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あったことをなかったことにはできない 前川喜平

2017-05-25 22:47:58 | 日記
https://twitter.com/mt3678mt/status/867693562288152576
m TAKANO‏ @mt3678mt 3:47 AM - 25 May 2017

前川前文科次官が記者会見して、「総理の意向文書」の存在を証言した。「文書は文科省が作成し確実に存在していた。極めて薄弱な根拠の下で規制緩和が行われた」。官僚組織のトップ経験者が政府の不誠実な手口を告発した形だ。命がけと言ってもいい。メディアはこの覚悟を無駄にしてはならない。





前川氏会見詳報(1) 「あったことをなかったことにはできない」 2017年5月25日
https://mainichi.jp/articles/20170525/mog/00m/040/001000c

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)が愛媛県今治市に獣医学部を新設する計画で、文部科学省が内閣府から「総理のご意向」と早期開学を促されていたとする文書を巡り、文科省の前川喜平前事務次官は25日、東京都内で記者会見を開いた。前川前事務次官の冒頭発言は以下の通り。

会見の模様を動画で】
<疑惑続々! 森友と加計学園をつないだアッキー>

「まっとうな行政に戻すことができず、押し切られた」

 国家戦略特区における今治市の獣医学部の新設につきまして、私は文部科学省の側の事務方のトップとして関わってきました。その間における行政のあり方においては、私は当事者の立場の中で、疑問を感じながら仕事をしていたと申し上げざるをえない。今般、国会において、この間の経緯を示す文書が議論され、野党から問題について政府に対し問いただすということが行われ、それが本物であるか、存在するかどうかについて文部科学省の中で調査が行われたと聞いていますが、その結果、こちらの文書については確認できなかったという結論になったと聞いています。

 これについて私は、残念な思いを抱いたわけでありまして、これらの文書につきましては、私が実際に在籍中に共有していた文書でありますから、確実に存在をしていたわけでございます。このことについて、まず申し上げたい。もちろん、今回の文書を巡っては、私が発言をすることで、文部科学省の中にもいろいろと混乱が生じるであろうと思っております。文部科学省としては「調査はしたけれども確認はできなかった」としているわけですから、文部科学省としては非常に困った事態になるだろうと思っております。私の後輩たちや、お世話になった大臣、副大臣にこの件でご迷惑をおかけすることになる。その点では大変に申し訳ないと思うが、あったことをなかったことにすることはできないと思っているわけです。

 それから、もう一つ、私は今治市における国家戦略特区の獣医学部の新設の経緯につきまして、この当事者であったわけで、少なくとも昨年から辞職する今年1月までの期間は、当事者として業務に携わってきたわけですから、その間にまっとうな行政に戻すことができず、押し切られてしまったということにつきましては、私自身が負わなければならない責任は大きいと思っています。私が事務方のトップとして十分な仕事ができなかったわけですから、文部科学省に対してもおわびを申し上げなければと思う次第です。そういった思いから、この文書の信ぴょう性ということ、また国家戦略特区において今治市における提案が認められ獣医学部の新設が認められた経緯について、私が思うところを述べたいと思ったわけです。


前川氏会見詳報(2) “総理の意向”「対応に苦慮した」 2017年5月25日
https://mainichi.jp/articles/20170525/mog/00m/040/004000c

 冒頭発言の後、前川喜平・前文部科学事務次官は、弁護士の進行に従って、文書の真実性などについて答えた。

 三竿(みさお)弁護士 次に今朝、週刊文春、朝日新聞などの記事で引用されている文書が、怪文書のようないいかげんなものなのか、それとも文科省で職務遂行のために作られたものなのか、本人から説明させてもらいたい。

 前川氏 国会において提示され、野党の要求に基づいて文科省で調査した対象となっている文書は8種類あったと承知している。この8種類の文書については、これは私が昨年の9~10月に、愛媛県今治市の国家戦略特区の関係の課題について、文科省の高等教育局専門教育課から、私が事務次官の立場で、事務次官室で報告・相談を受けた際、同課から受け取った文書に間違いありません。だから、これは真正なるもの。文科省で作成され、また、幹部の間で……範囲は文書によって多少は違うが、共有された文書だ。これは間違いない。従って、文科省で改めて調査すれば、存在は明らかになるはずのものと考えている。

 いくつかの資料があるが、「平成30年4月開学を大前提に逆算して、最短のスケジュールを作成し、共有していただきたい。これは官邸の最高レベルが言っていること」というペーパーがある。このペーパーは(昨年)9月28日に専門教育課からスケジュールと一緒に受け取ったものと同じものだ。これが内閣府から文科省に最初の強い要請がきた話だった。この要請が文科省が対応を求めるきっかけになった文章と言える。

 文科省としては、この文章の対応に苦慮した。大臣からも懸念点が示された。「なぜ30年4月開学でなければならないのか」や「与党の中にもいろいろ意見があり、与党内で議論が必要じゃないか」というような指示も大臣からあった。この指示を受け、内閣府で確認する作業を担当課はしていた。この間、文科省も、農水省や厚労省などの関係省庁に「コミットメント(関与)してほしい」と繰り返していた。そういう状況だった。

 週刊文春の中では、大臣の指示以降、10月4日の義家(弘介)副大臣レクがあった。この時点で、副大臣は農水省にコミットを求め、そのために萩生田(光一)官房副長官にお願いし、文部科学省だけでなく獣医師の養成に責任を持つ、農水、厚労の両省に参加を求めるという作業をしてくれていた。

 さらに「大臣ご確認事項に対する内閣府の回答」という文書もある。これは私の手控えの日程から言うと、10月17日に専門教育課から私が説明を受けた際に受け取った際の資料だ。この内閣府からの回答というのは、いわば、内閣府からの最後通告に近いもので「与党の議論はいらない」いうようなことが書いてあり、「30年4月開学は決まったことだ」とし、そこに「総理のご意向」という言葉も出てくる。「31年以降になるのならば、文科省の設置認可で遅れるならかまわないが、大前提は30年4月」ということも言われている。

 農水省であれ、厚労省であれ、参加を求めることはできないと(された)。会議に呼べるが、内閣府として2省の実質的な参画は求めないということが記された資料だ。いずれ(の資料)もこれは真正なるもの、本物だと私は申し上げることができる。

 三竿弁護士 今の説明が、ちまたに出回っている書面が、いわれのないものではなく、確かに文科省で作成されて、当時の(事務次官の)前川氏に受け渡されたものであるという発言です。

 前川氏 これらの文書は、私が担当課から説明を受けた時点、つまり昨年の9~10月に、担当課から受け取ったことは間違いありません。これが現在もあるかどうかは、確認していませんので分かりませんが、少なくとも(文書を)共有した者、作成した者はおります。パソコンの中、サーバーの中にあるのかもしれません。少なくとも、私が在職中に示され、共有された文書だということは間違いありません。

 三竿弁護士 次に一連の問題について、事務方の責任者だった前川氏に知っていることや、問題だと考えることを話してもらいたい。


前川氏会見詳報(3) 「行政ゆがめられた」 証人喚問“参ります” 
https://mainichi.jp/articles/20170525/mog/00m/040/008000c

 前川喜平・前文部科学事務次官は発言を続け、獣医学部設置に正当な根拠がなかったと強調。所管する農林水産省、厚生労働省が設置に必要な需要見通しなどを示さなかったと述べ、不満を示した。その後、報道陣との質疑に移った。

獣医学部設置の四つの条件 「根拠ある説明ない」

 前川氏 はい。今治市、広島県の国家戦略特区において、その今治市における新しい獣医学部の新設に向けてですね、新たな追加規制改革を行うかどうかということについては、一昨年、2015年からすでに検討課題にはなっていたわけであります。ただ、その検討するにあたってはですね、閣議決定で「日本再興戦略改訂2015」というものがございます。この2015年6月に閣議決定された、この日本再興戦略の中でですね、新たな獣医学部の新設を認めるかどうかを検討するに当たっては、四つの条件があると閣議決定で示したわけであります。

 それは、既存の提案主体によるものではない構想が具体化するということが一つ。二つ目はライフサイエンス…




「悪巧み」って、共謀のことですよね?




加計学園問題 前川氏「証人喚問」4野党要求を自民が拒否 日刊ゲンダイ 2017年5月26日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/206211

「加計学園」の問題で民進党の山井和則国対委員長は26日午前、共産、自由、社民の3党と前川喜平氏の証人喚問を求めることを確認。自民党の竹下亘国対委員長と会談し、内部文書の存在を明言した前川喜平氏の証人喚問を要求した。竹下氏は拒否した。

 会談で竹下氏は、前川氏が民間人である点に触れ、「現職の時になぜ言わなかったのか」と疑問を呈し、「受け入れられない」と伝えた。山井氏は会談後に記者会見し「民間人の(森友学園の)籠池泰典氏を喚問したのは自民党だ。ご都合主義としか言えない」と厳しく批判した。

 山井氏は竹下氏に、加計学園理事長と友人の安倍晋三首相を追及するため、衆院予算委員会の集中審議も要求。竹下氏は「すぐ返事をする状況でない」と述べるにとどめた。

 民進党の蓮舫代表は26日の党参院議員総会で、「菅義偉官房長官は(文書を)怪文書だと切り捨てたが、前川氏は本物だと言った。どちらが本当なのか。行政が歪められたのか徹底的に明らかにしていく」と訴えた。


菅氏「地位に恋々としがみついていた」 毎日新聞2017年5月25日 20時48分(最終更新 5月26日 08時03分)
https://mainichi.jp/articles/20170526/k00/00m/010/097000c

 菅義偉官房長官は25日の記者会見で、加計学園問題に絡んで「総理の意向」と記した文書を「本物」と認めた前川喜平前文部科学事務次官を強く非難した。文科省の天下り問題の責任を取り今年1月に辞任した前川氏について、菅氏は「地位に恋々としがみついていた」と指摘した。菅氏が特定の個人を強く非難するのは極めて異例だ。

 菅氏は前川氏の行動について、「自身が責任者の時に、そういう事実があったら堂々と言うべきではなかったか」と批判した。さらに「天下りの調査に対し問題を隠蔽(いんぺい)した文科省の事務方の責任者で、本人も再就職のあっせんに直接関与していた」と指摘した上で、「当初は責任者として自ら辞める意向を全く示さず、その後に世論からの極めて厳しい批判などにさらされて、最終的に辞任された方だ」と語った。前川氏個人を非難することで、証言の信頼性に疑問を投げかける狙いもあるとみられる。

 菅氏は文書については「文科省が行った調査で存在が確認できなかった」と従来の説明を繰り返した。獣医学部新設計画への安倍晋三首相の関与も「指示は一切なかった」と改めて否定した。【田中裕之】















加計学園問題 前川前次官が会見で暴露した「疑惑の核心」 2017年5月26日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/206178

100人以上の報道陣が詰めかけた(C)日刊ゲンダイ

「黒を白にしろと言われる」――。加計学園をめぐる問題で、すべてを知る立場にあった文科省の前川喜平前次官が、政権中枢からの“圧力”を暴露した。およそ1時間にわたる記者会見で語られたのは、「総理のご意向」によって「公平公正であるべき行政が歪められた」ことへの怒りと反省だった。

 安倍首相の「腹心の友」が理事長を務める加計学園の獣医学部新設が「総理の意向」で進められたことを示す文科省の内部文書を官邸は怪文書扱い。

 この文書について「本物だ」と断言する前川氏がメディアの取材に応じると、安倍官邸はスキャンダル情報を読売新聞にリークして、潰しにかかったとも報じられている。

 さらには、菅官房長官は会見で「地位に恋々としがみつき、最終的にお辞めになった方」と前川氏をおとしめる人格攻撃まで。官邸がここまでエゲツないことをしなければ、前川氏も大々的に記者会見まで開いて洗いざらいブチまけることはなかったのではないか。

「後輩たちや、お世話になった大臣、副大臣にこの件でご迷惑をおかけすることになる。その点では大変に申し訳ないと思うが、あったことをなかったことにすることはできない」

 冷静な口調ではあったが、腹をくくった覚悟が伝わってきた。会見で前川氏が強調したのは、「行政が歪められた」という点だ。それは公僕の矜持として、どうしても看過できなかった。すべてを明らかにすれば、国民の理解を得られると確信して、会見を開いたのだろう。

 前川氏によれば、国家戦略特区の制度を使って、加計学園の悲願だった獣医学部の新設が認められたプロセスには重大な疑義があるという。本来のルールをねじ曲げて、加計学園に特別な便宜が図られたとしか見えないのだ。

 国家戦略特区で獣医学部の新設を認めるにあたり、2015年6月30日に閣議決定された「日本再興戦略改訂2015」では4つの条件が示されていた。

①既存の獣医師養成ではない構想が具体化すること

②ライフサイエンスなど獣医師が新たに対応すべき分野における具体的な需要が明らかになること

③それらの需要について、既存の大学学部では対応が困難であること

④近年の獣医師の需給の動向を考慮しつつ全国的な見地から検討すること

 要するに、既存の獣医学部では対応できないニーズに応える獣医師を養成する場合にかぎり、新設を認めるということだ。ところが、加計学園の獣医学部は「需要の根拠が薄弱で、既存の大学でできないのか検証されていない。条件すべてに合致していない」(前川氏)という。

 政府が決めた4つの条件をまったく満たしていないのに、昨年8月に国家戦略特区を担当する大臣が石破茂氏から山本幸三氏に交代した途端、一気に獣医学部の新設が動き始めた。問題の「総理のご意向」文書が作成されたのも、昨年9月から10月だ。

「石破氏は4条件を厳しくチェックしようとしてたし、獣医師会に近い麻生大臣も獣医学部の新設に反対していた。それを覆し、自分たちが閣議決定したルールさえ無視して進めることができるのは、安倍首相の強い意向だとしか思えません。4条件から逸脱していること自体が、友人のために特別な便宜を図った証拠と言える。加計学園は特区事業者に認定される前の昨年10月に、新設予定地のボーリング調査も行っています。すべて『加計学園ありき』で動いていたのです」(ジャーナリストの横田一氏)

 ここまで状況証拠がそろい、国民の間にも「行政が歪められた」ことへの疑念が広がっている。前川氏自身も「応じる」と言っている以上、証人喚問ですべてを明らかにするしかない。



「気は優しくて力持ちの文科省に」次官、全職員へメール 2017年1月20日20時15分
http://www.asahi.com/articles/ASK1N563DK1NUTIL031.html

 文部科学省の前川喜平事務次官が全職員にあてて送った「文部科学省の皆さんへ」と題するメールの主な内容は以下の通り。

「文部科学省の皆さんへ」前川次官が全職員あてにメール

     ◇

 本日、私は大臣から辞職を承認する辞令を頂戴しました。

 文部科学省の皆さんが元気いっぱい仕事に打ち込めるようリードすべき立場の私が、このような形で退職することは、誠に残念であり申し訳なく思っています。

 国家公務員法が定める再就職規制を遵守(じゅんしゅ)できなかったことは事実であり、文部科学省として深く反省し、しっかりと再発防止措置をとる必要があります。

 私を反面教師として、二度とこのようなことが起こらないよう、職員の皆さんは遵法意識を徹底し国民の信頼回復に努めてください。

 しかし皆さん、動揺したり意気消沈したりしている暇はありません。

 一日たりともおろそかにできない大事な仕事があるからです。

 文部科学省の任務は極めて重要です。私が考える文部科学省の任務とは、教育・文化・スポーツ・科学技術・学術の振興を通じて、誰もが明るく楽しくしあわせに人生を全うできる社会をつくること、未知なるものに挑戦し限界を克服し輝く未来へと前進すること、さらには自由で平等で平和で民主的で文化的な国をつくり世界の平和と人類の福祉に貢献することです。

 そして、私が考える文部科学省職員の仕事は、子どもたち、教師、研究者、技術者、芸術家、アスリートなど、それぞれの現場でがんばっている人たちを助け、励まし、支えていくことです。

 特に、弱い立場、つらい境遇にある人たちに手を差し伸べることは、行政官の第一の使命だと思います。


 その意味でも、文部科学省での最後の日々において、給付型奨学金制度の実現の見通しがついたこと、発達障害や外国人の児童生徒のための教職員定数改善に道筋がついたこと、教育機会確保法が成立し不登校児童生徒の学校外での学習の支援や義務教育未修了者・中学校形式卒業者などのための就学機会の整備が本格的に始まることは、私にとって大きな喜びです。

 一方で、もんじゅの廃炉と今後の高速炉開発に向けた取り組み、文化庁の機能強化と京都への移転、高大接続改革の円滑な実施など、数々の困難な課題を残して去ることはとても心残りです。

 あとは皆さんで力を合わせてがんばってください。

 そして皆さん、仕事を通じて自分自身を生かしてください。職場を自己実現の場としてください。初代文部大臣森有礼の「自警」の表現を借りて言うなら「いよいよ謀りいよいよ進めついにもってその職に生きるの精神覚悟あるを要す」です。

 森有礼は「その職に死するの精神覚悟」と言ったのですが、死んでしまってはいけません。人を生かし、自分を生かし、みんなが生き生きと働く職場をつくっていってください。

 ひとつお願いがあります。私たちの職場にも少なからずいるであろうLGBTの当事者、セクシュアル・マイノリティの人たちへの理解と支援です。無理解や偏見にさらされているLGBT当事者の方々の息苦しさを、少しでも和らげられるよう願っています。

 そして、セクシュアル・マイノリティに限らず、様々なタイプの少数者の尊厳が重んじられ、多様性が尊重される社会を目指してほしいと思います。

 気は優しくて力持ち、そんな文部科学省をつくっていってください。

 いろいろ書いているうちに長くなってしまいました。最後まで読んでくれてありがとう。

 それでは皆さんさようなら。

 2017年1月20日 前川喜平


前川爆弾もさく裂<本澤二郎の「日本の風景」(2617) 2017年05月26日
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52175654.html

<大激震!「総理の意向」文書は本物・文科省最高幹部が証言>

 安倍と加計の深すぎる特別・異様な人間関係に、国民の目が集中している。5月25日に当時の文科省のトップ・前川喜平事務次官が、堂々と記者会見したことで、両者間の権力乱用の売国奴犯罪を決定付けた。安倍の女房役の「怪文書」説に対して、真っ向から否定、文科省の「総理の意向」文書は本物であると、明確に証言した。前川爆弾さく裂である。不正を働く安倍首相犯罪に「もう、これ以上は付き合えない」と怒りの矢を放ったことになる。教育行政をつかさどってきた、人生を掛けた闘争に、自らゴングを鳴らしたものだろう。

<安倍の犯罪に霞が関が反乱>

 前川爆弾のさく裂に自民党内は浮足立っている。「もう安倍では選挙を戦うことは出来ない」と萎縮して、そこからの離脱を模索し始めている。官邸にとって、まさに想定外の「霞が関の反乱」に対して、打つ手はない。連立を組む宗教政党の愚かすぎる幹部は「辞めた方の発言ではないか」という意味不明の理屈をつけてやり過ごそうとしているが、むろんのこと真実の証言にいささかも価値が低下するものではない。

 一般的に言って、官僚は恵まれた地位と収入を約束されているため、官邸の指令にきわめて忠実であるが、それが犯罪性を帯びる度はずれた行政権の乱用に対しては、相応の抵抗をする。
 それさえも抑止する安倍・自公内閣による「内閣人事局」の導入であったのだが、それでも官邸の悪しき指示に何らかの歯止めを掛けようとする。「総理の意向」という事実を記録することで、逃げを打っているとも受け取れる。その文書が発覚したため、安倍晋三は逃げ切ることが不可能となってしまった。
 お尻からもうもうと立ち上る火炎の中でのイタリアG7首脳会議で、安倍の心情はいかばかりであろうか。敵ながら同情したくなる?
 加計事件を裏付ける決定的証拠を、官僚の最高責任者が真実と証明した衝撃にうろたえる菅ら官邸の面々である。前川会見を、全ての新聞テレビラジオが一斉に報道している。霞が関の反乱に国民の怒りが増大する5月26日である。

<財務官僚も決起>

 水面下では、官僚の雄・財務官僚も、安倍打倒に動き出したことが、永田町の常識になっている。
 アベノミクスによる財政のさらなる悪化に対して、財務官僚の深刻さは測り知れないものがある。その怒りが、永田町においても表面化した。
 具体的には、野田毅や村上誠一郎ら自民党財務族の決起である。勉強会と称する、本格的な安倍打倒勢力だ。「解散も打てない死に体政権」という現状を踏まえたものだから、官邸の衝撃は大きい。背後を固める財務官僚の抵抗の大きさを裏付けている。

 いま安倍に寄り添う細田派は、問題議員の巣窟派閥でしかない。頼みの幹事長派閥は、安倍の正体を見抜いて、安倍の心臓に噛みつこうと見られている。

<自民党にも安倍打倒の動き>

 自民党は財閥の金と官界との癒着が、活動の基盤である。その一角が崩れてしまった現在である。官界の離反は、そのまま内閣・党執行部批判へと連動・拡大する。
 その先頭に村上・野田組が立った。

 同時並行して岸田外相の宏池会も、ようやく旗幟鮮明にした。安倍の9条改憲論に岸田は、公然と「その必要はない」と反発した。筆者は初めて宏池会会長としての岸田発言に安堵した。宏池会はリベラルが信条である。池田勇人・前尾繁三郎・大平政芳・鈴木善幸・宮澤喜一・加藤紘一 という人脈は、まさにリベラル一色である。

 安倍打倒の戦線に、岸田・宏池会も加わったことになる。保守本流の復活への蠢動なのだ。敗者の立場を巧妙に利用して勝ち取った吉田茂の平和主義憲法を、極右に奪われてなるものか、という信念をみせた岸田に幸運あれだ。犯罪的スキャンダルまみれの安倍体制崩壊を支えるのは、もはや細田派のみである。
 これに幹事長の二階が牙を抜けば、安倍落城となる。官邸を犯罪の巣にした安倍を支援する勢力はいない。

 前川爆弾のさく裂が、永田町の政治力学、1強多弱をひっくり返してしまったのだ。霞が関激震が、永田町激震へと伝染してしまったことになる。ここが政局の核心なのだ。

<暴かれ・裁かれる安倍の嘘>

 安倍・アンちゃん政治屋も、ここに来ると、怒りから哀れを誘う。ゆっくりと自宅で夫人の手料理で夕食をとることも出来ない。庶民の目線だと、連夜のグルメ生活で羨ましいのだが、果たしてそうであろうか。

 安倍の犯罪を知る夫人が、不用意に口を滑らせると、それで官邸から追い出される運命が待ち構えている。昭惠を一人にすることは出来ない。口封じのためのイタリア同行なのだ。

 しかし、もはや安倍の嘘は通用しない。嘘は暴かれ、続いて裁かれることになっている。検察への相次ぐ告発に、検察も動き出さざるを得なくなっている。

 「イタリアで、帰国後の弔鐘を聞いているのかもしれない」との冗談も飛び出している。ことほど元文部事務次官の証言会見の威力は大きい。

2017年5月26日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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2 コメント

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このブログ主は頭がおかしい (名無しの大罪)
2017-05-28 11:49:27
この前川という売春オヤジは、禁止されている天下りを行っていた犯罪者。
それを糾弾されクビになったら、逆恨みで反日政党に寝返るどうしようもないクズですよ。
売春報道も読売だけ報道。他メディアは「なかったことにしている」んですよ。
記者会見でも、その件は見事にカットされている。
本人がダラダラ汗かいてたのは、その言い訳に必死だったからだ。
天下りの斡旋に未成年売春。こんな奴の言う事誰が信じるよ。逮捕されるのが先。
そのクズ犯罪者を英雄扱いするバカも同類って事だよ。
頭がおかしいのはあんたの方 (ななし)
2017-05-29 20:34:43
工作員はされ!

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