月に初来日も決定していることから、来夏のサマソニもほぼ確定で、その他にも世界中のイベントで多くの出演があると見ていいだろう。彼ら自身が「夏のライブの雰囲気」に合うかどうかは別として、多くの人の目触れることで一気にスターダムにのし上がることは間違いない。

Whitney - Golden Days






8.The Lemon Twigs
「Do Hollywood」


ニューヨークから現れた若き才能。The Lemon Twigsの鮮烈なるデビューアルバム。

まったくどんな育ち方をしたらこんな作品を19歳と17歳の兄弟が作り上げられるのだろうか。ニューヨークからとんでもない才能が現れた。
まるでおもちゃ箱をひっくり返したかのように、楽しく色鮮やかで予想のつかない展開の楽曲が次々と登場しリスナーを飽きさせない。どのジャンルに形容すればいいのか全くもってわからないほどに楽曲の幅は広く、常識の枠に捕らわれることのないその実験性の高さは現代のビートルズとも形容されるほどだ。
小さなころから兄弟は様々な楽器を演奏してきたとのことで、この作品の中だけでもどれほどの楽器が演奏されているのかわからないが、実に多くの音が鳴り響いているもののゴチャっとした印象を与えず、楽曲をまとめ上げるセンスは見事としか言いようが無い。
演奏力も然ることながら中々に強烈なビジュアルもあるとのことで、今から彼らのライブパフォーマンスが観れるのが非常に楽しみである。

The Lemon Twigs - These Words






7.Greenday
「Revolution Radio」


新たな歴史の幕開けの序章となるか。新生Greendayが送るパンクロック。

もはや説明などは不要だろう。ナンバー1パンクロックバンドGreendayが送る12枚目のスタジオアルバムだ。とはいえ金字塔となった「American Idiot」以降、正直パッとしないな~というのが正直な印象だったが、ここにきて殻を打ち破るかのような素晴らしい作品をリリースしてくれた。
本作では世界的にEDMとかダブステップとかそんな音楽が席巻しているなかで、憂鬱な気分を吹き飛ばすかのような爽快ギターロックを聴かせてくれる。前作では3枚のアルバムを連続リリースするなどクオリティーの低下や捨て曲の増加など、彼らの手法に疑問を持つ場面も少なくはなかったが、この作品においては彼ららしさ満載でクオリティー高い楽曲を聴かせてくれる。
特にビリージョーのギターが素晴らしく、特筆すべきはアルバムの中盤に配置される「Still Breathing」。彼らの楽曲の中でもトップ5に入る名曲になるのではと感じた。新規ファンはもちろんのことだが、是非とも離れてしまった旧ファンにも強くおすすめしたい作品である。やっぱかっこいいわGreenday。

Green Day - Still Breathing






6.Jack Garratt
「Phase」


James Blakeの系譜を継ぐ新たなる才能。

BBCとブリットアワードを両方制覇した驚異のルーキーJack Garrattが放つデビューアルバムがまぎれもなく傑作である。
打ちこみを基調としたダブステップ風味の楽曲にピアノやギター、ベースにシンセ更には自身の歌声を乗せることで楽曲が完成してくのだが、彼はその全てをたった1人で行うマルチプレイヤーでありながら、各パートで素晴らしいクオリティを発揮している。
もちろんそれだけではなく楽曲のセンスは抜群で、じっくりと聴かせる曲から躍らせる曲、フロアをシンガロングさせる曲と、楽曲の内容は非常に幅広く聴いていて一切飽きがこないどころか聴くたびに新たな発見があるほど。
まさしく「期待の新人」の名に違わない力量だが、彼の真価は作品だけではなく、そのライブパフォーマンスにある。音源を余裕で越えるクオリティーには正直脱帽だ。そんなライブを体感した後に本作を聴くと、更にその深さに気付ける一面もあって奥深さがある面白い作品であると言える。
次作では一体どのようなアプローチを見せてくれるのか今から非常に楽しみな存在である。

Jack Garratt - Breathe Life






5.Crystal Fighters
「Everything is my Family」


エレクトロフォークユニットCrystal Fihgtersが進化を遂げた3rdアルバム。

スペイン出身ながらもロンドンを拠点に活動するCrystal Figtersの3rdアルバムが非常に素晴らしい。
元々はエレクトリック色の強い音楽性を前面に押し出してきた彼ら(※デビュー当時には日本の80kidzなんかとコラボしたこともあるくらい)だが、今回の作品を作るにあたってメンバーは各々で伝統楽器の演奏方法を学ぶため世界各地で時間を過ごしてきたとのこと。そういった経験を存分に活かし還元したことで、新作ではエレクトロな側面は影を潜めながらも、全編に渡ってワールドワイドな音楽感と元々あったバスク系の楽器や雰囲気を大胆に取り入れ、非常に明るく楽しいダンスミュージックを奏でている。とはいえ明るさの一辺倒といったわけでもなく叙情的で展開力のある曲なども後半に控えており聴きごたえは抜群。シングルカットもされている「All Night」は必聴のアンセム!
ヨーロッパツアーでは既にソールドアウト続出とのことで、世界的な人気に火がつくのはもはや時間の問題だろう。ここ日本でも来日が待たれるばかり。

Crystal Fighters - All Night






4.Billie Marten
「Writing of Blues & Yellows」


恐るべき才能とセンス。若干17歳の天才SSW。

またもやイギリスからとんでもない逸材が現れたと言わざるを得ない。若干17歳の女性シンガーソングライターが発表したデビューアルバムが凄まじい。
少しでも触れたら空気に溶けて消えてしまいそうなくらい透明感のある歌声に、哀愁漂うフォークギターとピアノ。儚くも悲しげでいながら温かみと優しさを感じる曲調。とても17歳の少女が作り上げたものとは思えないほどの歌唱力と表現力で、これまで一体どんな人生を歩んできたらこれほどの境地に達するのか不思議で仕方がない。
最初から最後まで息の詰まるような美しい空間を繰り広げており、聴き終わった後には溜息が止まらなくなる。良い意味で非常に緊張感のある張りつめた作品であると言えるだろう。
また17歳ながらも非常に整った顔立ちで、観るものを惹きつけるには充分すぎるビジュアルを兼ね備えている彼女。来年以降にはフェス等の音楽イベントに出演し話題騒然となることは間違いないはず。数々の歴代女性SSWを超える可能性を持つ新たな逸材の誕生だ。

Billie Marten - Bird (Official Video)







3.Postiljonen
「Reverie」


スウェーデンのドリームポップバンドより届けられた珠玉の2ndアルバム。

Postiljonenは2011年にスウェーデンのストックホルムにて結成された3人組ドリームポップバンド。スウェーデンのM83とも評される彼らの2ndアルバムが非常に素晴らしい。
エレクトリックで浮遊感のあるサウンドと力強い女性ボーカルは初期Chvrchesなどを思わせる側面もありながら、先に紹介したようなM83に代表される北欧ドリームポップ的な美しく神秘的なアプローチもあり、それらが見事に融合して成り立っている。1つのアルバムにはたったの9曲でありながらも、かなりの幅広さを感じることができており、オープニングソングからゾクゾクとするような荘厳な立ち上がりを見せつけ、北欧的でファンタジックな雰囲気を奏でながらも要所要所にブラス系の音などを織り交ぜ非常に緩急のある作品に仕上がっている。
彼らの音楽に耳が馴染んだ頃には必殺アンセム「Go!」で一気に持っていかれる構成力には圧巻の一言である。捨て曲は一切ない。アルバムを通してその世界観に浸ってほしい。
蛇足ではあるがボーカルのMiaちゃんが個人的2016年の大天使部門1位なので、個人的には来日を非常に期待したいアーティストのひとつである。

Postiljonen - Go!







2.Suede
「Night Thoughts」


リユニオンしたSuedeが新たな境地へと辿りついた傑作。

Suedeは王道ブリットポップで一世を風靡しながらも2003年に解散、2010年に奇跡の再結成を遂げたバンド。再結成以降のSuedeは非常に精力的に活動しており、むしろ解散前よりも良い状態なんじゃないか?とまで思えてしまうほどに目覚ましい活躍を見せていた最中、再結成から2作目で現役時代の作品と遜色ないどころかそれらを大きく塗り替える傑作を発表した。
本作はコンセプトアルバムであり、ほぼ全曲がシームレスに繋がっていいながら、各曲の個性を際立たせ、Suedeらしいダークで甘美な雰囲気を纏わせながらも、奥底で輝きを放つような美しい作品である。局所に織り交ぜられたアンセム級のナンバーが更にその存在感を光らせるが、1枚の作品を1楽曲と聴いて初めてその凄さが伝わってくる。
まさにSuede第2の黄金期到来を告げる傑作アルバムの誕生である。繰り返し繰り返し聞いてこそその真価を発揮する。そんな作品である。

Suede - Outsiders









1.Beyonce
「Lemonade」


モダンポップシーンの絶対的ディーヴァが放つ全方位に向けた衝撃の作品。


今年の個人的アルバムオブジイヤーに輝いたのは音楽界の絶対的DIVAビヨンセの新作である。
個人的に彼女に対してはライブパフォーマンスを含むアーティストとして評価していた部分があったのだが、この作品によってそのイメージを大きく覆されることとなった。
R&Bやダンス色のイメージが強かったこれまでの作品とは一線を画し、ブラックミュージック感を強めながらもポップやソウル、ロックなど多岐に渡るジャンルに手を染め、見事に彼女の世界観に昇華しきっている。様々なジャンルが混在しながらも彼女の歌唱力によって、統一感のあるひとつの作品として成立してしまっている。
常にマーケットの最前線にいながらも、こういった新たな試みへのチャレンジを行う姿勢は評価に値すべきポイントであり、内容としては夫であるJay-Zに向けたブラックユーモアに溢れた内容ながらも、非常に大きな魅力を放つ作品である。
また本作品に参加しているコラボアーティストも実に豪華だ。Jack Whiteに始まりThe WeekndやJames Blake、Kendrick Lamarと現在の音楽シーンを賑わす超一流アーティストがズラリと並んでおり、それでいながら彼らの特色というものも充分に引き出し自分の世界に取りこんでいる。
作品は先にも紹介したように夫へのブラックユーモアを含んだストーリー性のあるコンセプトアルバムの側面もあり、付属のDVDに収録される映像作品も併せて更に完璧と言えるだろう。
音楽が好きな人ほど一般人気によって評価されづらいアーティストではあるものの、音楽好きには1度自分の耳で聞いて評価してほしい作品である。

Beyoncé - Hold Up


Beyoncé - Sorry




以上でございます!!

例年よりも少し早めの発表となりましたが、べきちゃんの個人的Album Of The Year 2016はお楽しみいただけましたでしょうか。
今年は初めて聴く新人アーティストの作品に心を奪われることが多い1年でした。良質なアーティストが次々と出てくるのでもしかしたら聴き逃しているアーティストもいるかもしれません。今回評価させてもらった彼らが数年後にどんな作品を出すか、どのくらいのビックなアーティストとなっているか今からとても楽しみです。まったくの検討違いになる可能性もありますが…。


では惜しくもトップ10入り出来なかった作品を20位までサクッとご紹介。いずれも良く聴いた素晴らしい作品でした。

11.Local Natives「Sunlit Youth」
1st程のインパクトはなかったものの相変わらず素晴らしいバンド。来日が待たれる。

12.宇多田ヒカル「Fantome」
およそ8年ぶりともなる新作。「人間活動」期間を経た経験値を還元したであろう傑作。

13.Kings of Leon「Walls」
原点回帰したかのようなギターロック路線へ。これなら前作の方が良かったなと思いつつもクオリティーはやはり高い。

14.never young beach「fam fam」
この人達の曲を聴いているとゆらゆら帝国を思い出す。近年勢いのある邦楽インディーズ勢の中では突出した存在感を放つ。

15.Ben Watt「Fever Dream」
哀愁漂う美しい曲群に圧倒されつつも、バックで鳴るギター音がいちいちかっこいい。バーナードを招き入れたのは大正解だった。

16.Highasakite「Camp Echo」
1stからとんでもない変貌を見せたハイアズアカイト。中東的な要素を取り入れた新しい世界観がかっこいい。

17.The Qemists「Worrior Sound」
EDM時代の先駆者。ここまで振り切ったテンションは圧倒的。踊るしかない。

18.The Loch Ness Mouse「S.T」
whitney好きならこういうのも好きなんじゃないかな~。もう3rdアルバムだけど。

19.THE1975「僕は君の眠る姿が好きなんだ、なぜなら君はとても美しいのにその美しさに気づいていないから」
メロディーセンスやそのクオリティーなど世界中で評価されているだけのことはある。アーティストには文句なし。

20.Con brio「Paradice」
ロック要素は強いもののソウル・ファンク界の救世主となれるか。新たな風を吹きこむであろうカリスマ的存在。


最後にランキングまとめです!
1.Beyonce「Lemonade」
2.Suede「Night Thoughts」
3.Postiljonen「Reverie」
4.Billie Marten「Writing of Blues & Yellows」
5.Crystal Fighters「Everything is my Family」
6.Jack Garratt「Phase」
7.Greenday「Revolution Radio」
8.The Lemon Twigs「Do Hollywood」
9.Whitney「Light Upon the Lake」
10.The Naked and Fomous「Simple Forms」
11.Local Natives「Sunlit Youth」
12.宇多田ヒカル「Fantome」
13.Kings of Leon「Walls」
14.never young beach「fam fam」
15.Ben Watt「Fever Dream」
16.Highasakite「Camp Echo」
17.The Qemists「Worrior Sound」
18.The Loch Ness Mouse「S.T」
19.THE1975「僕は君の眠る姿が好きなんだ、なぜなら君はとても美しいのにその美しさに気づいていないから」
20.Con brio「Paradice」


ということで、2016年の個人的Album Of The Yearでございました。音楽の熱は冷めつつも好きなアーティストの来日公演や良質なアーティストの作品に関しては引き続き聴いて他の締めればと思っているので、可能な限りこういった場で紹介していければ幸いです。

ではみなさま、少し早いですが良いお年を。
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