ぽよ熊さんのテレビ観戦記

活字好きはどうぞ!「昭和後期」(新命名)にTVと蜜月期を送った元女の子(笑)で、かつてのバブル世代が死語満載で送ります

赤西仁の休業騒動

2006年10月22日 | 芸能ニュース等
KAT-TUNの赤西仁が突然芸能活動を休止し、どこだかわからぬ国へ、何語だかわからぬ語学を勉強しに、留学することになったらしい。
もともと赤西仁って、今回の騒動の報道を通じて、やっと顔と名前が一致するようになったあたしにとって、ほぼ無期限休業=引退するからって特になんの思い入れもありようがない。

でも日テレ系「ごくせん2」をだいぶ前、再放送でちらっと見たから、そこにKAT-TUNだか嵐だかよくわかんないけど、若手で人気が出始めてるジャニーズのグループの男の子二人が出てる、というのは認識してた。

「ごくせん2」には他にも、速見もこみち(これはあたしも知ってる)、小出恵介(同左)、小池徹平(同左)とか、イマドキのかわいい男の子たちが集まってた。
でも、ストーリーとしては、第一作の方がずっと新鮮味があったし、二作目はそうした若手イケメンオールスターぞろいなだけで、第一作の焼き直しにすぎなかった感じがする。
なので、やがて見るのを途中でやめてしまった。
(それに仲間由紀江のアクション下手すぎ、運動神経なさすぎで、彼女の格闘場面を見るの疲れちゃった。あのへなへな腰に倒される男がどこにいる!?)。

とにかく赤西仁と人気を二分していたという亀梨和也と、実はどっちがどっちかわからない状態だった、というのがホントのところ。
亀梨は「たったひとつの恋」で、本人見るようになったからもうわかったけど、赤西のアップは、実はこの休業会見で初めてまじまじと見た。
(YOU TUBEでわざわざ映像探したんだもん)。
しかし、気がついてみれば、NTTドコモとかのCMで実は赤西くんを見てたんだわ。お見それしましたー。

まー、亀梨くんを先に見て赤西くんを次に見れば、確かに赤西くんの方が品はあるわな。
亀梨くんは「突っ張り」って感じだし、それに比べれば赤西くんの方が「王子」っぽい。

廊下でもしすれ違ったら、亀梨くんとは目を遭わせないように、あたしだったらさけて通る。
でも、赤西くんだったら、「あら、かわいい子」とうるうるモードで視線送っちゃうかも。

でもそれは亀梨くんの顔の方がある意味、インパクトあるからで、あの、たらこのようにぬらぬらと光ってる唇といい、チーク入ってるような頬の切れ込みといい、ホストかビジュアル系ロックバンドか、まーとにかく近寄りがたい。
赤西くんの方は、まじまじと見たら「美形じゃん!」と思うんだけど、実はけっこうぱっと見には目立たない。

しかし、赤西も亀梨も二人ともほんと、昔の少女マンガに出てきそうなタイプだなあ。
(速水もこみちとか、まさにそう。最初見たとき、えっまじ?って目を疑ったよ。この顔と髪型と首と体のバランス、少女マンガから出てきたものとしか思えないよーって)。

全く今の日本の若い男の子たちは、漫画の登場人物を具現化した顔かたち、体型によくぞ進化を遂げたもんだ、と思うよ。
端倪すべからざる存在なり。
それを考えれば、イケメンが一人画面から消えるのは、もったいないような気もする。

でも、赤西仁の休業を巡るいろいろな報道を聞くからに、きっと突然スターダムに上った若い男の子がちょっと間違えちゃった、自分を勘違いしちゃった結果なんだろうな、と思える。

まあもともと、まだ二十歳前後なのにテレビに出て活躍しているタレントさんたちを見て、いやーこの人たちよくやってるな、フツーの大人よりよっぽど人生経験積んでて、人間出来てんじゃないの、と思ってたけど。
だけど、みんながみんな、そんな人間簡単に出来るわけないから、中には失敗しちゃう子も出てくる。

お昼の番組の芸能コーナーでレポーターの人たちが言ってたけど、赤西はこれまでも数回、女性(それぞれ違う人だったけど、誰だったかもう忘れた)といる所をフォーカスというか、フライデー?されてたらしい。
司会者が「えっ、それ表に出てないですよね。じゃあみんなレポーターの人たちは知ってたけど、事務所にもみ消されてたってことですか」と突っ込んだら、記者さんたちはどうやら図星みたいな表情だった。

要は赤西の行動がジャニーズ事務所の手に負えなくて、事務所も何回かは我慢したけど、彼の行いがいっこうに改まらないので、もう知らないぞ、追放だ、ということになったんじゃないかな。

だって、ほんとに半年間の語学留学だったら、その後復帰することも当然可能性としてはありうるでしょう。
それなのに、芸能紙とかには「永遠休業」「復帰は絶望的」って見出しが踊ってる。

ってことは、芸能レポーターさんたちは、ジャニーズ事務所が彼をもう復帰させるつもりはないってことを知ってるってこと。
だって、赤西個人の意思で彼の帰趨が変わる可能性があるなら、今の時点でそんな決定的な言い方はできないよね(「永遠」とか「絶望」とか)。

でも、その経緯については、事務所との間のこれまでのやり取りから「明らかにできません」ので、書かないだけじゃないかな?

ジャニーズ事務所自体がもうさじを投げたなら、そこに代わって赤西を引き受けるところはあり得ないし、もしあってもジャニーズが黙っていないだろうから、彼の芸能活動はこれで終わり、ってことになっちゃう。

あたしとしては、ちょっとお灸をすえるだけでもよかったんじゃないかと思うけど、でも事務所もこれまでもそれはやってきたんだろうな。
赤西が出演するはずの役を、亀梨が何度か代役したというのも、そういう「お灸」のひとつだったのかもしれない。

というふうに考えると、赤西は「ちょっと勘違いして、間違っちゃった」「事務所の言うことを聞かずに無軌道に走っちゃった」若者の一人、ということで、これはよくある話で、ちょっとかわいそうにも思う。
でも、どの世界にも、それなりの「掟」というのはたぶんあって、それ破っちゃうとやはりこういう非情な目に遭ってしまうのだろう。

そう言えば昔、トシちゃんこと田原俊彦も、たぶん彼の場合30代になってもどっか勘違いしてて、大人気ない発言で(「ぼく、あなたたち嫌いですから」と会見で芸能レポーターに、面と向かって言ってた)、芸能記者を大いに怒らせてた。
それ以来かどうか知らないけど、彼はほんと見なくなったなー。あれで干されたのかどうかは知らないけど。

でもトシちゃんといい、赤西といい、これがたまたま本人の問題だったのか、ジャニーズ事務所の教育の問題だったのかはよくわからない。
まあモーニング娘。のメンバーも、時々ご乱行のほどが聞かれるし、若い、まだ学校行ってる年の人たちを(それなのに、回りの年長スタッフから、ちやほや扱われてしまうからねえ。勘違いしちゃうんだ)、ちゃんと導いていくのは大変かもしれない。

男の子は特に難しそうだし。
だってあなた、その辺の中学生や高校生の男の子たちを、ちゃんと指導したり注意したり出来ますかー。
できまっしぇーん!

そうねー、この先、赤西がジャニーズ事務所に頭を下げて、それを事務所が受け入れることがあるのかどうかは知らないけど。

深読みすれば、語学留学ってことは、もう日本語圏では芸能活動できないから、別の言葉を勉強してそこで生きていこうってことなのかもしれない。
それは大変なことだけどね。

本人もちょっと英語ができるらしいし、ブラジル人のモデルの彼女がいるという話もあるから、行き先はブラジルとかいう話もあるけど、まあアジア人男性が欧米圏でスターになるのは今の時点ではかなりきついから、もしそれ狙うんだったら、韓国とか台湾とかの方がいいと思うけど。
だったら、日本の元ジャーニーズで、元KAT-TUNという肩書は使えるかもね。

でも、甘くないよ。きっとジャニーズで辛抱してたらよかった、と思うんじゃないかな。
でもまあ赤西くんも、何はともあれ、まだまだ先のある一人の若者だから、「人間至るところ青山あり」という言葉を送りたい。

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