近所のお姉さん

子供の頃、近所に住む２歳上のお姉さんによく遊んでもらっていました。（お姉さんの弟とは同級生）
明るくて、面白くて、優しくて、頭が良くて、キレイで。そんな人が私と遊んでくれると、自分が選ばれた人間のように思え誇らしかったです。
年上なのに全然偉ぶることなく、年下の私たちの面倒をよく見ていてくれたのを記憶しています。

私が高校３年の時に自動車学校に通っていたのですが、その学校にお姉さんも通っていて偶然会ったことがありました。
何を話したかは覚えていませんが、相変わらず優しい人だなぁと思いました。
それ以来、もう何年も会うことは無く…


そのお姉さん、自殺したそうです。


聞いたとき、一気に昔の思い出がよみがえりました。

死因が死因だけに、近所の私たちが知ったのは随分後になってから。
葬儀も密葬だったんでしょう。

この話、昨日のお昼にパパから聞きました。
夕方からトーミンと会うことになっていて、ウキウキ気分から奈落の底に突き落とされてしまい、トーミンと会うのもちょっとツライなぁなんて思っていたのですが、たまたま友達からの明るい話題を聞いて少し元気になりました。おかげでトーミンとは楽しく過ごせました。

もう何年も交流がないとは言え、自分がお世話になった人がそういう形でいなくなってしまうのはとても残念です。