学級通信「きらきらひかる」 第183号(通算3288号)

2017-03-15 06:57:26 | 2016年度学級通信

親愛なる6年1組のみんなへ

もちろんみんなは、気づいていないというか、そう思っていないだろうけれど、昨日のプチサークルトークの時、「あ、みんな、卒業式は、もう少し先だけど、この2年間のゴールをしてるんだな。この2年間積み上げてきたことの答えをしっかり出してるんだな。」と思いました。
○○○くんがきて、カウントダウンを紹介してくれたよね。その後、今日がんばることがなかなか言えなかった。
その時に、みんなは、「今日何あるの?わかる?」「今日、全体練習があるよ。」「練習、がんばったらいいんじゃない?」「どう?○○○」と声をかけていたいよね。
声をかけるけど、けっして矢継ぎ早に声をかけないで、一つ声かけて、様子を見て、また一つ声をかけてあげていたよね。その間、みんな、ちゃんと○○○くんのことを待っていて。
そんなやりとりが続いた後、○○○くんががんばることを言い切ったよね。
その瞬間、みんなが笑顔だった。
すっごくあったかくて、すっごくステキだった。

その後、○○○さんの教室のかざりの話になったよね。理由を聞くと、泣いてしまって、すると、○○○くんが「かわりに、言ってあげようか。」って、言ってくれたよね。優しいなと思った。
でも、それに対して、○○○さんに向かって、「ダメだよ。ともなが言いなよ。○○○がやったことなんだから。」と言ったり、「○○○、強いココロで…が学級目標だよ。言いなよ。」と言っていたよね。すごいな…って、思った。ジーンときた。
そして、○○○さんが「みんなに、たくさん、支えてもらったから、だから…。」と言ってくれたよね。それで、みんなは、○○○さんの気持ちがわかったよね。この気持ちもうれしかった。
この二年間で、みんなで考えて、みんなで大事にしてきたことがこの二つの場面に出ていたなと思った。だから、卒業式は、まだ先だけど、みんな、ゴールをしてるんだな。答えを出しているんだなと思ったのです。
もちろん、完ぺきなんてことは難しいから、まだまだのところもあるだろうし、これからも、いろいろなことがあるかもしれません。
でも、もうみんななら大丈夫。安心して、「あの日」を迎えよう。あと2日。