さてはてメモ帳 Imagine & Think! 

重要情報をゴミに埋もれさせないよう絵本化 避難所

Beyond Borders すべては愛のために?

2015-03-31 01:21:06 | 日記
すべては愛のために』(原題: Beyond Borders)は、2003年製作のアメリカ映画。裕福なイギリス人と結婚したサラとエチオピアやカンボジアなど貧困な地域で活動する医者ニックとの愛と感動のドラマ。



監督 マーティン・キャンベル
脚本 カスピアン・トレドウェル=オーウェン
製作 ダン・ハルステッド ロイド・フィリップス
製作総指揮 ローランド・ペレグリ ガイヤー・コジンスキー

出演者 アンジェリーナ・ジョリー クライヴ・オーウェン

公開 米国 2003年10月24日 日本 2003年12月20日

これまた、なんともわかりやすい


ストーリー

イギリス人と結婚して、ロンドン郊外に家庭をもつ、アメリカ人のサラは、平和な何一つ不自由のない生活をおくっていた。ある日、パーティの会場に、 難民への援助を求めるために乱入してきたニックが告げる難民救済の実状とやせ細ったエチオピア難民の少年に、サラは心を打たれる。そして、勤務していた アートギャラリーを辞め、難民支援の為の食料を自費で買い込み、ニックたちが救援活動を行っているエチオピアへ、向かうのだった。サラは、そこで内戦と旱 魃で疲弊した大地に、避難民のあふれる衝撃的な実態に触れる。そして、彼女は、ロンドンへ帰ると、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)で、難民救済のために働き始める。一方、サラの夫のヘンリーは、ロンドンのシティー(金融街)のバブル崩壊で仕事を失ってしまう。

やがて、エチオピアから追い出されたニックたちは、クメール・ルージュと 政府軍の内戦が続くカンボジアのタイ国境地帯で難民救援活動をはじめる。ニックの仲間の一人に、ロンドンで会ったサラは、ニックたちが支援を必要としていることを知り、UNHCRの援助物資とともに、直接、カンボジアを訪れる。サラとニックは、お互いの愛を確認するのだが、サラの家庭の事もあり、いっしょ にはなれないと分かれる。

しかし、それから数年後、チェチェンで救援活動を行っていたニックが行方不明となった、という知らせを受けると、サラは、ニックをみつけねばならないと、非常に危険であるというチェチェンへ、同僚たちの助言をも顧みずにおもむくのだった。



キャスト

役名:俳優(ソフト版日本語吹き替え)

• サラ・ジョーダン・ボーフォード:アンジェリーナ・ジョリー(坪井木の実)
ロンドン郊外で家庭をもつ一児の母。アートギャラリーに勤めていたが、ニックの告げた難民救済活動の実状を知り、心を打たれる。難民救済活動の世 界へ入っていく。映画の中では、サラは、UNHCRのロンドン事務所のスポークスパーソンだが、アンジェリーナ・ジョリーは、2001年以降、UNHCR の親善大使を務めていて、UNHCRのスポークスパーソン的な事もやっている。

• ニック・キャラハン:クライヴ・オーウェン(大塚芳忠)
医師。NGO救援活動チームのリーダー。ヘンリーの父(慈善団体のボス)の資金集めのパーティに、エチオピア人難民の少年を連れて乱入して、難民救援活動への支援を訴える。

・・・以下略




以下「公然のなんとか」ですが、元関係者の告発


【特別寄稿】安倍首相の「人道支援」発言とNGOの軍事利用 ―救援者、それともCIAスパイか―(米川正子 元UNHCR職員・立教大学特任准教授)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240517

邦人人質事件を受けて安倍首相が何度も「人道支援(の拡充)」発言を繰り返しましたが(編※a)、人道支援団体がCIAに情報収集のソースとして利用されていることは、前回の寄稿に触れました。

・「邦人人質事件と安倍首相の「人道支援」発言の裏にひそむもの ~情報・諜報収集が目的か?」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/233685

CIAは、情報収集だけでなく、一部のNGOを武器輸送の手段として利用していることはあまり知られていませんが(編※b)、実はあるハリウッド映画はCIAスパイと紛争(周辺)地域で働く人道援助団体の関係性について描き、論争を引き起こしたことがあります。(引用注:彼らはいつものように、映画で娯楽しているわけですよね)

(編※)IWJ編集部による注釈
(著※)本記事執筆者による注釈


■アンジェリーナ・ジョリー主演の人道支援の映画にCIAが登場

UNHCRの親善大使(現在は特使)のアンジェリーナ・ジョリーが主演し、2003年に公開された映画「すべては愛のために」(編※c)。 日本においてはタイトル通り恋愛ストーリーとして知られており、映画監督もそう強調しています。しかし、この映画の原題は‘Beyond Borders’なので、直訳すれば「国境を越えて」。つまり、国境を越えた人道支援活動、あるいは国境を超えた難民をイメージしたタイトルなのです。しかし、それ以外にも、隠れた意味合いがあると思われます。

それは、人道援助団体が、本来の活動の「域を超えた」行為に従事していること。

実際に、映画の中に、ゲリラに拉致されたNGOの医者について、国際赤十字の職員が「彼は単なる医者ではなく、救援の域を超えて活動していた」と話すシーンがあります。

興味深いのは、慈善団体っぽい名前の名刺を有したCIAスパイが、慈善団体のパーティー会場やNGOが活動する紛争地域など様々な場所に登場することです。

そこでは、難民用の食糧の資金が不足しているために、上記のNGOの医者がCIAに助けを求めようとしたり、同医者がCIAから大金を受け取り、カンボジアのクメールルージュ支配地域に住む子供にワクチンを打つために薬品を輸送する途中で、



その物資の中に隠されていた武器、コンピューターや機密書類が没収されます。同医者はそれに関して、「「救援活動」(「」は引用者)を続けるために、武器を輸送するしかなかった」と白状したのです。

本映画は、世界中の紛争地域で人道援助団体が厳しい環境で人命救援に貢献している事実を描き、そうした団体にとっては格好の広報喧伝になったと思われがちですが、同映画の公開で、CIAの指導下で救助機関が働いているというイメージが広まれば、実際の現場で働く職員たちの命が危険に晒されると、欧米や日本のNGOの間では不評でした。これについて一切報道しなかった日本の大手メディアとは逆に、西洋の大手メデイアは大々的に取り上げました。(著※1)

映画監督は何を題材に本映画を作成したのか不明ですが、残念ながら、CIA陰謀説は映画の中だけでなく、現実に起きています。実際に、アメリカ人の人道支援家がスパイと誤解されてか、1995年にチェチェンで殺害された事件がありました。(著※2)(編※d)また本映画の内容について、アメリカの大手NGO、International Rescue Committee(IRC、国際救済委員会)は「我々は銃を密輸していない。(人道)原則とガイドラインがあり、我々はそれらに従っている」と述べましたが(著※3)、これは真実ではありません


■アメリカのNGOがCIAの下請けに

アメリカ政府のNGOの軍事利用は、「対テロ戦争」以降、劇的に顕著になりましたが、実はそれ以前から始まっており、中でもIRCがアメリカ政府とCIAの下請けであることはよく知られています。(著※4)

IRCは、ナチス・ドイツからユダヤ難民を脱出させるための手段として、アインシュタインによって1933年に設立され(著※5)、 エレノア・ルーズベルト(ファーストレディ)などの支援も受けていました。

1950年代以降アメリカ外交の役割を補い、グローバルな団体と発展しました が、それはIRCの理事に、キッシンジャー元国務長官(元難民)といったインテリジェンスや国家安全保障に関わる大物の名前が連なったことも影響しています。(著※6)



IRCが取り組んだ「半分人道的、半分軍事的な支援」(著※7)の事例は、1996-7年の第一次コンゴ戦争で見られました。アメリカ政府は当時のモブツ政権の打倒(編※e)のために、コンゴ反政府勢力(AFDL)に直接兵站の支援をしただけでなく、IRCを通して、コンゴ東部の州都の2カ所に高射砲隊(anti-aircraft artillery)を設置した上に、食糧配給という手段で反政府勢力の公務員に給料を支払ったのです。(著※8)



筆者もコンゴで勤務していた際に、IRCの内密の活動について、同僚と共に耳にしたことがよくあります。その活動とは、コンゴ東部に勤務していた国連やNGOの外国人職員が、第2次コンゴ戦争開始の1998年に国外に避難する中、IRCは反対に戦闘地に飛び込み、航空機で武器を輸送していたことです。

他にも、武装輸送は確認されていませんが、CIAがIRC以外の機関を通して、人道支援に関わる事例もあります。

援助団体は、援助物資の輸送のために航空会社やトラック会社と契約を結びますが、1969年から1973年まで、CIAが所有していたサウズン・エア(Southern Air)は、1990年代にUNHCRや赤十字と契約を結び、ソマリアやエチオピア難民の帰還や援助物資の輸送に使われました。(著※9)

映画「すべては愛のために」に話を戻すと、CIAが慈善団体っぽい名前の名刺を提示したシーンも、実話にもとづいています。パキスタンの新聞による と、アメリカ海軍兵士、警備員やスパイが偽パスポートを有しながら、アメリカに拠点がある名高い国際NGOの名前を使って、あるいは実在しない偽の人道支 援NGOの下に、滞在していたと報道しました。(著※10)



このような機密の行為によって、現地では外国人の人道支援家に対する不信感が増大し、彼らの危険を脅かすことになります。




■人道支援の影に隠れて着々と進められる安倍政権の思惑

当然のことながら、これらのことを「アメリカの問題」としてのみ扱うことはできません。

安倍政権は、NGOの軍事利用をもくろんでいると疑われる一連の決定を、着々と下しています。

国家安全保障会議の設置と国家安全保障戦略の策定、武器輸出三原則から防衛装備移転三原則への改定、集団的自衛権行使容認の閣議決定。それに加えて、新たな「開発協力大綱」の閣議決定によって、それまでの原則で禁じられてきた、他国軍の活動への非軍事的な支援が可能になりました。

外務省によると、ここで言う「開発協力」とは、狭義の「開発」のみならず、人道支援なども含め広くとらえています。(著※11)

これらの安倍政権の動きについて、日本でほとんど報道されていない人道支援の影の現実と照らし合わせながら、真剣に議論を進めなくてはなりません(続)。
――――――――――――――――――――――――

【著者注釈】

(著※1)The Guardian, ‘Hollywood tale of aid worker in cahoots with CIA sparks dismay’, 15 November 2003, http://www.theguardian.com/world/2003/nov/15/usa.film; The World Today, ‘Aid workers critical of Hollywood film’, 17 November 2003, http://www.abc.net.au/worldtoday/content/2003/s990819.htm などを参照。

(著※2)The Nations, ‘Spy or Savior?’, July 8 1999, http://www.thenation.com/article/spy-or-savior

(著※3)The Sunday Morning Herald, ‘Jolie’s film under fire’, November 10 2003, http://smh.com.au/articles/2003/11/10/1068329474384.html?from=storyrhs

(著※4)Eric Thomas Chester, Covert Network: Progressives, the International Rescue Committee and the CIA (Armonk/London: M.E. Sharpe, 1995).

(著※5)Wayne Madsen, Genocide and Covert Operations in Africa 1993-1999, (Lewiston: The Edwin Mellen Press, 1999) 208

(著※6)Ibid

(著※7) Gérald Prunier, Africa’s World War: Congo, The Rwandan Genocide, and the Making of a Continental Catastrophe (Oxford: Oxford University Press, 2009) 127.

(著※8)Filip Reyntjens, The Great African War: Congo and Regional Geopolitics, 1996-2006 (Cambridge: Cambridge University Press, 2009) 68.

(著※9)Madsen, Genocide and Covert Operations in Africa 1993-1999, 361

(著※10)The Nation, ‘Blackwater infiltrates streets of Islamabad’, 14 May, 2010, http://nation.com.pk/politics/14-May-2010/Blackwater-infiltrates-streets-of-Islamabad

(著※11)外務省「開発協力大綱の決定について」(日程不明)http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/about/kaikaku/taikou_minaoshi/files/h_shiryo_2.pdf


【編集部注釈】

(編※a)人質の動画がインターネットで公開されたきっかけとなったと言われる2015年1月17日エジプトにおける安倍首相演説には、「難民・避難民支 援…地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度の支援」という表現で、「人道支援」は明言されていない。

ところが、安倍首相は人質の動画の公開後に行なわれた1月20日イスラエルのエルサレム市内での記者会見で、「難民支援を始め、非軍事的な分野で…貢献を 行う。2億ドルの支援は、地域で家を無くしたり、避難民を救うため、食料や医療サービスを提供するための人道支援。正に、避難民にとって、最も必要とされ ている支援」と、初めて人道支援を口にした。

また、1月27日の衆議院本会議でも、イスラム国対策として2億ドルの支援を表明したことに関連し、「テロリストの脅かしに屈すると周辺国への人道支援はできない」と強調している。


(編※b)米国がNGOを軍事作戦や工作に利用している、という指摘は多くのジャーナリストが指摘している。

・ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版『「オレンジ革命」と米ロの影』 ジャン=マリー・ショーヴィエ(Jean-Marie Chauvier)、訳・岡林祐子、斎藤かぐみ(2005年1月号) http://www.diplo.jp/articles05/0501-2.html

・Strategic Culture Foundation Online Journal『アメリカのカラー革命支援の歴史を書き換えるケリー国務長官』(Kerry Re-writes History of U.S. Support for Color Revolutions)ウェイン・マドセン(Wayne MADSEN) (2015年3月6日)http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-79c2.html

・Strategic Culture Foundation Online Journal『ウクライナ: NATOの東方の獲物』ウェイン・マドセン(Wayne MADSEN)(2013年12月16日)http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/nato-07ed.html

・CIA/NATOの‘汚い戦争’作戦の匂い漂うイラクISIS
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/cianatoisis-cec.html


(編※c)・『すべては愛のために』(原題: Beyond Borders)
―KINENOTE
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=34402
―Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/すべては愛のために


(編※d)フレッド・クニー(Fred Cuny)(1944年11月14日米国コネチカット州生まれ)。災害復旧のスペシャリスト。1969年より数々の人道支援プロジェクトで活動した。ビア フラ、ガテマラ、エチオピア、イラク、ソマリア、ボスニアといった国々を回り、ジョージ・ソロス氏(米国投資家・投機家)が会長を務めるオープン・ソサエ ティ協会(Open Society Institute)と密接な協力関係にあった。

クニー氏は秘密裏に雇われた政府エージェントだと多くの人から信じられていた。その理由として、政府の力に頼ることなくしては実現不可能と思われる次の二 つの救援活動を成功させたことがあげられる。湾岸戦争後、トルコ・イラク国境沿いに避難していた約40万人のイラクのクルド人難民を、クニー氏は実質的に たった一人で、現地の米国軍の指揮官から協力を取りつけ、100日以内に無事帰還させている。また、サラエボでは、輸送物資で満杯状態の国連の救援機C- 130に、大型のトレーラーを優先的に運ばせ、セルビア人によって破壊された水処理プラントを見事再建した。

1995年4月、クニー氏と赤十字の医師2人、そして通訳が停戦合意に向けて交渉中のチェチェン共和国で消息を断った。クニー氏はジョハル・ドゥダエフ氏 (チェチェン大統領ロシア側)から安全を保障されていたが、ロシア勢力は彼らがロシアのスパイであるという情報操作を行い、チェチェン側勢力(諜報機関) はそれを信じ、処刑したと考えられている。4名は消息を断ったまま、未だに発見されていない。

(編※e)ジャーナリストのウェイン・マドセン(Wayne MADSEN)が2001年に米下院の公聴会で行った「米国が中央アフリカでの大虐殺と内戦に果たした役割と、現在民間軍事請負会社がその他のアフリカの紛争地域で果たしている役割」等についての報告
http://mienaisenso.blogspot.jp/2011/12/blog-post.html



アンジェリーナ・ジョリー UNHCR特使
http://www.unhcr.or.jp/ref_unhcr/angelina/index.html

アンジェリーナ・ジョリー氏の人道問題への関心が高まったのは2000年、主演映画「トゥームレイダー」撮影のためカンボジアに行ったことがきっかけだった。撮影終了後、ジョリー氏はUNHCRの職員と人道支援の現場へ足を運ぶようになった。それ以来、ジョリー氏の人道問題への関心の高さと強い思いは揺らぐことはなく、避難を余儀なくされた人々の現状を伝え、国際的支援を訴えるという活動を精力的に行ってきた。

2001年UNHCR親善大使に任命されたジョリー氏は、アクセスしにくい40ヶ所以上の人道支援の現場へ赴き、難民、避難民となった何百万人もの人々の苦しみを伝え、保護を訴えて来た。





2012年アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官は、ジョリー氏の献身的な活動を高く評価し、UNHCR特使に任命した。特使に任命された2012年4月にはエクアドルを視察するなど、より大規模な人道危機と向き合うことになった。

ジョリー氏はUNHCRが行なう人道支援活動の現場を視察するだけでなく、国際的な外交の場でUNHCRや高等弁務官の代表として難民や避難民の声を伝えるという活動を行ってきた。ジョリー氏の活動は、紛争によって避難を余儀なくされた人々にいかに最善の解決策を提供できるかについての議論を高める上で大きく寄与した。

ジョリー氏は、UNHCRへの寄付という形でも貢献してきた。2001年からこれまでに総額500万米ドルもの寄付を行なってきた。寄付金は主にケニアやアフガニスタンでの学校建設や生活改善のために使われた。

2003年にはカンボジアで「マドックス・ジョリー・ピット基金プロジェクト(Maddox Jolie-Pitt Foundation project)」を立ち上げ、カンボジアの農業、教育、医療、職業訓練、インフラ整備、農村開発やマイクロクレジットプログラムと多岐にわたる分野で貢献してきた。

2005年には「難民と移民の子どもたちのためのセンター(National Centre for Refugee and Immigrant Children)」を立ち上げ、若い難民申請者が無料で法的支援をうけられるようにした。2008年にはマイクロソフト社と協働で「弁護を必要とする子どもたちのための組織(Kids in Need of Defence)」という法律事務所によるプロボノ組織を立ち上げ、法的機関、NGO、ボランティアが一緒になって、米国在住で保護者のいない移民の子どもたちに法的支援を提供してきた。

さらに紛争の被害を受けた子どもたちへ教育プログラムを提供する「紛争の影響を受けた子どもたちへの教育パートナーシップ(the Education Partnership for Children of Conflict)」の共同代表も務めている。



2007年、ジョリー氏は外交評議会(Council on Foreign Relations - CFR)のメンバーとなった。



それ以降、「大量残虐行為と大量虐殺廃止の介入」を含む多くのCFRの特別報告に対し、資金提供をしている。2010年にはハイチを数回訪問し、政府の法的統治能力を強化するための「ジョリー・リーガルフェロープログラム」を設立。これはハイチに若い弁護士を派遣し、政府の児童保護の支援強化を目的にしている。

同年3月にはコリン・パウエル氏とともに米国UNHCR協会とクウェート・アメリカ基金の晩餐会に特別ゲストとして出席し



イラクの難民女性や子どもを支援するために100万ドルを集めた。その席で、ジョリー親善大使は、難民と移民の子どもたちのためのセンター(National Center for Refugee and Immigrant Children)の開設を発表した。

2005年6月、ジョリー親善大使はワシントンにおいて、コンドリーザ・ライス国務長官と1994年のルワンダ大虐殺から逃れた人々を保護した元ホテル支配人のポール・ルセサバギナ氏とともに「世界難民の日」に合わせた数々のイベントを主催した。



2007年、ジョリー親善大使は外交評議会(CFR)のメンバーとなった。ジョリー親善大使は「大量残虐行為と大量虐殺廃止の介入」を含む多くのCFRの特別報告に資金提供している。2010年にはハイチを数回訪問し、政府の法的統治能力を強固なものとするために「ジョリーリーガルフェロープログラム」を設立。このプログラムはハイチに若い弁護士を派遣し、政府の児童保護を支援強化を目的としている。

一方「ジョリー・ピット基金」からはナミビアのナンクス野生動物サンクチュアリーの傷ついた動物の保護、人と動物との争いを最小限にするための支援金が提供されている。さらに、カンボジアとエチオピアにエイズと結核の子どものための治療施設を設立した。

このようにジョリー氏の人道支援への献身はとどまることを知らない。2003年には国連特派員協会の第一回「国連特派員協会賞」を受賞した。2005年には難民支援活動が認められ、アメリカ国際連合協会と国連経済評議会の「グローバル人道賞」を受賞。2007年には国際救援委員会から「フリーダム賞」をグテーレス高等弁務官とともに受賞した。2011年10月、UNHCRはジョリー氏の親善大使、特使としての10年にわたる人道支援への貢献を表彰した。

2012年4月より、UNHCR親善大使からUNHCR特使に任命された。

アンジェリーナ・ジョリー、高等弁務官特使として任命 2012年4月17日
http://www.unhcr.or.jp/html/2012/04/ws120418.html

2012年世界難民の日に寄せて アンジェリーナ・ジョリーUNHCR特使 2012年6月21日
http://www.unhcr.or.jp/html/2012/06/ws120621.html

アンジェリーナ・ジョリーUNHCR特使 シリア国境を訪問 2012年12月 7日
http://www.unhcr.or.jp/html/2012/12/ws121206.html


【フィールドミッション】

2015年
・ 2015年1月 イラク

2014年
・ 2014年9月 マルタ
・ 2014年6月 タイ
・ 2014年2月 レバノン

2013年
・ 2013年6月 ヨルダン

2012年
・ 2012年12月 ヨルダン
・ 2012年9月 イラク
・ 2012年9月 トルコ
・ 2012年9月 レバノン
・ 2012年9月 ヨルダン
・ 2012年4月 エクアドル

2011年
・ 2011年6月 マルタ、イタリア
・ 2011年6月 トルコ
・ 2011年4月 チュニジア
・ 2011年3月 アフガニスタン

2010年
・ 2010年12月 スペイン
・ 2010年9月 パキスタン
・ 2010年8月 ボスニア・ヘルツェゴビナ
・ 2010年6月 エクアドル
・ 2010年4月 ボスニア・ヘルツェゴビナ
・ 2010年2月 ハイチ

2009年
・ 2009年10月 シリア
・ 2009年9月 ケニア
・ 2009年7月 イラク
・ 2009年2月 タイ

2008年
・ 2008年10月 アフガニスタン

2007年
・ 2007年8月 イラク、シリア
・ 2007年2月 チャド

2006年
・ 2006年12月 コスタリカ
・ 2006年11月 インド

2005年
・ 2005年11月 パキスタン
・ 2005年5月 パキスタン

2004年
・ 2004年12月 レバノン
・ 2004年10月 スーダン
・ 2004年10月 タイ
・ 2004年6月 チャド
・ 2004年4月 アリゾナ(アメリカ)

2003年
・ 2003年12月 エジプト
・ 2003年12月 ヨルダン
・ 2003年8月 ロシア
・ 2003年4月 スリランカ
・ 2003年3月 タンザニア

2002年
・ 2002月12月 コソボ
・ 2002年10月 ケニア
・ 2002年6月 エクアドル
・ 2002年5月 タイ
・ 2002年3月 ナミビア

2001年
・ 2001年8月 パキスタン
・ 2001年6-7月 カンボジア
・ 2001年2月 シエラレオネ



ミッション おまけ








帝国の両刃の剣: グローバル軍 + NGO Tony Cartalucci Ⅲ
http://satehate.exblog.jp/17954309/


批判の照準を当てられているNATO ドイツは、NATOの威嚇行為から距離をおこうとしているのか? ダニエル・ガンサー博士 2015年3月23日 ロシア・インサイダー

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/nato-853c.html
 2015年3月30日 (月)より

本記事は元NachDenkSeitenに掲載されたもの。Mihajlo Doknicが、RI用に翻訳。



ドイツ首相府が、NATO欧州連合軍最高司令官フィリップ・M・ブリードラブ[Philip Mark Breedlove]大将を“危険なプロパガンダ”だと非難しました。



そこで質問です。この種のプロパガンダ・テクニックを自ら利用している政府がこういう批判をするのをどう思われますか。

マスコミ学者で、複数の本の著者イェンス・ウェルニッケが、著名なスイス人の平和研究者で、NATO専門家のダニエル・ガンサー博士と対談した。

ガンサーさん、ドイツ首相府は、NATO最高司令官のフィリップ・M・ブリードラブ大将を、“危険なプロパガンダ”と批判しました。例えば、ブリードラブ大将は、東ウクライナにおける、ロシア軍の関与を誇張しています。一体何が起きているのでしょう? ドイツ政府は、NATOを、戦争プロパガンダということで批判しているだけなのでしょうか?

ドイツ首相府の批判は正しいのです。何か危険なことが今起きていると私は思っています。ブリードラブの様なアメリカ人将軍達は、ドイツ人とロシア人が、両国を弱体化させるために、お互いに殺し合う戦争を引き起こそうとしています。これは冷笑的で、実際、悪魔同然の計画です。しかし、これはまさに、シンクタンク・ストラトフォー会長のジョージ・フリードマン[George Friedman]の様なアメリカ人戦略家が示唆しているものです。



ドイツとロシアが団結すれば、アメリカを脅かすことができる唯一の勢力になると、シカゴで、2015年2月に行った講演で、フリードマンは言っています。

“我々の基本的な関心は、[ドイツ・ロシア同盟を防ぐ]、そういうことが決して起きないようにすることです”とフリードマンは言いました。

“アメリカは、帝国として、常時、ユーラシアに介入することはできません”と彼は説明しました。それゆえ、アメリカは、各国をお互いに争わせて、緊密な同盟を構築しないようにしなければならないのです。“ロナルド・レーガン大統領が、イラクとイランに対して利用したのと同様なものを提案したいと思います。彼は戦争の両側を支援したのです!”とフリードマンは述べました。1980年から1988年までのイラクとイラン間の戦争で、少なくとも400.000人が亡くなったので、平和科学の観点からは、フリードマンが示唆しているのは恐ろしいことです。“イラン人とイラク人は、我々に対してでなく、お互いに戦ったのです”講演で、フリードマンは説明しました。“あれは冷笑的で、非道徳的でした。しかし、機能したのです。”


アメリカはユーラシアを占領することはできません。ヨーロッパの土地に足を踏み入れた瞬間、人口統計上、我々の人数がまさるのです。ブリードラブの様な過激なアメリカ人将軍達が、将来、ドイツとロシアの兵士が、ウクライナで殺し合い、東ヨーロッパ全体を不安定化させ、弱体化させるという、この戦略を実行しようとしているのだと私は思います。これは破滅的事態です。ですから、平和運動は、ウクライナの中立の様な代替の解決策を奨励する必要があります。NATOには加盟せず、ドイツとロシアとの友情です。

NATOは、この紛争をどのようにあおろうとしているのでしょう?

NATO司令官のブリードラブ大将は、誇張や、いつわりの主張を広めることで突出しています。これがNATOが戦争をあおる手口です。



状況は、ご承知の通り非常に張り詰めていますから、これは危険です。2014年11月12日に、ブリードラブ大将が、ロシア軍兵士と戦車が、ウクライナに進撃した!と主張しまた。しかし、それは本当ではなく、些細なことではありませんでした。NATO軍司令官は、文字通りこう言ったのです。“ロシアの軍隊、ロシアの戦車、ロシアの大砲や、防空システムが、ウクライナに運びこまれるのを見た。”BBCや他のマスコミがこれを世界中に広めましたが、これはウソでした。

またヨーロッパ駐留アメリカ軍司令官[Allied Land Command]であるアメリカのベン・ホッジズ[Frederick “Ben” Hodges]中将も、ウクライナ軍を支援して、戦争に向けようとしています。




2015年1月、彼はキエフの軍病院を慰問し、負傷したウクライナ人兵士にアメリカ陸軍の勇気勲章を手渡しました! これは、もちろん、緊張を高めます。

ところが、アメリカのホッジズ中将は、象徴的に誇示したのです。アメリカが、ウクライナ“戦争の当事者”だと。東ウクライナの分離主義者が支援するロシア人と戦っているウクライナ軍を支持していると。



ドイツは、NATO加盟国なので、ドイツ兵士がこの戦争に、アメリカによって引きずりこまれる危険性があるのです。

2001年以降のアフガニスタンと同様に。もうそういうことになれば、まさにフリードマンが要求している状況になってしまいます。ドイツとロシアが、ウクライナでお互いに打ち合うのです。もちろん、そういうことにならないよう私は願いますが。ところが、平和運動は、それを避ける為には、この問題を提起し、そうした危険を警告する必要があるのです。

NATOがウソをついたり、誇張したり、だましたりというのは非常に良くあることですか?

はい、残念なことに、NATOは、きまった様に、ウソと戦争を組み合わせています。私の著書『NATO’s secret armies in Europe(ヨーロッパのNATOの秘密軍)』で、テロや秘密の戦争画策を書いてあります。冷戦中、NATOがどのようにして、西欧諸国内部に、CIAやイギリス情報機関MI6の支援を受け、秘密の軍隊を構築したのかを私は書きました。その存在を、各国政府も国民も何も知らないのです。




彼らは過去70年間、様々な国々で、ずっと戦争をし続けてきたのですから、特にアメリカ人将軍達は危険です。帝国の代表として、彼らは殺戮にだけ慣れているのでなく、欺くのにも慣れています。

例えば、1963年から1969年の間、NATOのSACEUR(欧州連合軍最高司令部司令官)をつとめたのですから、ブリードラブの前任者の一人なのですが、ライマン・レムニッツァー[Lyman Louis Lemnitzer]大将が、



60年代に、アメリカはグァンタナモ基地のアメリカ艦船を破壊し、ワシントンで、テロ攻撃をでっちあげ、アメリカ国民に戦争を支持させる為、両方の犯罪を、フィデル・カストロになすりつけて、対キューバ戦争を画策するべきだと示唆しました。
ところが、ジョン・F・ケネディが、作戦[ノースウッズ]を止めました。しかし、これは、ペンタゴン幹部がどれほど危険かを示しています。

戦争を強く求めているのはアメリカだけなのか、それとも他の国々も関与しているのでしょうか?

NATOには、28の加盟国があり、不幸なことに、他のNATO加盟国も、戦争プロパガンダに関与しています。例えば、イギリス人です!



2003年3月、イラクを攻撃前に、当時の首相トニー・ブレアはこう言いました。“イラクは化学兵器と生物兵器を保有している。ロケットは、45分以内に使用できる状態だ。”それはウソでした! アメリカとイギリスが始めたイラク攻撃は、それでもなお、国連の授権無しでした。ですから、違法だったのです!

NATOが、1999年3月24日に、セルビア爆撃を開始したのも違法な侵略でした。NATOは、国連安全保障理事会からの授権を得ていなかったのですから。

当時、アメリカと共に、[対ユーゴスラビア戦争]侵略に積極的に参加したのは、ゲルハルト・シュレーダー首相、ルドルフ・シャルピング国防大臣と、ヨシュカ・フィッシャー外務大臣支配下のドイツでした。

侵略の準備段階で、国民にこの戦争を支持させるため、ウソが広められた。後に、2014年、シュレーダーは、NATOが国際法に違反したことを認めた。“それぞれ、ユーゴスラビアと、コソボでの進展に、どの様に対処すべきかという問題がおきた際、我々は、戦闘機トーネード[ドイツの戦闘機]を、NATOと共にセルビアに送り、安全保障理事会決議なしで、主権国家を爆撃した”と、シュレーダーは自己批判的に認めました。

そうした場合、誰も声を上げず、同じ主張のNATO声明ばかり読まされるのは一体なぜでしょう?

ドイツのマスコミは、ストラトフォー会長フリードマンの様なアメリカ人過激派が要求している様な形で、国民をロシアとの直接対決に追いやっています。つまり、彼らはロシアに対する敵意をあおっているのです。しかも、NATOやアメリカの戦略的権益や、ウクライナでの戦争をあおるこうした勢力に関する批判的論議がされることはごく稀です。

多くのジャーナリストは、自分の職や他のことが心配で、アメリカを帝国と呼ぼうとさえしません。しかし、アメリカが、現代の帝国で、最強の国家で、当然、自らの国益を追求していることは明白です。マスコミは、この事実にふれることは滅多にありません。ですから、TVを見ている多くの人々は、アメリカ帝国やら、ユーラシアにおけるこの帝国の戦略的権益という言葉すら知りません。それゆえ、TVと新聞に失望した批判的な人々は、インターネット上の代替メディアで学ぼうとしているのです。

我々[ドイツ政府]による批判は、いよいよ彼らが、世界的な暴力の連鎖をやぶろうとして、ロシアとの礼儀正しい対話を重視し、プロパガンダとは距離を置く兆しだと思われますか? そして、ドイツ政府は、NATOそのものより信頼がおけるのでしょうか?

私はスイス人で、スイスはNATOに加盟していません。それでドイツの政策とメルケル首相を、私は外部から見ています。そして、多くの人々が、距離が近いので、ウクライナ状況[戦争]を懸念しているのが私には分かります。私が知っているドイツ人の大半は、ドイツ兵士とロシア兵士がお互い打ち合う様な未来を望んではいません! しかし、ドイツ政府が何を望んでいるのか私には良くわかりません。ドイツはジグザグ・コースを進んでいます。ある日には、NATO加盟国として、アメリカと共に、ロシアとの緊張を高めて、ウクライナでの戦争をあおります。そして時には、友好を保とうとしたり、あるいはNATO戦争タカ派のブリードラブを公然と批判して、少なくとも、ロシアを尊重したりするのです。それで、どちらの方針が、将来優勢になるのか良く分かりません。

タカ派のアナス・フォー・ラスムセン[Anders Fogh Rasmussen]が、NATO事務総長を退任したことについての評価はいかがですか? イェンス・ストルテンベルグ[Jens Stoltenberg]は、平和的な後継者になれるでしょうか? 言い方を変えれば、事務総長は、実際NATOの政策に対して、どれほど影響力があるのでしょう?

NATOの歴史を調べれば、事務総長の座には、常にヨーロッパ人が就き、現在はストルテンベルグ、ノルウェー人で、彼の前任者、ラスムセンはデンマーク人だったことがすぐに分かります。しかし、誰がNATOを支配するということについて、ヨーロッパ人は誤解してはなりません。支配しているのはアメリカ人です!

事務総長は最も重要な役職ではありません。ここにこそ軍事司令部があるので、実際は、欧州連合軍最高司令官の一人がそうなのです。アメリカ人が、現在はブリードラブですが、常にこの地位を占めています。



ストルテンベルグが公的にブリードラブを批判したり、止めようとしたりしたことがあるでしょうか? いいえ。彼にはできません。事務総長としての彼の仕事は、NATOに、ヨーロッパの顔をもたせることです。アメリカ人外交官がいつも現れるより、この方が、ヨーロッパでは受けが良いわけです。

ストルテンベルグが、NATOを、平和的な組織に転換できるとか、しようとしているとは、私は思いません。



過去20年間のNATOの実績からも。NATOの戦争と政権転覆のテクニックは、リビアで、イラクで、アフガニスタンで、様々な国々を廃墟にし、人々の心に傷を負わせています。ですから、ウクライナもこのリストに載ることにならないよう願っています!


インタビューをありがとうございます。



記事原文

Is Germany trying to distance itself from NATO's sabre-rattling?
http://russia-insider.com/en/2015/03/23/4815

---------
ダニエル・ガンサー博士については、

2007年12月20日の記事で、彼の著書、内容に触れている。ご一読を。

大衆を国家に頼らせるべく、無辜の民間人、女性、子供を攻撃せよ<グラディオ作戦>
 2005年2月18日
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/2005218-66b3.html

http://satehate.exblog.jp/7779783/

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« アンブロークン & マリフ... | トップ | 官邸がこの図に怒ってるって »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。