Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネスの実践で増えた「人のために願う」こと

2017-01-08 22:10:03 | マインドフルな日々
うつや不安障害やその他の精神症状で悩んでいる方に「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で支援して1年になりました。
私は幸い1年目から予想以上に多くのクライアントさんを担当させていただいているのだと思います。

そして、皆さまが苦労しながらも本当に熱心に課題に取り組まれる姿から、私もマインドフルネス瞑想療法士として
学び、成長しているという自覚があります。

自己洞察瞑想療法は、積極的に助言するというスタイルを持った心理療法ですが、
だいたいクライアントに助言する言葉が、少なからず自分に跳ね返ってきて苦笑します。

それゆえ、クライアントとともに成長していくという構造ができあがっていきます。

何らかの症状にお悩みになっている方は、笑顔になることは少ないかもしれません。
でもセッションが進むたびに、症状が減って、薬が減った、朝までぐっすり寝れたという日を重ねていくと笑顔を見る機会が増え、
私も嬉しくなります。

この時期は、新年のお年賀のお菓子をお手渡ししています。

金沢から南に行ったところにある小松市の「御朱印」という会社は、チョコレートコーティングされたお饅頭で知られています。
そこで「Littleりとる」という小さな御朱印を3個詰め合わせで数箱購入してまいりました。




で、自分用に、ホワイト・加賀棒茶・キャラメルというニューウェーブな感じでセレクト。

小さい頃は、このハイカロリーなスイーツも喜びまくって食べていたのですが、
最近は小さいのでも、あー、すごい甘いもの食べてる実感がある。。。

でも、まあ、ほっこりしますなぁ。。。

たとえ、数ヶ月前までは「こんなことをしてもらって申し訳ない」「気を使ってもらってすみません」「お返ししなきゃ」みたく
なってしまっていたクライアントであったとしても、

「かわいい」とか「きれい」とか「おいしい」っていう気持ちになったり、
たとえ少しの時間であっても、ゆっくりする、家族と一緒に食べる、そんな時間が増えていかれることを願っています。

最近、人のために「願う」という機会が増えたなと気づきます。
というか、クライアントさんが熱心なので、私は教えることだけ教えたら「願うだけでいい」というのが実情なのかと。

人はみな自分でよくなる力を持っている。本当にその通り。
それを私は弱くて小さな力で助けるだけでいいんだと、確信する日々です。

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