キングカズ、横浜デビュー！

三浦和良選手がＪ２の横浜ＦＣに新加入した。




僕が小学校４年のときに、Ｊリーグ開幕。

当時のヴェルディ川崎はホントに強かった。

カズ、武田、ラモス、北沢、柱谷、都並

全員が日本代表。


その中でもカズの存在は際立っていた

あの時代、日本代表に“決定力不足”なんて言葉はなかった

カズに出したら決めてくれる。

そんな雰囲気が、ヴェルディにも、代表にもあった。

ゴールを決めた後の、お決まりの

“カズダンス”

小学校の体育の時間、みんなやってた。





カズは高校を中退し、単身ブラジルに渡り、後にサントスＦＣとプロ契約を結んだ。しかし当時の川渕チェアマンに、

Ｊリーグを盛り上げるためにも日本に帰ってきて欲しいという要望に応えて、日本に帰国した。Ｊリーグ開幕後は、

ヴェルディ川崎に在籍し、ＭＶＰ、得点王にも輝いた。まさしく日本のサッカーを引っ張り、支えてきたといっていい。

その後もセリエＡやクロアチアリーグに挑戦してきた。ワールドカップの舞台には、残念ながら立つことは出来なかった。





日本のサッカーを支えてきたカズ。

そのカズがＪ２である横浜ＦＣへの移籍を決めた。

所属していたヴィッセル神戸では、監督の構想外となり、ベンチにも入れない日々が続いていた。

しかしＪ２は試合日程が過密なため、ベテラン選手には厳しいといわれている。

３８歳であるカズには、引退という選択肢もあったはずだ。



それでもカズは迷うことなく、横浜ＦＣ移籍を決めた。

現役にこだわり、より多くの出場機会を得るため

その先には常に、日本代表を見据えている。




チーム合流３日目で、カズは横浜ＦＣの選手としてピッチに立った。

２トップを組むのは、元日本代表城彰二選手。

フランスワールドカップのアジア最終予選を髣髴させる２トップだ。

得点に絡むことはなかったが、存在感は際立っていた。



ぜひとも、Ｊ２で横浜旋風を巻き起こして欲しい！！

ジュビロのゴン同様、まだまだベテランがやれるというところを見せてほしい。

そして来年、再びＪ１の舞台に戻ってくれると信じている。



３８歳になっても挑戦をやめない。

頑張れ、キングカズ！！