ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

【クライン孝子氏】三宅博氏の思い出とドイツの女性パワー、私、三宅先生のお通夜に行きました。

2017年04月27日 | 政治
  
【言いたい放談】三宅博氏の思い出とドイツの女性パワー[桜H29/4/27]


冒頭のお話はクライン孝子さんが昨年11月に三宅博前衆議院議員と「皇統・皇室」の講演会でふたりで楽しくお話されたこと、そして三宅先生を「純な人」と仰る。
三宅先生もクライン女史とお話をしてすっかり意気投合、三宅先生は「クラインさんを三宅主催の講演会に呼べたらいいな」と仰っていた。
私は「ぜひそうなさってください」と言ってわくわくしていた。
クラインさんは戦場の最前線にも行かれた「行動するジャーナリスト」である。
そしてメッセージで素晴らしい夫君を亡くされた三宅夫人に優しい言葉をお伝えになった。

三宅先生は本当に純なお方で、私は三宅先生を心から尊敬・支持し誰にも負けない三宅ファンになってしまっていた。

下記に書き足しました。

そして「純な心」だけでなく、大変厳しく鋭い観察力と判断、また絶対に媚びず堂々たる論陣を張られた。
何でも集中して勉強なさり読書も数多くされて、三宅先生のファンには学者の方やインテリが多かった。
三宅先生は恐縮なさっていた。先生が威張っているのは見たことがない。

先生は文学歴史、芸術も本気で勉強されていて、何でもパッと頭に入り、絶対に忘れないという俊英だった。
大学は59才になってから行かれたが、それまでのご自身でなさった勉学はものすごかった。

先生はこう書かれている。

「当時は家庭の経済的な事情もあり行くべき時期に大学に行けなかったが、平成21年に平沼先生の知遇を得て、平沼グループから無所属で衆議院で立候補したが落選、(その前は地方議員をしていた)その時58歳で次回選挙までの約4年間をいかに過ごそうかと考えた。
ようやく子供たちも成人して子育ての責務からも解放され、国政に出るまでの猶予期間を勉強の時間と捉え、大学に行こうと決意し59歳で入学し18歳の若者たちと机を並べた。」

http://blog.goo.ne.jp/yaonomiyake/e/5914d91997ada71ffa9869cb79549b7b

間違いなく天才タイプだったし、下書きもなしに頭の中で文を組み立てる凄さは古代の「ホメロス」と私は讃えた。
私は嬉しくてオペラのお話までしてしまった。例えばヴェルディ「ドン・カルロ」「アッティラ」など。
ロドリーゴやエツイオという「国士」の役柄を三宅先生にイメージを重ねた。

このお方は「卑怯」なところなど微塵もない。
情にあつく一生懸命生きる人に優しく熱血漢だ。


そんな素晴らしい三宅先生が亡くなってしまった・・・日が過ぎるにしたがって、ますます辛い気持ちになる。
亡くなる日の午前中は心拍数も正常だったということだった。
容態の急変は突然のことだったようだ。


今日は八尾で三宅先生のお通夜だった。
会場は大ホールのように大きかったが、満席になってその後ろには何百人もの方々が立っておられた。

全国各地から来られたようだ。

多くの方々が涙を浮かべていらっしゃった。
三宅先生はどれだけ多くの方々に敬愛されてきたことでしょう。

私は三宅先生の思い出はどれもなつかしく大切だが、何でもない一場面が今も心に残る。
厳しい選挙戦の時、先生はご自宅の庭から黄色い小さな花の枝を持って来られた。
とてもうれしそうで、ニコニコされていた。
幸せいっぱいの表情で、国会では強い三宅先生がこんなに可愛いしぐさを・・・今もそのお姿が目に浮かぶ。
三宅夫人から伺ったお話で、弱った猫を自宅に持ち帰り面倒をみて救われたそうだ。
また選挙演説中、踏切をくぐって線路に行ったおばあさんを救われたりなさった。
勇気がありとても心優しい先生。

また仲の良いご夫婦で、おふたりがふと手をつないでいらっしゃったのを見てしまった。
ステキなことですね。



イタリア在住の声楽家、Mirtilliさまが素晴らしいお言葉を伝えてくださった。

>天命はあると信じております。
天からいただく命、天にやらせていただくこと。
美しく咲き誇った桜の花が散る時季に
花びらと共に散って逝かれた三宅博さん。

これから新緑を迎え
緑が爽やかに深く薫る季節を迎えます。
新緑と共に三宅先生は帰っていらっしゃいます。
日本を護り、世界を護り、
人々の魂安らかなれと。


日本が、世界が良き方向へ進むべく
天においても地においても、
愚かな私たちを護ってくださいますよう。
(Mirtilliさま)

ああ、だめだ・・・こらえにこらえていたのに泣いてしまう。
緑の季節!!・・・美しい桜が散ったのち、若々しい緑が心を和ませることでしょう。

もちろん、yooutube後半のクライン孝子さんはヨーロッパの動静をお話になりますので、どうぞそのままお聴きください。





★ シューマン作曲「蓮の花」 名歌手フリッツ・ヴンダーリヒが歌っています。

Fritz Wunderlich singt "Die Lotosblume" Schumann



 


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