最近の政府の対応を見ていると、彼らは、政策や戦略を論じたり考えたりするのではなく、単に算数的な対応策に終始しているような気がしてならない。若い世代の学力不足が露見すると授業時間を増やすことで対応しようとし、医者不足に対しては、医学部の学生の枠を拡大することで対応しようとし、世界的に食料不足が話題になると減反政策を見直すことで対応しようとしたり、その発想は枚挙に暇がない。消費税増や後期高齢者対策も、基本的には、財政が足りないから増やす、といったやはり算数的な発想でしかないのではないだろうか?問題の本質を突き止め、その真の原因を探り、それに対する解決策を中長期に亘って模索するといった、極めて論理的な問題・課題解決のための論理思考が欠落しているのでは無いかと思うばかりである。しかも、問題が発覚してから大慌てで対応策を考えても、効果がでるまでには時間がかかるのである。授業時間を増やすことで、子供達の学力が向上してくるまでに一体何年かかると予想しているのであろうか?医学部の学生が増えても、彼らが一人前の医者になるまでには少なくとも10年間はかかる。これらの、時間軸に対する考えはあるのだろうか・・・・・
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