バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

アドラーの今後

2009年12月08日 | 楽器
今少し考えているのは、ピュヒナーが戻ってきたあとこのアドラーをどうするか、ということ。購入したときは、サブ楽器として手元に置いておくつもりだったが、少し迷っている。

理由としては、予想以上に吹奏感がピュヒナーと異なることにつきる。サブの楽器ということで少し安易に考えていたが、ボーカルの選択からリードの調整から、吹き方までだいぶ変えなくてはならなかった。うまくいけば、曲によって持ち替えなどと考えていたが、どうもそれは不可能のようだ。しかも、今回ほどの改造をすることはもうないと思うので、代楽器が本番を含む数週間に渡って必要なことはないかもしれない。そんなわけで、このアドラーを手放すという選択肢も出てきた。

私の周囲の方で、もしこのアドラーが気に入って欲しいという方が現れたら譲ってもよいと考えている。まぁ、いない可能性の方が高い。もし、そういう方がいなければ、選択肢としては他に3つほどある。

一つ目は、自分が吹きやすいようにこのアドラーも改造して使う。二つ目は、完全に予備の楽器としてこのまま置いておく。三つ目はオークションに出す。

三番目のオークションは、たぶん値段がついても30万円代がいいところだろうから、それならずっと取っておいて、いずれは近隣の学校に寄付するほうがよさそうだ。一番目の改造はやってみたいが、改造してもたぶんふだんは出番がなさそうだ。となると、二番目のそのまま置いておく、が妥当なところか。

それはそれとして、このアドラーの覚書をしておくことに。




購入日・平成21年2月
購入店・渋谷ノナカDRG
メーカー・オスカーアドラー
型番・1357/4(アンティーク・フィニッシュ風?)
購入価格・50万円代半ば(セール期間中・現金購入価格)
楽器選定(店舗側)・クラウス・トゥーネマン



(以下は、自分にとって。比較対象はピュヒナー)
○マッチするボーカル・ヘッケルBD1。CC は3オクターブ目が厳しい。ヤマハならPタイプが良いが低音域が響きが少なくなる。
○リード・ブレード根元部分は0.9㎜。ブレード長さ26㎜。よく振動するリードでないときつい。リードによって楽器の反応がだいぶ異なり、かなりリードの影響を受ける。
○楽器の吹奏感(抵抗感)・軽め。吹き込みすぎるとコントロールが難しい。
○楽器の音色・太く、どちらかというと暗め。低音域はよく響く。3オクターブ目は少し物足りなく、もう少し音の伸びが欲しい。
○キーアクション・キーを押し込む距離が深い。ロックキーが遠すぎる。全体にまとまっていると思うが、もう少しコンパクトにならないものか。たぶん中学生や手の小さい人には少々きついかも。
○楽器の個体差・かなりある。試奏した10本が10本とも違った。違うメーカーかと思えるものもあり、十分に選ぶ必要あり。

以下は、自分が使いやすいように部品をはずした箇所。
1、ジョイント・ロック。キーの位置を微調整できないのと、楽器をばらすときにロックしていたのを忘れてしまうので、はずしている。



2、右手親指Eキー・カバー。邪魔。



うーん、あとはまた思い着いたときに書き足そう。

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