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年末の大掃除をしたことにして、エアー大掃除?!
息抜きに友達とスカッとしそうな映画だと思って『バーレスク』を見てきました。
同じように、ショービズの世界を描いた作品としては、『NINE』を挙げている人が多いけれど、私は、『ショーガール』を思い出したなぁ〜。
『NINE』はフェリーニへのオマージュ作品ってことで、評価こそ低かったけれど、もう派手、煌びやか、ゴージャス、これを追求しつくした作品ってことで、一つの完成を見たと思うんです。
で、『ショーガール』のほうは、ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)を取ったぐらいだから、史上最低のハリウッド作品とまで言われているけれど、ショービジネスの裏側を描いたという意味では、そのドロドロ感がすごく出てて、迫力があったし、あとダンスと言う意味ではショーガールの方が一枚上って感じがしました。
■映画:バーレスク(原題/Burlesque)
■監督:スティーヴン・アンティン
■音楽:クリストフ・ベック
■出演:シェール/クリスティーナ・アギレラ/エリック・デイン/カム・ジガンデイ/ジュリアン・ハフ/アラン・カミング/ピーター・ギャラガー/クリステン・ベル、他
■製作年:2010年アメリカ映画/119分
映画『バーレスク』公式ホームページ
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《あらすじ》
少女アリ(クリスティーナ・アギレラ)が、アイオワでの田舎での暮らしに見切りをつけ、歌手を夢見てロサンゼルスに旅立つ。
数々のオーディションを受けるも落ち続け、ショークラブ『バーレスク』にたどり着く。ウエイトレスとして働く傍ら、舞台に立つこと願って毎日ダンスの練習に励む。
ひらむきに踊り続ける彼女にチャンスが舞い込み、さらに、オーナーのテス(シェール)に、歌唱力を認められ、アリは『バーレスク』の看板歌手となる。
一方で、クラブ『バーレスク』は経営難に陥っていた、アリの人気をもってしても、今まで積み重なった借金は容易には減らない。果たしてアリはクラブを救うことができるのか・・・
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まったこんなとこでしょうかね。
これに、恋愛も絡みますが、ストーリーとしては15分もあれば終わる話。それがなんとこの映画2時間。
いや、もっと長い感じがしたけれどなぁーーーー
まっいいや。
でね、どうしてこの映画が退屈だったかと言うと、
クリースティーナ・アギレラ扮する主人公アリがとにかく、
『誰からも好かれる良い子』
って言う設定なんですよ。
『良い子』って言われてもイメージしにくいと思うけれど、人を騙したり、ライバルを出し抜いたり、友達の男を寝取ったりそういうことはしない。
とにかく、地道に努力して、正攻法で自分の地位を勝ち取る。そんな感じでしょうかね。
露悪的ながっちゃんにしたら、
「けっ」
って感じですが、
まぁその設定は許せたとしても、どうしても納得できないのが、主人公だけじゃなく、この映画に登場する人が全員『良い人』なの。経営者、彼女を好きになる男、ダンサー仲間、みーーーんな善人。

もちろん、主人公アリの抜擢を妬ましく思うライバルも当然いるのだけれど、これがまぁ生ぬるい・・・
ショービズの世界で「主役」か、「その他」か、っていうのは、天と地ほどの差があると思うだけに、地位を奪われたライバルがその後もフツーに劇場に通うとか、顔を合わせることがわかってて、メンバーの結婚式に出席するとか、アリエナイ・・・。

映画『ショーガール』の足の引っ張り合いの方が壮絶で、ちょっとえげつない感じがしたけれど、リアリティっていう意味だったら、そっちのほうがあったなぁ〜。
ただね、やっぱりアメリカのショービジネスの世界ってすごいなぁ〜って思いました。
まぁクリスティーナ・アギレラは本物の歌唱力があったからこそ、メジャーデビューを果たしたんだろうから、実際に、入場料が20ドル程度のショークラブで、あの映画に登場するほどのダンスや歌が観れるかは現実問題別にしても、でもやっぱり裾野は広いだろうし、実際そういうショーパブやクラブが数多く存在するって言うのはすごいなと。
日本の場合、「ショーパブ」=「オカマバー」と相場が決まってる感じがして、女性の場合は、そのダンスや歌声で客を呼ぶっていうよりも、美貌や立ち居振る舞いが求められる。
銀座クラスになると、相手の話にどれぐらいついていけるかとか、気配りとかそういうことが加わってきて、いわゆる「ショー」を売り物にしているお店ってあんまりないような・・・
もちろんピアニストを呼んで演奏させる店はあるし、ブルーノートみたいなライブハウスっぽい場所もあるけれど、20ドル程度で、歌とダンスが見れる劇場を持ったバーっていうのはないなぁ〜。
たぶん、探せばあるのかもしれないけれど、レベルがね。
映画の『バーレスク』ほど華やかなショーは、例えば劇場でお金を払ってみるものであって、飲んだり食べたりするような場所ではない感じがするんですけれど、どうでしょう。
イタリアにはあるのかな? フランスだと『ムーランルージュ』が有名ですよね。でもあそこも実際は、観光バスで乗りつける観光客ばかりだって聞きますけれど・・・。
ちなみに、ムーランルージュって、「赤い水車」って意味だと最近知りました。
言われて見れば、イタリア語で水車はmulinoですものね。
でも私のイメージでは、『夜の蝶』とかそんな感じだった(笑)
ああいったショーをライブで見れるっていうのはちょっと羨ましい。日本では
セクシーなダンス=公共の秩序を乱すもの。
みたいな感じがしますものねーーー
とにかく、その意味で、映画の筋は陳腐だったけれど、1800円でショーを観たって思えば損はないかもです。












映画としてはもう最初から殆ど期待してなかったんでこんなもんかなと。アギレラとシェールがバーレスクの舞台で競演して欲しかったなぁ…
私は予告編を見たとき、なんか
「カッチョイイイーーーっ」て
一人で盛り上がっていたものですから、そのガッカリ度が大きかったのだと思います。
でもホントあんなステキなショーが生で見れたらいいですね。
ほんと、日本で「歌がうまい。」って言うことで勝負できる人は、岩崎裕美と、氷川きよしとジェロぐらいでしょうか(笑)
いわゆる、ミュージシャンでうまっぽい雰囲気を出す人はいますけれど、本当の意味の歌唱力で上手い人って少ないです。
以前、いわゆる歌手のコラボっていうんでしょうか・・・
岩崎裕美とヒトトヨウ(漢字を忘れました)だったか、平原綾香のどっちかが出てたとき、その歌の上手さが全然違いました。
和田アキコは声量はあるけれど、上手いっていうのとは違うし。
音域が広くて伸びがあって、そういう人いませんねぇ〜。