
野良猫のムルと華氏宅の居候トマシーナが、今夜も例によって公園の隅で――。
トマ:ねえ兄貴、こんなニュース知ってる?
【自民、公明両党の幹事長、国対委員長らは14日午前、都内で会談し、憲法改正の手続きを定める国民投票法案について、民主党が衆院憲法調査特別委員会での審議に応じない場合は、与党単独採決で臨む方針を確認した。また、自公両党は5月3日の憲法記念日までに同法案の成立を図ることで一致した。】(2月14日付、時事通信配信記事)
ムル:ふ〜ん。おまえ、猫のくせに、しゃかいじょーせーとかに興味あるのかよ?
トマ:(何言ってんの。兄貴の影響じゃん。)興味とかって言うんじゃないけどさぁ、人間と暮らしてると、いろいろ耳に入るでしょ? で、人間の世の中って、僕らには理解できないことばっかりだなーって感心してるわけ。国民投票法案とかって、そんなに急いで無理矢理にでも通さなきゃいけないものなの?
ムル:な、わきゃねーだろ。
トマ:華氏はね、国民投票法なんか、全然必要ない法律だって言ってる。少なくとも今の日本には、って。そうなのかな。
ムル:そうなんだろうな。ま、その辺はちょっと譲って、「あった方がいい」「あってもいい」法律だとしてもだよ、そんな急ぐこたぁねえやなあ。5月3日までに成立させるって? 普通に考えてみろよな。それまでに成立しないと日本はニッチもサッチもいかなくなるとか、国民が困窮するとかっていう話じゃないだろ?
トマ:うん、そうだよね。それなのに、なぜ強引にでも通すって言うんだろ? 単独採決なんて、普通、やっちゃあいけないことなんじゃない?
ムル:そう。議会制民主主義、ってやつを掲げている国ならばね。今の与党ってのは、議会制民主主義に宣戦布告してるんだよなー。日本の国民って、完璧に馬鹿にされてるっていうか、舐められてるよなあ。そんなこと言っても国民はボーッとして気付かない、怒らない、と思われてるんだぜ? こんなにコケにされて怒り狂わないってのは、おいらたち猫なんかにゃ信じらんないことだよな。
トマ:怒ってる人も多いと思うけど……。
ムル:多いか少ないか、おいらは知らねぇさ。ま、いることはいるだろうね。それも多分、少なくない数で。あちこちで集会とかも開かれてるそうだしさ。でも、ここが正念場なんだぜっ、ともっと身にしみて思った方がいいんじゃねぇかなあ。華氏のバカにもよくよく言っとけよ。「私は反対しました」なんて後で言っても屁の突っ張りにもならねぇぜ、って。
トマ:な、なんか兄貴も怒ってない……?
ムル:けへへ。ひとごとながら腹が立つ、ってやつかな? 共謀罪がどうとかっていう話もあるけど、「単独採決の宣言」なんて、ほんと与党の「共謀」だぜ。
トマ:何罪の共謀?
ムル:何罪かね。名称は何でもいいけど、主権者たる国民の権利を尊重する義務を放擲し、民主主義に敵対した罪。公僕にあんなことを言わせちゃ、絶対にいけないと思うぜ。1度舐められたらおしまいだよ。いや、もう1度どころか何度も舐められて……舐められっぱなしかも知んないけどさ、そろそろ本気で踏ん張らないと――いや、踏ん張ってきた人間が本気じゃなかったなんて言う気はねぇよ、むろん本気だったと思うけどさ――、マジでやばいんじゃねぇかなあ。
トマ:踏ん張るって、どんなふうに?
ムル:踏ん張り方のマニュアルなんかねぇさ。それぞれの場所で、それぞれにできることを、っていうしかねぇけど。華氏にもそう言っとけよな。











「ごく僅かな者の意見なのではなく、国民(マジョリティ)の多くはそう考えているのだから、野党はそれを理解して議論しろ」
憲法改正については、本当のところ、どう考えている人が多いのでしょうか。
この国の人々は教育のおかげなのか、長いものには巻かれろ的なところもあるし、選挙の事前調査などで、ある候補者が不利となると対立候補者に投票したりというところもあるし、なんと言ってもメディアに影響されやすいですし。
今の憲法が世界に誇れるものであり、決して改正の必要のあるものではないと確信しているのでしょうか。
こんな日本でも、世界から多くの若者がやってきます。もちろん、アニメやファッションなどの文化の影響も大きいのでしょう。でも、日本がそんなに魅力のある国であるための重要な要素として、やはりこの憲法があると思うのです。
イラクは、今や、第二のベトナム戦争になりつつあると言われています。自衛隊を派遣したことが本当に役立ったのか疑問です。いまさら、この日本が戦争を始める国になるとは思いませんが、今後もこのようなかたちで海外に出て行くことも考えられます。そして、大切な命が失われる。
憲法を守ることがどれほど大切なことなのか、国民投票法案がどのような結果をもたらすものになるのか、十分に考える必要があることを、多くの人に訴えなければならないと思います。
私は自分の日常的な実感として、「憲法改正の必要あり」と思っている人が多数だとはどうしても思えません。周囲には「基本的には自民党支持」というのもいますし、さまざまな問題についてかなり保守的な意見、というか感覚を持っている人も少なくない。
しかし彼らにしても、改正推進派というわけではないのです。オレは右翼と豪語している友人(笑)もひとりいますが(確かに右翼です……)、彼も改正の必要性は認めていません。
ただ、「改正推進派ではない人」の間にも、グラデーションはあります。今の憲法を絶対に守りたいというのもいるし、「大いに議論はしてもいいと思う」というのもいるし、「もう少し表現を易しくしてもいいかも知れない」というのもいる。また、9条をもっと積極的に、拡大解釈しにくい形に変えるべきだなど、与党が言っている改憲とは逆方向の意見の持ち主も……。
一部の「跳ね上がり連中」によって掻き回されている、という気もしてなりません。
こちらのブログにコメントを寄せるのは社会の問題に関心の高い方々だと思います。多くの人々は日常に追われそれほど深くは考えてはいない、あるいは考えていても現実として受け入れるという生き方(うまく伝えられないのですが)をしています。
先日の朝日新聞、私の視点に東大教授の大沼保昭氏の意見が掲載されていました。
朝日新聞の世論調査によれば日本に生まれてきてよかったと感じる人が9割以上、8割が愛国心をもつと考えている。それを愛国心が復活して日本は戦争への道を歩んでいるなどと解釈したらそうした解釈のほうに問題がある。他方、この調査でアジア諸国への侵略や植民地支配に対して85%が反省する必要がある。必要はないが11%である。そして、愛国心が大いにある人で反省が必要という考えは88%であり、「反省するリベラル=非愛国主義者」対「反省は恥ずべき自虐と見る愛国主義者」という図式は国民の意識から乖離している、、、。メディアはリベラル対愛国主義者というステレオタイプに乗った番組や紙面づくりを考え直してほしい。
で、氏は日本国民が自然な愛国心と過去への反省の念をともに持っている、こうしたまっとうな感覚があることをうれしく思うと結んでいました。
愛国心という言葉が好きでない人もたぶん自分の国を愛しているのだと思うのです。(もちろん、時の政府とか国家ではなく)
ネットウヨという言葉を聞きますが、今の時代に政治的な右とか左ってないのではないかと思います。
もしあるとすれば、自分の利害に関する部分での判断。自分の損につながれば総攻撃を仕掛けてきます。この人たちはいわゆる右翼ではないのです。右であり左であるふつーの人たち。だから怖いのです。どちらにでも傾くマジョリティ。
またまた、つまらないこと書きました。すみません。ネット依存症か。。。教育格差なくせ!
娘が宿題をやるのに電卓を取り出したので、何してんの、筆算でやりなさいと注意したら、先生が電卓使っていいと言ったとのこと。なるほど、算数の教科書にしっかり電卓マークが書いてありました。ゲッゲッ、いったいこれは何なんだ、ということからでした。
私の3人の子は、改訂に次ぐ改訂でそれぞれ異なった学習指導要領で教育を受けてきました。気が付かなくていいことに気づいてしまったのでしょう、年の離れた子どもを持ったので。
学力低下をキーワードに検索して行き着いたのが「教心ネット」掲示板、そこへ書きこんだら、例の国民会議のいきさつが返信されました。そして、公立学校では学力が付きませんのであきらめてくださいとも。そのすぐ後にそのサイトは迷惑メールでパンクしました。
そこで、時の人となっていたある人のサイトの掲示板に書き込みを続けました。確証はなかったのですが、「公立学校で意図的に勉強をさせないようにしている」と書いたとき、スパムというものでしょうか、すさまじい数の妨害にあったのです。
なるほど、ネットの向こうに何かある。
教育、受験産業なのか。現政府なのか。他国資本の関係するものなのか。あるいはそれらすべてなのか。
センター試験でICプレーヤー?
内需拡大を受けてすべての学校にパソコン設置?
小学校で週一の英語で児童英語指導者養成講座?
教員免許更新研修で大学の講座?
公立で勉強しないから私立?
受験制度は変えないままでゆとり教育?
そして今、恐ろしいくらいに進み始めている詰め込み教育、足りない時間の中で、以前より難しい問題が出題される高校受験、大学受験に向けてひたすら勉強せざるを得ない子どもたち。公立の場合は、もちろん学校外で。
自分でブログを持って発信するというのも一つの方法なのでしょうが、とにかく多くの人にこの現状を知ってほしい。そんな気持ちから、こちらへお邪魔しました。華氏さんには感謝しております。