家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

屋上を修理した

2017-03-21 14:08:22 | Weblog
「やっと自由になった」

これが率直な感想だ。

屋上の修理をした。

防水の業者が屋上を見に来て外壁を「コンコン」と叩いてみた。

音の変化で、その場で立ち会った私にも分かった。

「壁の裏に在るはずの柱がない」

長年の雨漏りによって木材が腐ってしまっている。

「これは大修理になるぞ」

つまり大出費になることを直感した。

「これが終わったあと、こちらの作業に入ります」

作業手順は聞いているが、作業は天候次第という一面を持つ。

クレーン車を始めとして防水職人、大工、防水業者それぞれが別の車でやって来た。

工事の始まりだ。

それからは職人たちが、それぞれの仕事をしに集まってくる。

玄関には大きな靴が並ぶ。

屋上に登るための階段で昼寝をするマロちんの居所がない。

私は駐車場の確保とネコの寝床の確保が主な仕事だった。

職人たちは、仕事の関係上キレイな格好をしてくるはずがない。

パンチパーマの伸びたヘアースタイルの大きな青年がドヤドヤと家に入ってくるので妻も私に「家に居てね」と言う。

屋上に登るには、私の居る居間を通るしかない。

屋上から降りて車に道具を取りに行く時、そして道具を持って登る時、必ず「失礼します」と言って私に頭を下げて通る。

妻も本来は真面目な職人に次第に慣れてきて昼食の一部を「食べて」と渡したりするようになった。

職人が指を切った時は水道で洗って傷用テープを貼った。

ぎっくり腰をやった職人には「仕事しないで寝ていて」と気遣う。

彼らが帰ったあとマロちんは隠れていた押入れから出てくることができた。

たまに職人と遭遇することがあると、あわてて別の部屋に退避した。

そんなことで長く続いた作業もギクシャクすることなく終えることができた。

新築当時とは違った工法で、脱気塔という装置も付き、塗料を始めいろいろな物質が進化しているので新築よりも良くなったといっても良さそうだ。

自分の時間が、それぞれに戻ってきて本来の我が家に戻った。

この夏は屋上ビアガーデンが復活するかもしれない。
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