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時事問題を中心にブログを書く日々です。
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石井望先生の「尖閣」、下條正男先生の「竹島」、せっかくの学者の研究が政府に生かされていない・・・

2017年06月30日 | 政治


日本政府、尖閣・竹島めぐる中韓主張の矛盾突く資料発掘も生かし切れず 求められる反論の司令塔

6/28(水) 11:15配信  産経新聞

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)と竹島(島根県隠岐の島町)の領有権について資料を調べ、ホームページ(HP)に掲載する政府の委託調査事業が平成26年度から進められている。内閣官房から委託された民間事業者が調べた資料は3年間で、竹島関連は計約1700件、尖閣諸島関連は計約1000件に上り、中韓の主張の矛盾を突くものも多い。だが、せっかく調べた内容について「政府の見解を示すものではない」と報告書に記載するチグハグな面もあり、専門家からは「より戦略的に取り組まなければ中韓に太刀打ちできない」との声も上がる。

 「いつもは中国から批判や反論がすぐにくるのに、今回は現在のところない。ぐうの音も出ない内容だったことの証左だ」。28年度の尖閣諸島に関する研究チームに加わった長崎純心大の石井望准教授(漢文学)は胸を張った。

 28年度の報告書が公表されたのは今年5月12日。内閣官房の領土・主権対策企画調整室によると、26、27年度の報告書の発表後、程なくして中国側の反論が現地の新聞に掲載されるなどしたが、今回はまだ中国側の反応はないという。

 石井准教授が調べた琉球王族の系図「向姓具志川家家譜十二世諱鴻基(しょうせいぐしかわけかふじゅうにせいいみなこうき)」には、1819年に薩摩藩(現在の鹿児島県)に向かう途中で王族の一行が暴風雨に見舞われ、尖閣諸島に漂着したと記録されている。当時から日本側が尖閣諸島を認識していたと裏付ける資料だ。

 また、同じく28年度の報告書に掲載された中国の官製地誌「大清一統志」(1744年)では、当時の清王朝の版図は台湾の西側半分までとされており、尖閣諸島は版図として認識されていなかったことが読み取れる。

 石井准教授は今後も同事業での調査を委託されれば歴史的事実を積み上げ、日本の領有権の正当性を示していくことに協力する考えを示し、こう強調する。

 「尖閣諸島の領有権に関しては『歴史をひもとけば中国が有利で、日本は国際法で対抗しなければいけない』という風潮があるように感じるが、決してそんなことはない。歴史的に見ても日本の領土であることは明らかだ」(以上、石井望先生)


一方、竹島問題では下條 正男拓殖大学教授が頑張っておられる。(日本の歴史学者。拓殖大学国際学部教授、島根県庁「竹島問題研究会」座長。 竹島に関する研究で知られる)

 調査では竹島についても韓国側の主張の矛盾を突いた資料を公表している。韓国外務部が1955年に発行した「独島問題概論」では「(竹島の島根県編入以前に、竹島が)鬱陵島の行政区画に編入されたことが明示された公的記録がない」と自ら墓穴を掘るような記載が存在していた。

 それでも韓国側は、同書のなかで「独島(竹島の韓国名)は記録と実際知識ですでによく知られていて(中略)、わざわざ鬱陵島の行政組織に編入したと宣言する必要もなかった」と強弁している。

 また、27年度の調査では大韓帝国時代の地理の教科書「大韓地誌」(1906年、初版は1899年)で大韓帝国の版図について「東経130度35分まで」との記述があり、東経131度52分の竹島を含んでいないことを調べ、公表している。同室の担当者は「今後も証拠を積み重ね、日本の領有権の正当性を発信していきたい」としている。

 ただ、この調査に対し一部の有識者からは不満の声も上がっている。

 「産経ニュース」で【竹島を考える】を連載している拓殖大の下條正男教授(日本史)は「政府は調査を民間に委託しているが、本来は政府が司令塔となる部署を作って戦略的に取り組むべきだ。現状はそうした機能をもつ部署が日本政府にないことを中国や韓国に伝え、足下を見られている」と警鐘を鳴らす。

 事実、28年度は竹島、尖閣諸島の調査に計約3700万円を費やしたにもかかわらず、調査報告書には「政府の見解を示すものでない」との注釈がつけられている。同室は「委託した民間事業者が研究チームを集め、第三者として調査しているためだ」と説明するが、中韓に「日本政府は及び腰」との印象を与える可能性がある。

 調査内容についても下條教授は「中韓の主張を十分に分析し、反論することにもっと力を入れるべきだ。現状では論争がかみ合っていない」と話した。

 3年間の地道な調査で収集した成果を無駄にしないためにも、資料を体系的にまとめ、領土問題を戦略的に取り組む部署を新設が望まれている。(政治部 大島悠亮)


★ 石井望先生の誠心誠意のご研究は世界的な価値がある。石井先生は学者として全身全霊で日本のためにチャイナの学者をも論破し世界の学会にもご研究成果を出されている。
石井先生は命がけである。
私はこれまで3度石井先生の講演を聴き、著作も購入して読んでいる。
詳しい古地図、説明に「よくここまで」と私は素人ながら感嘆する。
本来はNHK教育テレビの「歴史」でも特別番組をつくるべきと思うが、残念この上ない。
先生の学者としての真摯な研究姿勢と謙虚で真面目なお人柄を存じ上げているし応援もしている。
せっかくの研究の宝をぜひ活用してほしいと政府にお願いする。
これは日本最高峰の「尖閣480年」の研究である。

先月はジュネーブでも研究を発表されている。
政治家とは違った「学者の闘い」であり、それに「国士」である。

・・・向かって左が石井望先生。(ジュネーブにて)


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・・・長崎の「大村寿司」・・・戦国時代に大村の土地を守った領主大村純伊(今上天皇の直系祖先)と、勝利を喜んだ領民たちが生んだといういわれのある郷土料理です。

レシピはこちらのリンクをクリック
http://tabinaga.jp/column/view.php?category=5&hid=20140226201828&offset=6

本日の曲は、古関裕而作曲「白鳥の歌」です。詩は若山牧水。

白鳥の歌(昭和22年)藍川由美(ソプラノ)


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2 コメント

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本物の学者 (桜咲く)
2017-07-01 14:09:10
石井准教授や下條教授をご紹介下さりありがとうございます。
地道な研究、綿密な調査に裏ずけされた真実を発信し続けて下さるお二人に敬意を表します。
こう言った真の学者が活躍出来る日本であって欲しいと痛感しました。
学者の闘い (桜咲くさまへ)
2017-07-01 14:46:52
桜咲くさま、ありがとうございます。
私はこのような学者が寸暇を惜しんで日本のために活躍されていることを国民として感謝しています。
大変な研究の量と質、日本を護ろうとする誠意、
真面目で誠実な国士です。
桜咲くさまのコメント心強いです。

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