まだ家人が寝静まっている朝７時、
こそこそと準備して玄関から駆け出す。
雲一つない空、ピンと糸を張ったような冷たい空気、
気を引き締めて足を進める。
初日の出を拝もうと葉山大橋に向かうと、
キャプテンとむっさんが既に到着していた。
ゴキゲンな朝にゴキゲンなキャプテンとゴキゲンなツーショットで年明けだ。
寒さに震えながら待つこと約10分、
茜色の東の空に、まるで灼熱の鉄が溢れこぼれるように
お日様が顔を出した。
2礼2拍手1礼。
2017年の最高の幕開けだ。
それからは、いつも走る自宅周辺のコース沿いの神社を初詣でラン。
まずは羽田山際神社（地元では菅原神社と呼ぶ）
熊本地震で被災した鳥居も復活。
隣接するプレイパークでは今年も多くの子ども達が元気に遊ぶはずだ。
国道387号を横切り、堀川沿いの足手荒神様。
お賽銭を入れ、膝をついて、しっかりと祈願。
今年1年、故障なく走ることができますように。
キャプテンのホームグラウンド妙泉寺公園に隣接する須屋八幡宮は多くの参拝客で賑わっていた。
お参りをしたら、妙泉寺公園周回コースを1周軽く流す。
再び国道387号に戻り、北上すれば黒石日吉神社。
ちょうど参拝客が途切れ神様を独り占め。
ガラガラを激しく鳴らし、強めに柏手を打つ。
願い事は、世界平和、家族の幸せと健康、弁天Jrの受験合格。
少し長くお参りしていたら神主さんが来られ、お屠蘇をいただく。
良いことありそうな予感。
「今年は良い1年になりますように。」
いただいた年賀状の中に、
熊本地震を振り返り、
平凡で小さな幸せのある日常を希望するコメントがいくつか見られた。
水が美味しくて、たくさんの農林水産物に恵まれた熊本で、
普通に生活できる日常の素晴らしさを、
私も含め、改めて実感されたようだ。
きっと今年は素晴らしい1年になる。
茜色の初日の出を見ながら強く確信した。
1/1(日) jog 58min 9km
