まあどうにかなるさ

日記やコラム、創作、写真などをほぼ週刊でアップしています。

自分自身の今年一字の漢字

2016-12-28 19:50:20 | 日記

12月12日の漢字の日に日本漢字能力検定協会から今年一字の漢字が発表された。
今年の世相を表す一字は3度目の『金』 
オリンピックで金メダルのラッシュがあり、相変わらず政治と金の問題が世間をさわがせた。

2015年は『安』でした。

2014年は『税』

2013年は『輪』

2012年が『金』

2011年『絆』

2010年『暑』

2009年『新』

一昨年から自分自身を振り返った漢字一字を考えることにしている。
色んなことがあり漢字一字では表すことは難しいが、そこをあえてシンプルに漢字一字にして振り返ってみる。一年のトピックスの中でも特に印象に残った出来事は何だっただろう。

一昨年の自分自身の漢字一字は『命』

去年は『友』

今年も友とは楽しい時間を過ごしたし、ありがたい存在であると心底思った。
今年のトピックスの一番は息子の二十歳の誕生日。父親になって20年でもある。
息子が成人を迎えた年であり、仕事や趣味でもそれなりに成果があった年でもあった。

今年の漢字一字は『成』にしました。


真夏の通り雨

2016-12-24 23:19:17 | 音楽

宇多田ヒカルの8年半ぶりのアルバム『Fantôme(ファントーム)』が9月28日にリリースされた。収録曲の『真夏の通り雨』が頭から離れない。何度も繰り返し聴いている。
夢の中でしか会うことのできない恋人を今も忘れずに思い続けている気持ちを歌った歌だ。
大好きで大好きで仕方がなかった彼との時間が突然終わってしまう。

歌詞の中に

自由になる自由がある
立ち尽くす 見送りびとの影

とある。
彼は自ら命を絶ち、突然彼女の前から消えてしまった。
彼女は今一人じゃないし、それなりに幸せだけど悲しみが途絶えることはない。
楽しかった思い出は深い悲しみと共に蘇る。
歌詞では乱暴に掴んで離さないと表現している。
サヨナラの仕方もわからず、忘れることができない。
外は土砂降りの雨
だけど心の渇きは癒えることはない。

以上が出典主義的な僕なりの解釈であるが『ニュースゼロ』のインタビューではあなたのことは母であると本人は明かしている。
おそらく母を恋人に設定を置き換えたのだと思う。 


大ラジカセ展

2016-12-17 21:40:56 | 家電・道具

池袋パルコで『大ラジカセ展』が開催中だ。
日本随一のラジカセ収集家松崎順一氏のセレクトによるおよそ100台のヴィンテージラジカセが展示されている。ラジカセは日本で誕生した合体家電である。
原宿・ホコ天の路上パーフォーマンス、ニューヨークではヒップホップ文化の象徴となった。その他当時の雑誌や様々なカセット、ミュージックテープなども展示されていて、飽きがこないイベントである。 

どれもカッコいい

アナログのメーターがカッコ良かった。

メカニカルな操作系のデザインがたまらない。

東芝製の未来的デザインのラジカセ

1968年に誕生した世界初のラジカセ。今は無きアイワ製。

 


丸の内の秋

2016-12-11 00:27:29 | 写真

丸の内には看板がない。
皇居から見えないように、東京駅の東側には看板やネオンは設置されていない。
そのせいか、街がスッキリしていてとても 美しい。
少し前は殺風景な街だと感じたが、今ではとってもおしゃれな街に変貌した。
案外緑も多く、秋には葉が紅葉する。
オフィス街での仕事の時間を少し忘れさせてくれる。

 


大人の箱根駅伝

2016-12-03 21:16:12 | コラム

先日ラジオで箱根駅伝のことが取り上げられていた。
箱根大学駅伝がスタートしたのは1920年、大正9年、途中第2次世界大戦で休止したことはあるが、今回で第93回を迎える。僕の出身校が出場していることもあり、毎回楽しみにしている。すっかり正月の風物詩として定着した感がある。
東京大手町~箱根の往路5区間、復路5区間、合計10区間をおよそ5時間半かけてタスキを繋ぐ217キロのレースである。見どころは多く、エース級の選手をそろえる花の2区、標高差864メートルを駆け上がる5区、気温によっては道路が凍り滑りやすい山下りの6区、そして総合優勝が決まる最終10区。
これまで出場回数が最も多いのは中央大学の90回、優勝回数も中央が最多で14回、早稲田大学が優勝13回、日本大学が12回と続く。前回は青山学院大学が一度もトップを譲ることなく完全優勝を成し遂げた。

1987年から日本テレビで放映されるようになった箱根駅伝。
伝統校はユニホームにアルファベットのマークが入っていることが多いのに対し、テレビで中継を始めてから参戦してきた大学や力を入れ始めた大学はユニホームが漢字であることが多い。言うまでもなくこれは大学の宣伝である。大学の出願開始の日がすぐあとに控えており、テレビの放映とこの日程がうまくマッチした。
例えば、東洋大学が初優勝した2009年は志願者数が1万人も増えたそうである。特に関東以外からの受験生が増えたという。東洋大学の受験料は35000円、単純に計算しても3億円以上の収入アップに結び付いている。
テレビではトップを走る選手を放映することが多い、何時間も大学の名前がテレビで映し出されることになる。視聴率も高いので宣伝効果は抜群である。
2区にスター選手を持ってくるのは、一度順位が定着するとそれをひっくり返すのが難しいからという理由もあるが、もしかしたら、総合優勝は狙えない大学が一番テレビでの露出が多い先頭に一度でも立ちたいと考えるからかもしれない。

選手には2種類あり、往路キャラと復路キャラに分かれる。復路キャラは地味なタイプが多い。なぜかと言うと、復路はバラバラになることが多く一人で走ることになるから。一人で淡々と走ることは地道に練習を重ねてきた選手が向いている。対して往路は集団走になることが多く、目立ちたがり屋の選手の方が向いている。集団走が得意な選手と短独走が得意な選手は明確に別れるそうである。
山下りの選手は小柄で恐怖心の少ない選手が向いている。センターラインは凍っていることがあり、転ぶこともある。

今回も青山学院大学が優勢である。しかし、その次に来る大学は東海大学だという。
去年の高校駅伝のエース10番中7番までが東海大学に入ったそうである。
なぜ東海大学にごっそり入ったのかは興味深いところではある。