Made in CHINA by JAPAN-日本唯一の中国女性人材育成コーチ&トレーナーのブログ

中国でのコミュニケーション研修と日本でのマーケティングコーチの展開を綴る。手帳術セミナーもやってます。

PRしたのに「地元の方がおいしい」と否定された気分になったら。

2016-10-31 09:15:13 | Weblog
誰しも、自分が親しんだものをおいしいと感じるという話。

先日、ボランティアガイドをしている方が、
静岡から来たご年配の夫婦を案内した際、
地元のおいしい魚介をアピールしたところ、こんな返事が返ってきたとか。

「でも、やっぱり自分は焼津のマグロのほうがうまいと思う」。

いろいろ静岡との共通点を探しながら、
アピールしていったとのことなのですが、
そう言われてしまうと、なんだかがっかりしてしまうと。


確かに、一生懸命紹介してくれる人を前に、
静岡の方の、相手を否定するように受け止められる反応は
いかがなものかという気もしなくもありません。

「そうですね、なかなかよかったですね。
でも、焼津のマグロも負けてませんよ」


くらいに言ってもらえたら、
ガイドの方はもっと頑張って、もっといいサービスをしてくれたかもしれません。


一方ガイドの方も、
「そりゃあそんなもんだ」という気構えでもよかったかも。


仮に、ほんとうに紹介したものが焼津のマグロよりおいしかった、
もしくは世の中でとんでもなく評価されているにしても、
その人には自分なりの違う評価基準があったことは十分考えられます。

その人にとって、焼津のマグロは幼い頃から慣れ親しんだ味。
いろいろな記憶と絡み合った切っても切れない食材で、
当然珍しいよその特産品より価値がある、
そう考えても全く不思議はありません。

これを逆の角度から見たとしたら、こういうことでしょうか。

静岡で育っていない自分にとっても、
焼津のマグロは確かにおいしい。
ただし自分の生活の中で季節の移ろいを感じながら口にしてきた地元の食材は
マグロ以上の価値を感じる。

そう考えるのは自然です。


すると「焼津のマグロのほうがおいしい」というリアクションは、
それほど凹むほどに当たらない、当たり前のこと
にも思えます。


狭い日本でさえこんな具合ですから、
世界では数限りなくこんなケースに遭遇するでしょう。

相手がおいしいと思っているなら、それは受け止める。
そしてそのバックにはその人の暮らしの積み重ねがある。
そう理解すればいいのではと思います。



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