先日もご案内した、金沢青年会議所主催の『ビジョナリーフォーラム』を聴きに
金沢に伺いました。
「よーこさん」こと、戦略ストラテジストの坂之上洋子さんと、
映画『君の名は。』の宣伝プロデューサーの弭間友子さんの対談という
ブランディングや宣伝について関心のある人にとっては
かなりうれしく、レアなコンテンツであったと思います。
具体的にどんな内容だったかは触れませんが、
裏事情も含め、いろいろオフレコの話もたくさん聞かせていただいて、
あっという間に90分が過ぎちゃった印象でした。
ちょろっと行って、ちょろっと帰ってくるつもりだったのですが、
よーこさんが時間を作ってくれたので、うれしいやらなんやら。
併せて、よーこさんの金沢に対する印象がめちゃくちゃおもしろかった。
・30代の若手の人たちが、お茶屋に遊びに行くのが信じられない。
・会う人会う人、口を開けば「加賀藩」「前田家」なのはどういうこと???
・やたら歴史の話が出てくる。みんな「歴男」「歴女」なの?
…元加賀藩に暮らしているとそんなもんさと思っていたけれど、
言われてみたら確かに伝統文化どっぷりな接待するところも、
なにかにつけて歴史の話を絡めてくる場所も、日本にはそうそうないよね、と。
例えすべての人がお茶屋に行くわけじゃないけど、
ある程度のポジションの人は、みんなそこそこ地元にまつわる前田家の話はできる。
こうなった理由はある程度推測できるわけですが、
外の人から見たらかなり衝撃的な風土であった…というわけですね。
なんだか地元だからこそまだまだ気が付いてないこといっぱいあったなと。
そして前田家、400年以上影響力を及ぼしてるなんて、ほんとうにすごいなと。
単に、きれいね、素敵ねっていうだけじゃなくて、
「ここ変わってる」って外の人に指摘してもらうのって、とても大事。
それは再認識です。
ところで、まったく関係ないけど、
しばらくぶりに金沢散歩できておもしろかったです。
大通り沿いにまでカジュアルなホテルが増えてびっくりでした。