ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

Victor Borge Hands Off!・・・楽しいけれど、困ったピアニストさん、ヴィクター・ボルゲ氏

2014年10月17日 | オペラ
 
★ 会場は涙のでるほど大笑い、でもソリストは真剣なところがさすが。
Victor Borge Hands Off!


★ 楽しいけれどヴェルディのオペラ「リゴレット」のジルダのアリアがメチャクチャに。
  花の金曜日は笑いでいっぱい。
  アンコールで歌っているのはFranz Lehár(レハール) 作曲、 "Meine Lippen Sie küssen so heiss"から一部分。




★ 戦前の名歌手、ワーグナーを歌って世界的なラウリッツ・メルヒオールが「帰れ、ソレントへ」を歌うがその伴奏はとんだ「省エネ」。

Lauritz Melchior & Victor Borge




★ ではもう一曲、リコーダーの名手。ミカラ・ペトリさんの伴奏を引き受けるボルゲ氏。
演奏の曲は、イタリアの作曲家Vittorio Montiのチャールダーシュです。 


Victor Borge - 80th birthday - English subtitles available



 


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6 コメント

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ahahaha (rimrom789)
2014-10-18 10:57:54
ベッラ様
何と言う癖の悪い爺さんばかりを並べちゃってww

チャリティコンサートかなぁ、しかし実力が備わって無いと聞くに堪えないかも。

日本のチャリティには欠けてる上質のユーモアの大切さが如実に表れてて哀しくもあり。

「題名のない音楽会」など観客を笑いに誘う場面が無理っぽくて重くてイケナイ。

みんな音楽の演奏が上手なコメディアンに見えてしようがない。

本当に楽しい動画でした 御馳走様^^
同じジイサンですよ。 (rimrom789さまへ)
2014-10-18 19:56:09
一番下の動画の時は80歳だったそうです。
ホワイトハウスにも招かれてコンサート?したのですって。
ピアノの腕は素晴らしいのですが、ヤンチャが「売り物」、
楽しいですね。
それにしてもソリストの方々はよく我慢されましたね。
私なんかもう涙流して笑いましたよ。
笑いが止まらなくなるのです。
それにわざと「嫌な伴奏の仕方」をして、でもお客さんは大喜びですね。
すごい「芸の力」です。
メルヒオール (Ken)
2014-10-21 06:19:30
メルヒオールは素晴らしいですね!真剣にみてしまいました。なんと剛毅な帰れソレントでしょうね!!!

先日、劇場のガラコンサートでシェニエの「60年もの間」を歌いました。
子供の時、メルヒオールの自伝を読みました。 (Kenさまへ)
2014-10-21 17:37:13
メルヒオールは喉の保護に大変な苦労をされていると
いうのを読んで、デル・モナコがそうであったように
強靭な声は細心の注意をはらっていることを
感心していました。

堂々たるメルヒオール、彼の歌ったタンホイザーは
素晴らしく、もはや伝説的です。
古い録音でしたが、聴いていてドキドキしたのを覚えています。

「シェニエ」で最初に歌われるジェラールの「60年もの間」これは一瞬にして当時の社会が明らかになり、
ジェラールの立ち位置をハッキリさせます。
「祖国の敵!」を続けて聴きたくなりますね。

ところで昨年冬のコンサートでお歌いになったロシア語によるチャイコフスキーの歌曲の素晴らしさは忘れることができません。
すぐに極上のロシア語とわかりました。
昔、ボリショイで全盛期のユーリー・マズロクなどを聴いたのですが、
それに勝るとも負けない資質と音楽性を感じました。
ヘルデンテノール (Ken)
2014-10-21 20:17:16
60年もの間、は大好きなアリアで、ジョルダーノの生まれたフォッジャでも歌ったことがあります。仰るとおりオペラの導入部でこのオペラの底辺にあるマグマのようなドラマツルギーをすでに詰め込んでるようなアリアですね。
祖国の敵、はつくづく素晴らしいアリアです、アリアはタイトルが命だと思うのですが、祖国の敵、というタイトルは素敵です。

メルヒオールはかつてヘルデンテノールという人種がいたことをいつでも思い出させる歌手ですね。
タンホイザーは記念碑的な歌唱だと思います。
また、わたしがオペラの役の中でいちばん好きなジークムント役を、輝かしい明るい声で歌ってくれています。ラモン・ヴィナイの悲しい宿命を押し出したジークムントもそれは素晴らしいですけど、「英雄」はいつでも輝かしく明るくあるべきでしょうね。だからこそ悲劇が、ギリシャ的な晴朗を帯びます、これがオペラのこうあるべき本質ですね。テル・モナコのオテッロもそのような歌唱でしょうね。
ベルカントで日伊独露仏の歌を (Kenさまへ)
2014-10-21 22:30:06
メルヒオールは京都帝大の学生がよくレコードで
聴いて、感動していたようですね。
音楽評論家の「あらえびす(銭形平次を書いた作家の
野村胡堂氏」もメルヒオールの声に感動、
私の亡き父の学生時代の6年年上の同級生は
家が貧しくお姉さまが芸者になり、大学の学費を
出してくれたようで、時々、メルヒオールのタンホイザー
の一節を歌っており、年老いたその弁護士さんの
歌を楽譜もないのに伴奏させられていた幼時の私を
思い出します。

メルヒオールの「タンホイザー」の有名な一節は
多分、45回転の古いレコードでその人は覚えたの
でしょう。
オペラでいう「英雄」の声とはこういう声なんだ、って
思っていました。

先日放送されたバイロイトはもはやバイロイトでは
ない、ガックリでした。

オペラはギリシャ悲劇が土台になっているというのは
同感です。
エウリピデスやソフォクレスの息吹がベッリーニやヴェルディ、モーツアルト、ワーグナーに伝わっているのを
強く感じます。

ロシアには東洋の影響が出ているように思えて
なりません。

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