
三つともカエル色で統一
8月に読んだ本
『終末のフール』(伊坂幸太郎)
『赤い指』(東野圭吾)
『八月の路上に捨てる』(伊藤たかみ)
『コミュニティ』(篠田節子)
『恋愛王国オデパン』(藤本ひとみ)
『金のゆりかご』(北川歩実)これにあと、先日ご紹介した、『素数たちの孤独』(パオロ・ジョルダーノ)と、『さえずる舌』明野照葉。こんなところでしょうか・・・
今月は、本の当たり月で、藤本ひとみ以外は、どれも面白かったです。
一番はやっぱり伊坂幸太郎かなぁーーー。
【終末のフール】あらすじ
「八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃、当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。
とあるニュータウンに住む住人達も同様だった。それぞれの家族が、それぞれの方法で余命三年と言う時間の中で人生を見つめなおす。」
ざっとこんな感じなんですけれど、余命があと何年と決まったとき、人はどういう行動をとるのか、って考えさせられる小説でした。
本屋でも今月のベストセラーの上位に入ってたし。
同じくベストセラーに入ってたわりには、イマイチだったのが、東野圭吾でした。

なんだろう、ちょっと期待値が高すぎたのかも。
こういう人間のエゴを書かせたら、桐野夏生とか、奥田英朗のほうが格段に上って感じがします。
篠田節子の『コミュニティ』は、既に別のタイトルで出ていたものの改題作品だったので、ちょっとショックでした。
こういうのって先に奥付を見て買えってことなのかしら・・・
ほぼ同じ短編を集めたものをタイトルだけ付け替えて再発行するって言うのは、昔からありますけれど、どうなのかなぁ〜
出版社が違うときは仕方ないけれど、なんか騙されたような気がします。

ただ、本作品の評価とは関係ありませんね。
いずれの作品も、長編に出来るものをあえて短編で書かれているあたりがとても贅沢で、やはり筆力の高い作家だと改めて感じました。
初めて買った人でよかったのは、伊藤たかみと北川歩実。伊藤たかみの『八月の路上にすてる』は第135回芥川賞受賞作です。
実はここ数年どうも芥川賞作品がしっくりこないというか、「なんでこれが?」とか、「次回作は大丈夫?」思う作品が多かったので、久々のヒット。
北川歩実の『金のゆりかご』は、天才脳を作り上げる幼児教育システムが引き起こした闇に切り込むと言う、まさに新感覚ミステリー。
ところどころ天才少年の発言があまりに難しすぎてちょっとついていけない部分もありましたけれど(苦笑)
でまぁそれはおいておいて。
えっと、ここでご紹介するのは基本的にイタリアの本なので、表題の本をご紹介しますね。
■書籍名:猫のように自由−イタリア猫ものがたり
〜Libero come un gatto〜
■著者名:池田匡克
■出版社:角川文庫
■定 価:705円(税別)
著者の池田匡克さんは、フィレンツェ在住のフォトジャーナリスト。(でいいのか?)
私が初めてこの方の著書を手に取ったのは、「シチリア美食の王国へ」と言うシチリア案内のガイドブックで、おいしそうな写真と共に、旅のウンチクが満載で、すごくステキな本でした。
とっても気に入ってて、いつかシチリアに行くときは絶対持っていこう。と思っていたのに、誰に貸したのか、今手元にない・・・。確かもう絶版になっていたと聞いたんですけれど。

で、それ以外に、「イタリアの老舗料理店」とか、「フィレンツェ美食散歩」など、グルメ関係の本を書いていらっしゃったので、食べ歩きが好きな方(事実そうなんだと思いますが)と思っていたので、今回『猫』だったのでかなりビックリ。
この本はね、
猫好き
にはもうたまらない一冊です。行き先はローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、シチリア、サルディーニャで、ありとあらゆる猫の“媚態”が見られますです。
首輪を付けている猫もいれば、野良猫もいます。
で、この本で知ったのですが、
『野良猫』を辞書で引くと、gatto randagioと表記されています。
直訳すれば、(迷い猫)って感じでしょうか・・・
しかしながらこの本では、
Gatto libaro(自由な猫)
Gatto del paese(街の猫)
Gatto della piazza(広場の猫)
と言う表現がイタリアにはあるとかかれてありました。
つまり、著者曰く。
イタリア人にとって、町で暮らす猫は、自由意志でその場所に暮らしているのであり、誰のものでもない「みんな」の猫。
なのだとのことです。
いかにもイタリア人らしい考え方ですね。
さらにこの本を楽しくしているのは、猫が見せる様々な表情だけでなく、そこに添えられた猫に関するとびっきり楽しい格言や迷信の数々。
一例をご紹介しましょう。
Pigliare una gtta da pelare
猫の毛を刈る
=手に負えないやっかいごとを抱え込む
Insegnare ai gatti a rampicare
猫に木登りを教える
=釈迦に説法
どっちも、すごく楽しいでしょう?がっちゃんの知らない迷信なども一杯出ていました。
ちなみにこの本には載ってませんでしたが、がっちゃんが好きな猫が登場する慣用句はと言うと、
Avere sette spiriti come i gatti
=逆境からたやすく立ち直る(七転び八起き)
辞書にはこう訳が載ってますが、がっちゃん的に感じた印象は、「猫のごとく七色の精神を持つ」っていうのは、つまるところ、
「喉元と過ぎれば熱さ忘るる。」 ってことなんじゃないかと・・・
がっちゃんがしょっちゅうやってることでうす。

あと、イタリア各地にある「猫コロニー」についても書かれています。
著者の池田匡克さんのブログ
Rotonda Club Italiana
についても紹介されていました。ステキな写真が数多く掲載されていますので、よかったらご覧になってくださいね。
あと今この本のタイトルをアマゾンで検索すると、中身チェックができますよ!
猫好きの方には必見です。
追伸(その1)・・・映画や本のタイトルに関しては、『 』をつけてそのまま掲載するようにしています。なので『 』つきのものがあれば、何かのタイトルだと思ってくださいね。
追伸(その2)・・・最近新しくコメントを書き込んでくださる方が増えて嬉しく思っています。ブロガーさんの場合はお手数ですが、URL欄にアドレスを入れておいて下さい。必ず遊びに伺います。またそうでない方は、なにでこのブログをご覧になったのか、ちょこっとお書き添えいただけると嬉しいです。
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gatto randagioって飼い主のいない猫、通りすがり猫って感じですね。飼い猫でも完全室内飼いで無い場合も多く、猫パパさんの所には向かいのおばさんの猫も出入りしています。飼い猫はやはり去勢もしてあるし、お手入れされているって言う感じで毛並みのつやが違います。
ここんとこ日本では猫ブームで猫の本出すと売れるらしいですね。不況のせいで猫の癒しが求められている?!
gatto liberoその他の表現は日本で最近よく聞く地域猫に近いかなと思ってるのですがどうでしょう。がっちゃんさんが引用されたように「自由意志でその場所に暮らす」猫。この生態を尊重し、その場所=コロニーから勝手に移動させてはいけないという法律(動物愛護法)もあります。ま、イタリア人みんなが猫派や猫に寛大なわけではないので、ローマのコロッセオやピラミデ近くのコロニーから自由猫が大量に消えた(盗まれた?)などという噂もちらほら聞きますが…。
そうそう、猫派だったらご存知かもですが、ローマのラルゴ・アルジェンティーナに愛護団体が保護した猫のコロニーがあります。pallinaさんに教えていただいて見に行ったのですが、遺跡の隙間でたくさんの猫がのんびりまどろんでて、和めますよ!
猫の入ったことわざ、楽しいですよね。"gatta da pelare"といい、"Non dire gatto finche' non ce l'hai nel sacco"(確実に成功するまでぬか喜びするな)といい、一筋縄ではいかない猫の性格がばっちりで、ニタニタ笑ってしまいます。
我が家の猫達も数分後にはもう忘れるって行動を良くしてます。
去年の夏、日本である神社にお参りしたら、
そこの猫がまるで「ありがとうさん」と言うかのように近づいて来たことがあって、
あの時はなんとなく神秘的でした。
自分で猫のブログ作ってるせいか、
動物の写真を撮るのは難しいと実感してて
こうしてプロの写真家さんの写真は
やっぱり凄いですね。
この本、文庫みたいだから持ち帰れそうだし
買ってみようかな。
最近は人様の猫ブログで癒されてて
自分のブログほったらかしの私です(^^;)。
>筋金入りの猫派でございます。道で猫を見か
>ければ思わず声をかけ(猫に声をかけられる
>ことも)、うちに帰れば広場でまったりして
>いる猫パパさんの飼い猫に声をかけ・・。
ふふふ、知ってますよぉーーーー
私もね、とにかく猫が大好き。あれほど愛らしい動物っていないんじゃないかと思います。(ってたぶん動物を飼っている人はみんな自分が飼っている動物に対してそう思っているハズ)
ダンナが動物嫌いなので、今家に猫いないんですけれど、本当に猫をなでなでするあの感触。もう最高ですーーーー。
>gatto randagioって飼い主のいない猫、通り
>すがり猫って感じですね。飼い猫でも完全室
>内飼いで無い場合も多く、猫パパさんの所に
>は向かいのおばさんの猫も出入りしていま
>す。
餌だけ食べに来る猫って感じですね。
うちの実家で猫を飼っていたときも、縁側においてある縁台に5匹ぐらい寝そべって日向ぼっこしてるときがあって、あれを思い出します。
>飼い猫はやはり去勢もしてあるし、お手入れ
>されているって言う感じで毛並みのつやが違
>います。
そうですね。去勢をかわいそうと言う人もいるけれど、増えて飼えなくなる方が不幸だと思うのでやっぱり必要な処置だと思っています。
>がっちゃんさん、ブログであまり動物の話し
>をされないので(カエル除く・笑)苦手なのか
>と思ってたら猫派なんですねー。
ハハハ。超猫派ですよぉーーーー
だけど今家に飼ってないし、たまに公園とかで餌まきオジサンやオバサンを見かけますけれど、あれはあれでどうかと思う部分もあって、本当は猫とふれあいたいし、そのために餌付けもしたい。と言う欲求に駆られるときもありますが、責任を持って飼えない状況なので、やめています。
でも、猫もう大好きーーーーー
本当に、あぁぁぁーーーーあのくにゅくにゅした肉球を思い出しただけで、ヨダレがでそうです。
ちなみに、実家ではずっと猫を飼っていましたが、本当に猫も性格や好き嫌いが様々あるなぁ〜と思います。
とにかく卵系(プリンやカステラ、卵焼きなど)が大好きだった猫もいれば、
人間が食べているものが気になって仕方ないらしく、食事中背中に飛び乗って、肩越しに覗き込む猫もいました。
一番可愛がっていた猫が、交通事故で亡くなって以来、実家でも飼っていないのですが、とにかく猫を見ると、吸い寄せられちゃいます。
猫コロニーの存在も知ってはいたのですが、なかなか足を運ぶ機会がなかったので、次回是非行ってみたいと思います。
あと、
>"Non dire gatto finche' non ce l'hai nel
>sacco"(確実に成功するまでぬか喜びするな)
>といい、一筋縄ではいかない猫の性格がばっ
>ちりで、ニタニタ笑ってしまいます。
「採らぬ狸の皮算用」って感じでしょうか。
確かに、猫を袋に入れるほうが難しそうです。(笑)
>「喉元過ぎれば熱さ忘れる」って確かに(笑)!
>我が家の猫達も数分後にはもう忘れるって行
>動を良くしてます。
そう、あのケロっしたところが、なんともはや猫らしいですよね。
>自分で猫のブログ作ってるせいか、
>動物の写真を撮るのは難しいと実感してて
>こうしてプロの写真家さんの写真は
>やっぱり凄いですね。
>この本、文庫みたいだから持ち帰れそうだし
>買ってみようかな。
ええええ?
猫ブログあったんですか?
リンク集に張ってます?
探してみますね。
そう、動物を撮るのは本当に難しいですよね。
近づきすぎたらとれないし。
この本読み終わったら、例えばお気に入りのページを切り取って、写真タテに入れてもいいかな?
とか思ったりもします。
私もバリバリ猫派です!
っていっても、やはり動物全般好きです!
うちでは現在5匹の猫を飼っているんですよ^^
がっちゃんさんが出来ないっておっしゃっていた、野良ちゃんへの餌付けをしてしまいまして・・・
その子が産んだ子猫は引き取ってます。ご近所の目もあるので。
野良ちゃん自体は何度か家に入れてみたのですが、やはり自由を愛しているらしく、なじみませんでした。
街中を同僚と歩いていた時、ビルとビルの隙間に猫を発見!
「あら〜、そんな所で何してるの?」
と話しかけたところ、かなりびびられました(笑)
普通、動物には声を出して話しかけないのかな?!
そうそう、以前ブログをやってない人でコメントくれる人は珍しいとおっしゃっていましたが・・・実はたま〜に書いているんです。ただ、ブログなんて言う大そうなモノではなく備忘録的な感じ?!お恥ずかしいですが、猫の写真があるので良ければ遊びにきてくださいね^^
>うちでは現在5匹の猫を飼っているんですよ
>がっちゃんさんが出来ないっておっしゃって
>いた、野良ちゃんへの餌付けをしてしまいま
>して・・・
すごいっ!!!
5匹になると餌代も嵩む・・・
野良猫の餌付け。本当は理想なんです。
私、基本的に動物って金魚以外は、お金を払って飼った事がありません。
いつもどこからか拾ってきた猫ばかり。
お金を払って動物を売買すること自体、そう好きなことじゃないので。
だけど、餌付けに関して、家で飼ってる人はいいんですが、公園とかに餌をまきに来る人いるでしょう?
アレも一種の「猫コロニー」なのかもしれないんですが、廃材で変な小屋みたいなのまで作って、家の近所の散歩道が、猫のホームレステントみたいな状態になってるんですね。
食品トレーに餌を入れるけど、猫たちが食べ終わった後、軽くなったトレーが風で飛ばされて、ゴミになってたり。
その散歩道は、川沿いの遊歩道で、春には菜の花と桜の対比が見事で、遠くまでお花見に行かなくても充分楽しめるそんな場所だけに、ちょっとね。
>ビルとビルの隙間に猫を発見!
>「あら〜、そんな所で何してるの?」
>と話しかけたところ、かなりびびられました
>(笑)
あっこれはやっちゃいます。
まさに同じセリフを言うかも。
「おいでおいで〜どこに住んでるの?」「近くの子?」「かわいいねぇ〜」とかホントそのまんま・・・
でもについての云々を書いたのは、家で餌付けしてる人はいいんですよ。
その子が産んだ子猫は引き取ってます。ご近所の目もあるので。
野良ちゃん自体は何度か家に入れてみたのですが、やはり自由を愛しているらしく、なじみませんでした。
街中を同僚と歩いていた時、ビルとビルの隙間に猫を発見!
「あら〜、そんな所で何してるの?」
と話しかけたところ、かなりびびられました(笑)
普通、動物には声を出して話しかけないのかな?!
>そうそう、以前ブログをやってない人でコメ
>ントくれる人は珍しいとおっしゃっていまし
>たが・・・実はたま〜に書いているんです。
ふふふ、そうだったんですね。
早速遊びに行きましたよぉーーーー
プレゼントのことも書いてくださってありがとうございます。コメント&トラックバック送っておきました。
ブログの更新とか関係なく、またいつでも遊びに来てくださいねぇーーー
飼うのに庭が必要とかそういう条件から飼えないんですが、因みに私はどっちかというと犬派です。でも猫は単独行動をするので、散歩の必要もないし、自分で散歩に行ってあきたら家に戻ってくるし・・と楽なので飼い易いからそれはそれでいいもんだな と思ってます。
所でこの本は面白そうですねー!
いろいろなイタリア語の言い回しも教えてくれるみたいだし、楽しみながら勉強もできる って感じで一石二兆いいですね〜
>飼うのに庭が必要とかそういう条件から飼え
>ないんですが、因みに私はどっちかというと
>犬派です。
そうなんだーーーー。
ミーチャがいるから、てっきり猫派かと。
そう、犬は犬の魅力があって、なんだろう、飼い主の気持ちも解ってくれる気がしますよね。
猫はその点、知らん顔っていうか・・・
あーーーーでもその冷たさがいいんです。
ハハハ。私ってマゾ?!
本としてはね、いやもう読むところが超少ないんですけれど、猫の後ろに見える、コロッセオだとか、ヴェネツィアの風景だとか、そういうのってやっぱり日本では絶対ない猫写真なので、見ているだけでワクワクしてしまいます。