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人生檄情1047(顔)

2009-08-16 06:10:38 | Weblog
 60代以上男性100人に聞きました。
「あなたは、一日一回は自分の顔とじっくり対面してますか?」
 という問いに、「いいえ」と答えた人が、なんと96人もいたのです。
と、言うことは朝洗顔の時も、髭を剃る時も鏡を前にはしてますが、
鏡の中の自分の顔はよく見てないということになるのです。すなわち、
男にとって、自分の顔は身だしなみの一部ではあっても、さほどに
重要なものではないということなのです。男にとっては、です。

 戦前戦後にかけて、美男子と言われた長谷川一夫は身体のわりに大きな
顔にコンプレックスを持っていたそうです。片岡千恵蔵も市川右太衛門も
大きい顔でした。顔の大きな人は存在感があって大スターの条件を備えてる
と思うのですが、ご本人はそれを気にしてたようです。また、松本清張さん
も上原謙さんも立派な顔ですが、自分の顔に飽きたと言っておりました。
他人は立派な顔だと思っていても、ご本人はそうでもなかったということを
聞いて、面白いものだと思ったのです。

 寅さん役の渥美清さんはよく「人の欠点を全部集めると僕の顔になる」
と言っておりましたから、顔にはコンプレックスはあったと思うのですが、
どう見てもそんなつまらない顔には思えません。寅さん映画が今も親しみ
を持たれ、愛されていることでもそれはわかります。その顔が、四角で
あろうと、三角であろうと、人はその顔の向こう側をいつも見ているもの
だと思うのです。顔のしみ、しわ、あざなど、そして顔の部品のバランス
などは、それほど重要なことではないと思うのです。昭和の大スター
の石原裕次郎が美男子だったかどうかは賛否の分かれるところですが、
彼には内面から醸し出す雰囲気が魅力のすべてだったように思うのです。
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キーワード
市川右太衛門 片岡千恵蔵 長谷川一夫
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