親愛なる5年1組のみんなへ
昨日、学習発表会は、ジグソーパズルだという話をしました。
今回の音楽発表がコンクールならば、できる人、上手な人、やる気がある人だけを集めれば、よいでしょう。
いわゆる一般的なきれいな、上手な演奏ができるかもしれません。
でも、先生は、「きれい」や「上手」には、一般的な「きれい」「上手」とは違うものも、あると思っています。
そして、それは、けっして「上手」と言われないかもしれないけど、一般的な「きれいさ」よりも、ずっと「きれい」で、「ステキ」なものだと思っています。
それは、今回の音楽発表です。
たとえ、音楽が苦手でも、上手にできなくても、踊りが苦手でも、上手にできなくても、それでも、精いっぱい練習して、精いっぱい、踊ったり、歌ったり、演奏したりする姿や声、音は、どんな発表会よりも、先生は、「きれい」で、「ステキ」だと思っています。
だから、学年全員で、ジグソーパズルのように、一つの作品をつくりたいのです。
たしかに、ジグソーパズルは、全部がそろわなくても、どんな図柄なのかはわかります。
でも、それは、「完成」とは言わないのです。
5年生68人の一人一人が大切な一つのピースで、みんなで一つの作品を作り上げていってこそ、今年の5年生の「完成」なのです。
一人一人の精いっぱいがんばったものが集まった「ステキ」を目指していきたいし、目指してほしいと思っています。
だから、一人一人がかけがえのない大切なピースだということを忘れずに、大切に取り組んでほしいです。
もちろんやるからには、「上手」を目指します。聞いてもらう人、見てもらう人がいるし、そこを目指した方が自分(たち)も成長するからね。
でも、それがゴールでは、けっしてありません。ゴールは、68人全員で、精いっぱいのピースを集めて、一つの作品を作り上げてくことです。
5年1組は、「ステキング」を大事にするクラス! |
学習発表会まで、あと 日です。