BEST HIT USA - Classics

テレビ朝日・BS朝日で放映中の番組でオンエアされた曲を懐かしむブログ

OASIS: Don't Look Back in Anger

2005年11月14日 | 1990年代
2005年10月9日放送分

オアシス(Oasis)の「ドント・ルック・バック・イン・アンガー(Don't Look Back in Anger)」は、1995年10月にリリースされた彼らの2枚目のアルバム、"(What's the Story) Morning Glory"からのシングルカットとして、1996年2月にリリースされました。

Don't Look Back in Anger
(What's the Story) Morning Glory?


この曲は、兄のノエル・ギャラガーがボーカルを取った初のシングルで、全英で1位を獲得。ギャラガー兄弟が敬愛するビートルズの「レット・イット・ビー」のイントロに似ていますが、美しいバラードで、オアシスを代表する1曲となっています。

この曲が収録されたアルバム"Morning Glory"は、英国では、そのビートルズの傑作アルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の売上記録を30年ぶりに更新した上に、全世界で1500万枚以上を売上を記録しているようです。このアルバムから全曲をシングルカットしようという計画もあったそうな。

その昔、デビッド・ボウイ(David Bowie)が、"Look Back in Anger(ルック・バック・イン・アンガー~怒りをこめて振り返れ)"(1979年のアルバム"Lodger(ロジャー)"に収録)という曲をつくりましたが、全く正反対ですね。


Don`t Look Back in Anger
Oasis
Big Brother

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日本盤のCDはこちら。

ドント・ルック・バック・イン・アンガー
オアシス
ソニーミュージックエンタテインメント

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そのオアシスは、ギャラガー兄弟以外、幾多のメンバーチェンジを経て、2005年もオリジナルアルバムを5月にリリースしました。通算6枚目のアルバムとなる"Don't Believe the Truth"です。
オリコンによると、このアルバムは日本でも発売された週に9.5万枚を売上げ、アルバムチャートで見事、初登場1位を獲得して、根強い人気を見せつけました。

Don`t Believe the Truth
Oasis
Epic

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今年2005年8月には、2001年のFUJI ROCK以来の夏フェス登場となるSUMMER SONIC05への出演も果たしました。

SUMMER SONIC05でのセットリストはこちら

そして、オアシスは、今年、2度目の来日がもうすぐです。11月17日から21日まで東京・大阪で単独での来日公演があります。

<Oasis 来日公演>

11月17日(木)大阪城ホール 開演19時
11月18日(金)東京・代々木第一体育館 開演19時
11月20日(日)東京・代々木第一体育館 開演18時
11月22日(月)東京・代々木第一体育館 開演19時

さらに、今回の来日を記念して、新作アルバムが、11月2日にDVDディスク付き限定版としリリースされています。


ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース リミテッド・エディション
オアシス
ソニーミュージックエンタテインメント

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しかも、MEN'S NON-NO(メンズノンノ)の最新号である12月号の表紙は、なんとリアム・ギャラガー(弟のほう)。

ぼくは、夏のSUMMER SONIC 05は見逃してしまったので、今回の来日公演、初めて観にいこうと思いますが、この曲はみんなで合唱したいですね。

その前に兄弟ゲンカして途中で帰らないでね。。。(笑)


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DAVID BOWIE: LET'S DANCE

2005年11月13日 | 1983年
2005年11月13日放送分

デビッド・ボウイ(DAVID BOWIE)の「レッツ・ダンス(LET'S DANCE)」は、1983年にリリースされた3年ぶりのアルバム「レッツ・ダンス」からのシングルカットで、1983年5月に全米1位を獲得しました。

このアルバムのプロデューサーは、「おしゃれフリーク(Chic de Freak)」の全米No.1ヒットで有名となったシック(Chic)のメンバーでギタリスト、ナイル・ロジャースです。その後、ナイル・ロジャースは、デュラン・デュラン、マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」、ミック・ジャガーのソロアルバム「シーズ・ザ・ボス」などのプロデュースを手がけ、一躍、1980年代を代表するプロデューサーの一人となりました。

イントロは「アー、アー、アー」という、ビートルズがカバーした「ツイスト・アンド・シャウト」張りのコーラスで始まり、ギターに今は亡きスティービー・レイ・ボーンが参加しています。

ボウイは1970年代のグラム・ロックのイメージをかなぐり捨てて、この曲を演歌ばりばり(?)に歌い上げるのですが、米国ではシングルヒットにあまりに恵まれなかったボウイにとって、1975年の「フェイム(Fame)」(ジョン・レノンとの共作)以来の全米1位に輝き、1976年の"ゴールデン・イヤーズ(Golden Years)"(全米10位)以来のヒットとなりました。

また、この曲のビデオクリップには、オーストラリアの先住民、アボリジニの人々が登場し、文明社会を皮肉る内容になっています。
「赤い靴」を文明社会の象徴として設定し、アボリジニの若いカップルが、「赤い靴」を手に入れるためにアメリカンエクスプレスカードを出して買い物をするシーンや、後半では、みんなでその靴を踏みつけるというシーンが出てきます。

ちなみに、この曲は私のカラオケでよく歌うリストに入っています(笑)。

Let`s Dance
David Bowie
Virgin Records

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1.モダン・ラヴ (2nd Single:1985年 全米最高位14位)
2.チャイナ・ガール (3rd Single: 1985年 全米最高位10位)
3.レッツ・ダンス (1st Single: 1985年 全米最高位1位)
4.ウィズアウト・ユー
5.リコシェ
6.クリミナル・ワールド
7.キャット・ピープル
8.シェイク・イット


この「レッツ・ダンス」を含む、ボウイの全47曲入りのビデオクリップ集のDVD、"BEST OF BOWIE"が、期間限定の廉価版(5,800円→3,780円)として9月14日にリースされています。

ベスト・オヴ・ボウイ

東芝EMI

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ディスク: 1
1.Oh! You Pretty Thing [Old Grey Whistle Test] [Take 2]
2.Queen Bitch [Old Grey Whistle Test]
3.Five Years [Old Grey Whistle Test]
4.Starman [Top of the Pops]
5.John, I'm Only Dancing
6.Jean Genie
7.Space Oddity
8.Drive-In Saturday [Russell Harty Plus Pop]
9.Ziggy Stardust {From Ziggy Stardust}
10.Life on Mars? [Mick Rock]
11.Rebel Rebel [Toppop]
12.Young Americans [Dick Cavett Show]
13.Be My Wife
14.Heroes
15.Boys Keep Swinging
16.DJ
17.Look Back in Anger
18.Ashes to Ashes
19.Fashion
20.Wild Is the Wind
21.Let's Dance
22.China Girl
23.Modern Love
24.Cat People [Live from Serious Moonlight Tour]
25.Blue Jean
26.Loving the Alien
27.Dancing in the Street

ディスク: 2
1.Absolute Beginners
2.Underground
3.As the World Falls Down
4.Day-In Day-Out
5.Time Will Crawl
6.Never Let Me Down
7.Fame '90
8.Jump They Say
9.Black Tie White Noise
10.Miracle Goodnight
11.Buddha of Suburbia
12.Heart's Filthy Lesson
13.Strangers When We Meet
14.Hallo Spaceboy
15.Little Wonder
16.Dead Man Walking
17.Seven Years in Tibet
18.I'm Afraid of Americans
19.Thursday's Child
20.Survive

また、「レッツ・ダンス」リリース後に、「シリアス・ムーンライト」というタイトルでツアーが行われています。
この「シリアス・ムーンライト」というのは、「レッツ・ダンス」の歌詞にある、
"Let's dance...under the moonlight, serious moonlight"
から来ています。

日本ではこのツアーのカナダでのバンクーバー公演(全19曲、87分)を収めたDVDの期間限定廉価版(3,990円→2,800円)が、10月28日にリリースされています。

シリアス・ムーンライト

ハピネット・ピクチャーズ

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1. Look Back In Anger
2. Heroes
3. What in the World
4. Golden Years
5. Fashion-Let's Dance
6. Breaking Glass
7. Life On Mars
8. Sorrow
9. Cat People
10. China Girl
11. Scary Monsters
12. Rebel Rebel
13. White Light, White Heat
14. Station To Station
15. Cracked Actor
16. Ashes To Ashes
17. Space Oddity
18. Young americans
19. Fame


BEATLES: SGT. PEPPER'S LONELY HEART'S CLUB BAND

2005年11月06日 | 1960年代
2005年7月2日に、世界9都市で開催された"LIVE8"ですが、早速、4枚組DVDとなってリリースされます。
初回限定版は、9,990円ですが、通常版は、12,600円になるようです。
といっても、いまなら、アマゾンで22%割引で7,791円ですね。

LIVE 8 (初回出荷限定価格)

東芝EMI

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番組では、Paul McCartney & U2が演奏した、"Sgt. Pepper's Lonely Heart's Club Band"の映像が放映されました。

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
ザ・ビートルズ
東芝EMI

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要するに、この曲を演奏することで、あの歴史的なチャリティ・ライヴ・イベント、"LIVE AID"から20年経過したことに引っ掛けて、

"It was twenty-years ago today"

という歌詞が生きてくるわけですね。


と思ったら、発売を祝って?日本でも11月8日に前夜祭として、このDVDの試写会をやるそうです。見に行きたかったな。。。

『LIVE8』DVD発売前夜祭開催決定!(BARKS)

ちなみに、20年前に開催された"LIVE AID"も、昨年2004年11月にDVDでリリースされています。まだ初回限定版は売り切れていないようです(笑)。

ライヴ・エイド★初回生産限定スペシャル・プライス★

ワーナーミュージック・ジャパン

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The Police: "Message In a Bottle" - 1979

2005年10月30日 | 1979年
ポリスの"Message In a Bottle(孤独のメッセージ)"は、1979年9月にリリースされ、英国では初の1位を獲得したものの、全米では最高位74位と、実はあまりたいしたヒットにはなっていません。
ポリスは、前年の1978年にメジャー・デビュー・シングルの「ロクサーヌ(Roxanne)」はリリースしましたが、まったく売れず、英国では、第2作目の「キャント・スタンド・ルージング・ユー(Can't Stand Losing You)」がようやく小ヒットして、全英チャート最高42位まで上昇しました。その後、1978年11月にファースト・アルバム「アウトランドス・ダムール」を英国・米国でリリースし、これが米国でもじわじわ売れると、翌年、1979年5月に「ロクサーヌ」が再発リリースされ、全米チャートで最高32位(全英チャート最高12位)まで上昇して、これがポリスにとって初のヒットシングルとなり、続く「孤独のメッセージ」は米国では2作目のTOP100ヒットシングルになりました。

「孤独のメッセージ」の特徴は、オープニングから始まるギターのリフの繰り返しと、ストーリー性のある歌詞。
主人公は「耐えられないほどの孤独」を味わっており、「ビンに詰めたオレのメッセージを誰か受け取ってくれ」と願いますが、「今朝、たくさんのビンが波打ち際に寄せられていたのを見つけた。この世にはオレ以外にも孤独な人はいっぱいいるんだな」というオチです。

番組で流れた映像は、1983年11月2日、3日に米国ジョージア州アトランタで行なわれたコンサートの模様を収録したDVD「シンクロニシティ・コンサート(2005年9月28日発売)」からのものでした。
この作品の映像の演出は、「アイム・ノット・イン・ラヴ(I'm Not in Love, のヒット曲(1975年7月に全米チャートで3週連続2位)」で有名な10ccの元メンバー、ケヴィン・ゴドレイ(ギター、キーボード)&ロル・クリーム(ドラム)が手がけています。

ポリスは、この年、1983年5月にリリースした「見つめていたい(Every Breath You Take)」が大ヒットし、全英で1位、全米でも8週連続1位という快挙を成し遂げたばかりでした(1983年の全米チャート年間1位も記録)。この曲が収録されたアルバム「シンクロニシティⅡ」も、全米・全英ともにアルバムチャートで1位を獲得しています。

しかし、ポリスは、ロックバンドとして得た人気と名声とは裏腹に、スティング(Sting)、アンディ・サマーズ(Andy Summers)、スチュワート・コープランド(Stewart Copeland)の3人の関係は極めて悪化し、1986年のアムネスティ・ライブにゲスト参加したのを最後に、公で演奏することはありませんでした。同じ年、新しいアルバムの制作に取り掛かっていたようですが、結局、完成を見ず、シングル「高校教師'86(Don't Stand So Close to Me)」のリメイク版をリリースして、その後、事実上、解散しています。
その後、スティングがソロに活動を移すのはご存知の通りです。

ぼくがポリスをリアルタイムで聴いたのは、「高校教師'86」が初めてでしたが、オリジナルのレゲエ・ヴァージョンを聴いたことがなかったので、最初にポップなバージョンを聴いて「こんなものかな」と思っていましたが、往年のファンからは、「とんでもないリメイク」として酷評されていたのを思い出します。
中には「本当に3人が演奏しているのか?」とういう人までいました。

シンクロニシティ・コンサート

ユニバーサルインターナショナル

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さらに11月23日には、2004年8月にリリースされた「見つめていたい~ベスト+ライヴ・イン・アトランタの再発らしき廉価版(2,980)がリリース予定のようです。前回は¥5,250という価格だったのですが、それと同じものが¥2,980で買えるとなると相当、お買い得なのですが。CDジャーナルによると収録は、CD2枚29曲、DVD1枚14曲とあります。

見つめていたい~ベスト+ライヴ・イン・アトランタ<スーパー・ショック・プライス>
ザ・ポリス
ユニバーサルインターナショナル

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そもそも、「孤独のメッセージ」は、ファースト・アルバム「アウトランドス・ダムール」に収められていますが、日本では2005年9月21日に1,470円の廉価版、限定版として再リリースされています。

アウトランドス・ダムール
ポリス
ユニバーサルインターナショナル

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同時にセカンド・アルバムからラスト・アルバムまで、同じ1,470円という価格で再発されていますので、ポリスの過去のアルバムを聴いたことがない方は、これを機会に聴いてみては如何でしょうか?


白いレガッタ
ポリス
ユニバーサルインターナショナル

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ゼニヤッタ・モンダッタ
ポリス
ユニバーサルインターナショナル

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ゴースト・イン・ザ・マシーン
ポリス
ユニバーサルインターナショナル

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シンクロニシティー
ポリス
ユニバーサルインターナショナル

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Elton John "Candle in the Wind (1986 Live)"-1987

2005年10月30日 | 1987年
グレイテスト・ヒッツ・ライヴ

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ドリーム・チケット

ユニバーサルインターナショナル

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ライヴ・イン・オーストラリア
エルトン・ジョン, メルボルン交響楽団
ユニバーサルインターナショナル

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エルトン・ジョンの「キャンドル・イン・ザ・ウィンド~風の中の火のように」ですが、この曲は、通算3回、シングルとしてチャートにランクインしています。
まず、1回目は、1973年にシングルとしてリリースされたときで、2回目は、1986年録音のライブアルバム、"Live in Australia"から1987年にシングルカットされて、米国・英国でチャートインしました。

もともとは、大女優マリリン・モンローことノーマ・ジーン(1926-1962)の短い生涯を偲んで作られた曲でしたが、1997年、英国王妃のダイアナが事故死を遂げた後、エルトンは、ダイアナの死を悼む内容の歌詞に変えて、この曲を再びリリースすると、あっという間に大ヒットとなり、全世界で3,300万枚も売れるという、世界で史上最高のセールスを記録したシングルとしてギネスブックにも掲載されています。
たとえば、オリジナルの歌い出しは、"Good-bye, Norma Jean"ですが、ダイアナ妃の死を悼むバージョンは、"Good-bye, England's Rose"に変更されています。
しかしながら、両方のバージョンとも、サビの最初、"It seems to me you lived your life like a candle in the wind"や、最後の"The candle burned out long before the legend ever will"の部分などは、共通となっています。

マリリンについて歌ったオリジナルのほうは、
「ぼくはあなたを知りたかったけど、そのときはまだぼくは子供だった」
「ハリウッドは、スーパースターを生み出したが、彼女が支払った代償は痛みだった」
「あなたが死んだときさえも、新聞は『マリリンは全裸で発見された』」と書き立てた」
「これはあなたをセクシーだと思ったり、みんなが知っているマリリン・モンローだと考える以上に大事に思っている若者からのメッセージです」
などと、同じスーパースターとして苦悩を代弁しつつ、マリリンに対する自分の個人的な心情を吐露するかのような内容になっています。

なお、このビデオクリップは、エルトンが音楽家のバッハのようなかつらをかぶり、ピアノの弾き語りをしているシーンとなっています。

☆全米ビルボードチャート
週間チャート 最高位6位(1988年1月23日)
1988年 年間チャート 73位


STYX: "Mr. Roboto" - 1983

2005年10月23日 | 1983年
シカゴ出身のバンド、STYXの"ミスター・ロボット”は、1983年に全米チャートで2週連続の3位に輝いています。

Kilroy Was Here
Styx
A&M

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"DOMO ARIGATTO, MR. ROBOTO"という、日本語の印象的なサビ。
ボーカルのデニス・デ・ヤング(Dennis De Young)が美しいバラードを得意としているイメージから、「ミスター・ロボット」は、エレクトロ・ポップな感じであり、スティクスの曲の中ではどちらかというとイロモノ的な扱いを受け勝ちですが、実はとてもシリアスで硬派なテーマを扱っています。
詳しくはこちらのホームページで。

それでも、この曲が収録されているアルバムのジャケットに出てくる仮面や、ビデオクリップを見ていると何故か、笑えてしまいます。

そういえば、デニス・デ・ヤングって、千葉ロッテ・マリーンズのボビー・バレンタイン監督を若くした感じとちょっと似てませんか?


Styx - Greatest Hits
Styx
A&M

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20th Century Masters: Dvd Collection



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ちなみに、日本のグループ、ポリシックス(POLYSICS)も、「ドモアリガトミスターロボット」という曲名でリメイクしています。
フジテレビ系列で放映されている番組「発掘!あるある大事典Ⅱ」のオープニングでも使われていました。

LO-BITS
POLYSICS, DENNIS DE YOUNG, ハヤシヒロユキ, スガイ, Anka, Francois, Revaux, Thibault
KRE

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After New Wave~cover hits!~(CCCD)
オムニバス, smorgas, DOOPEES, ピチカート・ファイヴ, POLYSICS, 中谷美紀, MONDO GROSSO
フォーライフミュージックエンタテインメント

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Falco: "Rock Me Amadeus" - 1986

2005年10月16日 | 1986年
Falco - Greatest Hits
Falco
Buddha

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The Remix Hit Collection
Falco
Warner Bros.

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80’S 12インチ・スペシャル
オムニバス, ファルコ, ABC, ティアーズ・フォー・フィアーズ, シンディ・ローパー, デバージ, クール&ザ・ギャング
ユニバーサルインターナショナル

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オーストリア出身のアーティスト、ファルコ(Falco)の「ロック・ミー・アマデウス(Rock Me Amadeus)」は、1986年にリリースされ、3月29日から3週連続で全米チャート第1位を獲得しています。

この歌はドイツ語で歌われているばかりか、当時まだ珍しいラップ調の曲でした。故郷の偉大な天才音楽家であるウルフガング・アマデウス・モーツアルトを讃える内容の歌詞で、サビは、男性コーラスがひたすら、「アマデウス、アマデウス、・・・」と連呼する、ほとんどベタなインパクト勝負の曲ですが、バイオリンの音色も効果的に使われており、一度聴いたら忘れないところが思うツボです。

さまざまなリミックス・バージョンも存在しました。 この曲のビデオクリップでは、モーツアルトに扮するファルコとタキシードを着たファルコが一人二役で登場し、タキシードを着てレトロなマイクを握ったファルコが、中世の宮廷のような場所で美しくゴージャスな衣装をまとった女性たちを前にシャウトし、一方、モーツアルトに扮するファルコは、現代のライブハウスの中で、ハーレーダビッドソンに乗っていそうな革ジャン、刺青の男たちを前にシャウトするというもので、最後は、モーツアルトに扮するファルコがハーレーに乗って宮廷に乗り込んで、みんなで入り乱れて歌って踊る。。。という、これまたベタな映像でした。

ファルコは、もともと、アフター・ザ・ファイア(After the Fire)の1983年の全米トップ5ヒット「秘密警察(Der Kommissar/ディア・コミッサー)」のオリジナルで知られますが、自身の大ヒットはこの曲が最初でした。この「ロック・ミー・アマデウス」が収録されたアルバム「ファルコ3」からシングルカットされた"Vienna Calling(ウィーン・コーリング)"も、全米20位以内に入るヒットを飛ばします。
ファルコはその後も音楽活動を続けますが、どうしても、この曲での一発屋(One-hit Wonder)のイメージの強いまま、残念ながら1998年2月6日、ドミニカ王国にて交通事故で亡くなっています。

☆全米ビルボードチャート
週間チャート 最高位1位 1986年3月29日(3週連続)
1986年年間チャート 8位