himikoの護国日記

長年の各種自虐史洗脳工作から目覚めた一人の愛国者の日記。
日本をおかしな反日勢力から守り、真の独立国にしたいです。

青山さんアンカー概要 5/14

2014年05月14日 | 青山繁晴さん
1週間、ニュースDEズバリのまとめを休んでしまいました。
訪問してくださっている皆様、すみません。
先週の内容は、終わらない中国の工作ということで、中国が自民党の政治家に続けている
政変についてのお話でした。

さて、今週は南シナ海でのベトナムと中国の衝突、そして美味しんぼ騒動の根っこについて
大事なお話でした。

キーワード:妄想 vs 現実

■今、中国で何が起きているのか
今、中国で起きていることは
ミニミニ文化大革命
文化大革命とは中国の初代国家主席、毛沢東が思想統制の名のもと中国民衆を2千万、3千万と
虐殺した、人類史上最悪の権力闘争。習近平国家主席は毛沢東を真似ている。歩き方、話し方
視線の送り方などを、毛沢東に似せている。西側諸国の情報機関は概ねそう見ている。

そうすることで、腐敗を一掃できるという「妄想」を抱いている
中国の経済は停滞しており、その根本にあるのは腐敗。中国経済はほとんどが国有企業が
利益を独占し、軍や共産党とも結びついて深刻な腐敗を起こしている。それが経済停滞の
主要因なので、文化大革命があるんじゃないかという恐怖感を与えて腐敗を一掃しようと
した。しかし「妄想」に終わりつつあるので、外に目を向けさせなければいけない。
そこで、世界2大帝国建設を「妄想」している。
日本を含む西太平洋を中国が、ハワイ以東をアメリカが支配して世界2大帝国構想でいこう
という「妄想」を抱いている。アメリカ軍や情報機関の人間も「妄想」という言葉を使い
分析しており、南シナ海で衝突しているベトナムでもそういう分析をしてきた。

■南シナ海のベトナムと中国の衝突
ベトナムは現実主義なので油断していた。ベトナムも中国同様、共産党の一党独裁体制だが
中国が「妄想」に基づいて行動しているのに対して、ベトナムは現実主義。中国は広すぎる
領土と多すぎる人口などにより妄想に拠らざるを得ないが、ベトナムは違う。

油断の原因
1.昨年20月、李克強首相がベトナムを訪問した
 ⇒ ベトナムでは中国との戦争に備えており、実際に戦争の機運が高まっていた。
   しかし、李克強氏のベトナム訪問はトンキン湾での共同開発の約束などがなされ
   戦争回避のための訪問だったと受け止めていた。

2.先月、アメリカとフィリピンが軍事連携を強化
 ⇒ オバマ大統領のアジア歴訪の最後にフィリピンを訪れ、フィリピンとの軍事連携を
   強化すると発表。この動きをベトナムは半年前から察知しており、だからこそ中国は
   アメリカ‐フィリピン連合に対処するため、今はベトナムと手を結ぶ時期で、当面は
   大丈夫だと考えていた。それが油断に繋がった。

■緊迫する南シナ海の真相
中国は南シナ海での衝突に対し、今は誰も出てこられないとみているから仕掛けた。
①アメリカ:フィリピンとの22年ぶりの軍事協力で手一杯
      軍事展開には準備が必要で、かなり綿密な対応をしなければいけないので
      今はそちらの対応でアメリカは手一杯になっている

②日本:まだ神学論争の真っ最中
    集団的自衛権の問題のゴタゴタ。国の自衛権には集団も個別も含まれるのが
    世界の常識。なので集団的自衛権を認めるか認めないか、とはつまり自衛権を
    認めるか認めないかと言う問題。世界の学者もやらないような論争を国会で、
    そして自公の間で繰り広げている最中。日本はアジアの大国としてアジア地域
    の安定に重要な責任があるにもかかわらず、そこまで議論がいかない。

③ベトナムなどASEAN諸国:いずれも海軍弱体
    ベトナムはフランスを追い出し、アメリカにも打ち勝ち、中国にも勝ったが
    いずれも陸戦で、海上での戦いには強くない。

④国連:常任理事国はやりたい放題
    米・露・中・英・仏の戦勝国5か国のみが持つ「拒否権」が強大で国家間の
    紛争を解決する場であるはずの国会では、常任理事国自身が悪さをしても、
    手だてがない。中国はベトナムでの石油掘削、ベトナム船への衝突などに出て
    きているのは海警で、軍ではない。国連が動けるのは軍事行動に対してなので
    やはり国連は動きにくい。

後半キーワード:安倍首相にも責任あり

■漫画、美味しんぼ問題

漫画の主人公が福島第一原発を取材に訪れて鼻血が出た、その原因は被爆したからだ
と描かれているが、「科学的ではない」どころか「妄想」である。

放射線医学総合研究所が作成している放射線被ばくの早見表の一部

この早見表には専門家の間で異論・反論は一切無い。
様々なジャーナリスト、著名なジャーナリストである田原総一郎氏などが「放射線被ばくや放射線
障害については専門家の中でも意見が分かれており、現時点で定説はない」などと言っている。
しかしそれは嘘。100ミリシーベルトを超えない限り人間の体に悪影響はない、という点について
専門家の間では意見が一致しており、反対する人はいない。

福島第一原発周辺に住む人で最も被ばく線量の高い人で22~23ミリシーベルト。

チェルノブイリでは確かに鼻血などを出しながら亡くなっていった兵士が居た。
しかし、鼻血などの放射線障害が出るのは最低でも年間500ミリシーベルト以上の放射線を浴びた
場合で、その場合に血小板の減少により血が止まらなくなるなどの症状が出る可能性がある。
しかしそういう症状が出るのは、100人が500ミリシーベルトの線量を浴びた場合1人そういう人が
出てくるかもしれない、という程度。多くの人に血が止まらないなどの症状が出るのは1000ミリ
シーベルトを超えない限りない。

福島県双葉町の井戸川前町長が漫画に登場して、鼻血が出ると言っている。そしてその原因が被ばく
したから、と漫画で述べている。それが漫画の「妄想」の根拠。井戸川氏は町議会で全会一致で
不信任決議を突き付けられて揉めた挙句にやめた人。

江戸川さんの鼻血を診て、放射線の影響の可能性があると述べている医者は一人もいない。
江戸川さんの鼻血が出ようが出まいが、因果関係の専門家による言及がなく本人が被ばくの
影響だと思っていると話すことには何の意味もない。

それを漫画に描くのはもちろん表現の自由だが、青山さんも表現の自由に基づいて批判している。
そして2011年4月15日、青山さん自身、まだ線量が今よりずっと高かった時期に福島第一原発に
取材のため入ったが、鼻血など一切出ていない。


■美味しんぼのような漫画が出てしまう背景にあるもの

IAEAのフローリー事務次長は福島原発事故レベル7の評価に対して、「チェルノブイリ
事故とは構造や規模の面で全く異なる」と2011年4月時点で述べている。管直人が総理の時に
日本側からIAEAに連絡があり、福島原子力災害をチェルノブイリと同じレベル7にして
欲しいと連絡があった。

IAEAの内部でも全然違うレベルの事故を同じレベルに評価するのは問題との意見が多々
あった。しかし壁になったのがIAEA天野之弥事務局長だろう。日本の外務官僚が初めて
IAEAの事務局長と言う栄誉ある職に就いた。その状況で日本で起きた原発事故に関して
もっとレベルが低いと発言すれば、日本を庇っているように見られて事務局長の立場がない。

そういう保身のような配慮が動いてレベル7になった。

■安倍総理がすべきこと
福島原子力災害の真実(福島県県民健康調査課)
 「被ばく検査を受けた一般市民は大勢いるが、
  死亡した人や放射線障害で治療を受けた人は
  確認されていない。


無理な避難をさせられて亡くなった、災害関連死でなくなった方はおられる。
しかし放射線障害で亡くなった人はいない。放射線障害で治療を受けた人すらいない。

チェルノブイリでは放射線障害で亡くなった人が大勢出た。福島とチェルノブイリは全く
異なるにもかかわらず、IAIAの事故の規模レベル7をそのままにしているからこそ
それを利用されて、あのような漫画が出てくる。

除染目標も東京大学の小佐古敏荘教授が提案した除染目標、1ミリシーベルト以下という
基準が今も続いている。

IAEAは「基準が厳しすぎる」と述べている。
年間20ミリシーベルト以下であれば問題ない(IAEA調査団、レンティッホ団長)

日本では熊本県、大分県、三重県は自然な状態で放射線量が年間1ミリシーベルト以上ある。
厳しい基準と言われるといい話に聞こえるが、厳しすぎるので見直すべきとIAEAが安倍
さんに直接伝えている。

厳しすぎる基準⇒除染が終わらない⇒子供達が福島に帰れない
         ↓
        除染作業が利権化している


安倍総理や政府がやるべきは、「美味しんぼ」を次々批判するコメントを出すことではなく
福島原子力災害の事故のレベルや除染基準などを適正に見直すことである。


           
動画をアップしてくださいましたので貼り付けます。
是非ご覧ください。

5/14 水曜アンカー No.1


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