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新唄大賞(みいうたたいしょう)

2018-02-23 16:11:52 | 日記
勤め先が主催する民謡の底辺拡大を図る事業、新唄大賞。数えて29回目の公開審査会が25日・日曜日に沖縄市のミュージックタウン音市場で開かれる。1次審査を通過した15組が審査に臨み、大賞を始め歌唱賞・作詞賞・作曲賞・奨励賞・大衆賞、そして審査員特別賞が選定される。審査員には県内の主たる民謡協会9団体から会長らが加わり、昨年中に発表された新曲(新唄)を審査するのだ。唄の島沖縄、郷土を代表する民謡は後世に伝えるべく親しまれ伝承する役割も大事なこと。例えば、沖縄方言が使える・話せる・聴くことが出来ると答えられる方は果たして県民の何割だろうか?というのも、民謡は方言が基礎になるからで、方言の意味を理解しつつ唄に表現の術を伝えなければいけない。さて、1990年の第1回大賞作品はナークニーの名手、上原正吉さんが唄った「アカバンタ」(作詞:宮城鷹夫、作曲:松田弘一)で、作詞した宮城鷹夫さんが南城市佐敷手登根区の出身ということもあり、昨年9月に区民の協力で歌碑が建立された。かつて各地で(毛遊び・もうあしび)と親しまれ若い男女の出会いの場でもあったアカバンタを過疎化が進む地域に活性化を呼び込む手立てとして、また憩いの場を提供しようと企図されたものだ。主催社としては、報に接して感慨深いし、報われた気もして嬉しい限りだ。第1回以来、毎回のように運営に関わってきたが、とっくに時効になるので打ち明けるが、審査員に島唄の大御所、嘉手刈林昌さんが会場に見えた時のこと・・ン?先生、さきかじゃ~(お酒の匂いプンプン)しますよ、あいえ~な~!けーいみそーれ(帰って下さい)と即退場になったのだ。さすがは大御所、風流の自由人、素顔のままであった。思い出話のひとつ。さて、今度の日曜日、結果は如何に?
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