井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

アクティブ・ラーニング

2018-01-18 20:43:00 | 受験・学校
数年前から文科省が言い出して、全ての授業にその視点を求められている。

先生の話なり指示を聞いて行動する受け身の授業ではなく、授業を受ける側が主体性をもって自主的に行動するもの、というような説明だった。

音楽なんて自主性がなければ何もできないから、全てがアクティブ・ラーニング、と思っていたのだが、どうもそれだけでは済まないものがあることが報道されていた。

「授業をしない先生」が紹介されていた。班分けして、班内では生徒が生徒に教えているのを先生は監督しているという構図だ。
言ってみれば メダカの学校「誰が生徒か先生か」

いわゆる知識は、昨今 スマホで検索すれば済む。それよりも思考力を育成しなければならない。

自分で考えた結論ならば感動を伴うから、多少時間がかかっても忘れず、生きた定着する。

それだけ聞けば至極ごもっとも、実に正しい意見である。

しかし、ここで似たようなことが昔もあったのを思い出す。

「ゆとり教育」である。

あの時も、ゆとりがあるから考える子供が育つと言われたのだ。
それと どう違うのだろうか。

アクティブ・ラーニングは否定しない。が、メダカの学校はいただけない。思考力の伸ばし方は、もっといろいろあると思う。
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トマトは野菜か果物か

2018-01-13 20:07:05 | 受験・学校
昨今は、問題を読みたいなどとは全く思わなくなったセンター試験。にもかかわらず英語の問題をほんの少しだけ読んだら、こんなことが書いてあった。

トマトは野菜か果物か。一般的には野菜だが、生物学的には果物だ。果物の定義は種が果肉に入っているやつのことだから、キュウリもカボチャも果物だ。なぜそれが問題になるかというと、1890年頃のアメリカでは野菜が課税、果物が非課税だったからだ。
それをめぐって法廷で争われたが、結局「野菜」として扱う、ということで一件落着。

ふーむ。果物の定義なんて、考えたこともなかった。
センター試験、勉強になります。

さあ、このセンター試験もあと何回かで幕引きだ。

あと何回かな…。

これは知っておくべきなのかもしれないが…知らない。

しかし、ちゃんとご存知の先生もいらっしゃった。

今の中学3年生が、ストレートに進んだ場合、そこから変わるのだそうだ。
変わって良くなると良いのだが。
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虹と雪のバラード

2018-01-10 21:21:00 | 日記・エッセイ・コラム
前記事で、人生の応援歌が増えたと書いたが、それを聞いて励まされたかと言うと、否である。

テレビの字幕を読んで、ああ応援歌なんだ、と思った次第で、耳からは何も飛び込んでこない。

だいたい言葉の無駄遣い、言葉が多すぎて、かえって印象に残らないのだ。
もちろん昔だって、さだまさしさんのように饒舌の歌はあった。でも、ものすごいインパクトがあって、強烈な印象を残す。

ひるがえって最近の歌はというと、伝わる人に伝わればいいでしょのような、自己満足的な歌ばかりに感じる。
これじゃ素人でしょ、と言いたくなる。

どれもこれもつまらん歌ばかり、と思っているかたわら、ラジオから時々懐かしい歌が流れてくるのを偶然聞いた。

しかし、偶然にしてはすごいことに、同じ歌を3回聞いた。「虹と雪のバラード」である。

これだよ、これ!

1972年の札幌オリンピックのために作られた歌だが、日本で作られたオリンピックのための音楽で、最高傑作ではなかろうか。

ついでのことながら、札幌オリンピックはファンファーレも素晴らしく、また、あまり知られていないが山本直純作曲の行進曲も私は好き。

そして「虹と雪のバラード」。
トワ・エ・モワの歌声が良い。
作曲の村井邦彦氏の作りは職人芸。
前半はパッヘルベルのカノンを代表とするシャコンヌバス風、後半のサビはヴィヴァルディを代表とするロザリオ風反復進行、これだけで骨格を作っている。

この二つの、いわばテンプレート、通常どちらかをサビに持ってきて盛り上げるのだが、二つとも含む例を筆者は寡聞にして知らない。

プロの技である。

オリンピック関係の音楽も、1988年のソウル以降ろくなものがない。
だから、本来なら平昌関連の音楽を流すところなのに札幌オリンピックが流れてしまうのだと推察する。

オリンピック選手が体ボロボロにしながら頑張っているのだ。応援する音楽も、それにふさわしい最高のものを作ってほしいなあ。
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「あなた」が消えかけている

2018-01-04 18:09:00 | テレビ番組
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

年末年始は歌番組を見る機会が多かったが、紅白、レコ大に代表される「今」を代表するものと、「懐メロ」タイプのものを続けて拝聴できたことは、ある意味でさらに貴重な機会でもあった。

続けて聴くと、大きな変化があることがわかった。

数年前には哺乳類とは思えないグループが多くて、もうこの地球には生きていけないのかも、と思ったものだが、幸い今回、人間性を取り戻した感があり、その点に関しては安堵した。

ただ、そのような変化のことを言いたいのではない。

「よー、そこの若いの」が紅白に出たのが象徴していると思うが、「人生の応援歌」がやたら増えたと思う。

一方で「懐メロ」タイプを聞くと、時にこちらが恥ずかしくなるほど、パーソナルな歌が多い。

象徴的な言葉が「あなた」、これで始まる歌は枚挙にいとまがない。
「あなた一人に」
「あなたが噛んだ」
「あなたはもう忘れたかしら」
「あなたお願いよ」…

ずばり「あなた」という歌もあった。

日本だけではない。カーペンターズやアバだって、内容はかなりパーソナルである。
ポップスの世界はこんなものだと思っていたが、ここが大きく変わっている。(海外のことはわからないが)

日本の元気がなくなっているなどと簡単に言いたくはないが、なんとしてでも元気な日本でありたいものだ。
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上通アーケード

2017-12-31 18:22:53 | まち歩き
熊本で一番賑わっているのは下通(しもとおり)アーケード。それに比べて少し人通りの少ない上通(かみとおり)アーケード。

そこの中央部は板張りである。今のところ、日本で唯一の板張りで、これはなかなか歩きやすい。

ウッドデッキの材料としてよく使われるイペ材でペルーあたりの南米から輸入されたものだそうだ。
このイペ材、とても硬いそうで、この形に切り出すのも大変だったとか。

ほとんどの市民は、そんなこととはつゆ知らず歩いている。私も今日初めて知った。
昨年の地震にも立派に耐えている(はずだ)。
22世紀まで遺ってもらいたいものだ。


今年もご愛読いただいた皆様、どうもありがとうございました。
来年も皆様にとって良い年でありますように。
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