教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

【旅行記】ItaCafeロシア旅行2017

2017-12-13 23:24:02 | オタネタ全般




ItaCafeロシア旅行2017に参加してきた。
なんと12月のロシアに行ってくるというアタマのおかしい(笑)企画である。

なぜ行ったのか?

それは即答できる理由がある。

サンクトペテルブルクにいって、エルミタージュ美術館にはいかず、カザン聖堂は目の前を素通り、コスプレイベントと戦車博物館に行ってかえるのだ。
これだけアタマのおかしい面白そうな旅行企画は二度とお目にかかれないかもしれないではないか!
サンクトペテルブルクにいってエルミタージュ美術館に行くだけの旅行ツアーなんて、そんなもん我々が定年退職してから行ってもいいんだよ!!

ではこれから以下にレポートしたい。






【2017年12月7日(0日目)】

旅行初日の2017年12月8日は成田に8:50集合。
こんな時間、グンマーの人間にはたどり着けない。
しかたなく我が家を前日に出発。





途中、ItaCafeの元メンバーの2名を含むロシア人数名がいる秋葉原のメイド喫茶"sugoi kawaii"に寄り、酒飲みながらナスチャんにロシア語の練習相手をしてもらう。
↑この娘ね。

Sugoi*Kawaii(@SugoiKawaii_AKB)さん | Twitter
https://twitter.com/sugoikawaii_akb






【2017年12月8日(1日目)】

成田8:50集合だが、少し早めに起きて両替所に。

日本円→ロシアルーブルだと、2.4jpy→1rub。
日本円←ロシアルーブルだと、1.4jpy←1rub。

ボッタクリすぎワロタwww

しかし!
こんなこともあろうかと!!
このまえの出張で用意したドルを持っている!!!

こんなボッタクリ屋など相手にせず、現地で両替することにした。

さて集合場所。
だれもいねえ……と思っていたら。





https://twitter.com/alyo_senpai
Alyoセンパイ(@alyo_senpai)さん | Twitter

アリョ姉様(↑この人)といっしょにいたItaCafeオーナーの大森さんに見つけてもらう。





ロシア人の女の人は私服がだいたいクール系のようで、ItaCafeとはだいぶ印象が違う感じ。この写真は別の日に撮ったやつだけれど。



さて集合時間。
なんか少なくない?

オーナーの大森さんは、できるだけ最低人数を作らずにやりたいと言っていたが、募集時点で10人からとなっていた。
そしてそれでも人数が集まらず、7人。
して、

> ・添乗員: 日本からは同行しませんが、ロシア国内にて日本語ガイドが、日中同行
します(東京・モスクワ・サンクトペテルブルク間の移動機内・車中では、添乗員・
ガイドは同行しません)。

と若干の条件変更ありで決行となったのだが。
それにしても少なくない?

……と思っていたところだな。

7人のうち、
2人はItaCafeのアリョ姉様と大森さん。
1人はItaCafe開始タイミングでクラウドファンディングに100万円つっこんだ太客のお方だそうだが、前日に急用でこれなくなったとか。

ということは……
正味の客は4人しないないってのか!?

いや待て。
それでも5人しかいねえ。
あと1人はどこへ……?

と思っていたところだな。

あと1人は、1週間前に現地入りして一人で遊んでくると言って先に旅立ったらしい。

ガチ勢だー!!

やっぱItaCafeはすごいわ。
こんなヤツらがウヨウヨいるなんて。



ちなみにこの旅行、オプションなしなしで20万円台後半、ありありで30万円ちょい超える。
つまりあんまり安くはない。

けどね。
よく考えてみるとわかったよ。
現地のガイドとは別にItaCafeのアリョ姉様と大森さんの2人の旅費と人件費も含めて、それを残りの5人で負担するんだぜ。
それ考えたらまあ、これが高いという計算にはとてもならん。
ってか、よくこんな人数で開催してくれたと感謝したいほどだ。

まあ、本来はクラウドファンディングで100万円だしてくれた2名のための企画で、1人あたりのコストを下げるために一般参加枠をくっつけたってぇ寸法なのかもしれないとも思っているが。

なおナスチャんに
「最初に100万円だしたらナスチャんと2人でロシアに行けるのかと思ったわwww」
と言ったところ、
「私ヤリ〇ンじゃない」
て言われたでござる。
ずいぶんスラングも使いこなせてるな。





モスクワ行きの飛行機はこんな感じ。
特別なにか変哲があるわけでもなし。
オーナーの大森さんいわく、本当は異国情緒をたっぷり味わえるロシア系のアフロートにのせてあげたかったが合う時間に飛んでいなかった、とのこと。





モスクワに到着。
ようわからんがドモジェドヴォ空港というっぽい。
見たことないカラーリングの飛行機がたくさん泊まってて、旅行している感がたまらない。
写真は撮れていないが、トルコ系っぽいような飛行機とか、いろいろあった。





トランジットで次のロシア国内線待ちのあいだ、なんだかわからんがてきとーに買ってみた。

飲んでみる。

うまい!!!

麦味のヨーグルトの模様。
やたら味が濃くてすばらしい。
これ飲んだらもうね、日本のヨーグルトなんて水で薄めて出してんじゃねえかというほどまずいんですけど。

これ、空港で買ったから130rub(260円)もしているらしい。
アリョ姉様によると、ふつうにスーパーで買ったら30~50rub(60~100円)で買えるらしい。(後日、我輩もスーパーで40rub(80円)で売ってるのを確認済)
乳製品に重関税かけてる日本ではありえない安さ。
これそのまんま日本に入ってきたら雪印潰れるよ。

ロシアの料理はまずいってネットでウワサ垂れ流してるヤツ、出てきなさい。
説教してやりますわ(笑)。

……ところが。
これはいずれ来る災厄により真逆のことを思わざるを得ない状況になるのであった。





コーヒーの自販機らしきものがあったので、こちらにも挑戦。

キリル文字でしか書いてないが、カフェアメリカーノ(エスプレッソをふつうのコーヒーと同じ濃さになるようにお湯で薄めたもの)を注文。

しかし。
出てきたのはなぜかエスプレッソ。

おい。
これがロシアなのか。

しかしだな。
これがまたふつうにうまいんだよ。

日本の自販機でエスプレッソ買ったら、俺だったらこれをエスプレッソと銘打って売るのは恥ずかしいと思うけどな……というくらい酷いもあるのに、これがまたふつうにうまいときた。
しかも空港というボッタクリ料金の地でさえ100rub(200円)。

日本人は世界一味にうるさいってネットでウワサ垂れ流してるヤツ、出てきなさい。
説教してやりますわ(笑々)。

……などと言っていたところだが。
なんとアナウンスなしにゲートが変更されていた!
ゲートに並んだあとにアリョ姉様が気がついてくれたからよかったようなもの、どうすんだよこれ。

我々みなで大急ぎで移動した後、入場がはじまってからロシア語でのみゲート変更のアナウンスがはじまった。
おい……。







モスクワからサンクトペテルブルクへのトランジット。
ロシアの航空会社アエロフロートを利用。
ゲートから直に乗るのではなく、バスで移動して階段で上がるなんて、我輩20年ぶりくらいだろうか。

外は氷点下をだいぶ下回る寒さにいきなり接触。
寒いわwww
ロシア感たっぷりの寒さに我々みなハイテンション気味なのだった。

機内。
ふつうに見るとJALみたいに液晶パネルがついてなくて設備がボロいとかぬかすヤツが多そうな感じだが、実は見るべきところはそこではない。

日本では客室乗務員というと、ほとんど女の人、そしてそれを目当てに航空会社を選ぶヤツも中には少なからずいるようだが、
(ムスカ大佐の「バカ共にはちょうどいい目くらましだ」という声が聞こえてきそうですな)
なんとロシアでは、客室乗務員がみなガタイのいいアニキしかいねえ!!!

いやこれ、お客に対してより、テロリストが乗ってたとき用の布陣だよね。

よく、腕の一本や二本……、なんて比喩が使われるが、これは絶対そういうやつじゃねえ。
腕の二本は標準コースで、あとあばら何本だろかコースでなかろうかいな。

ロシアまじロアナプラですわ。

……いや。
冷静にかんがえてみれば、そのほうがむしろ安全な気がしてきたわ。

日本は世界安全にうるさいってネットでウワサ垂れ流してるヤツ、出てきなさい。
説教してやりますわ(笑々々)。





サンクトペテルブルクの空港に到着。

ロシアだ!
雪がバシバシ降っている!
我輩大はしゃぎ。

しかし。
本当の地獄はこれからだ。
後で振り返ると、このときは元気だったと思うことになる。





初日はただの移動日である。
ホテルへ到着。

ホテル名はホテルモスクワというそうな。

ん?
ホテルモスクワ!?
いやそれバラライカ姉様のとこやwww

ホテルに両替専用ATMがあったので、ここで両替。
1usd→50rubだった。
反対方向は知らん。
1usd≒59rubなので日本ほどボッタではない模様。
usdかeurしか対応してないけどな。

まっ、長い初日はこれで終わる。






【2017年12月9日(2日目)】

朝メシに行こうとしてエレベーターに乗った瞬間、乗ってた男に話しかけられた。

しかも日本語。

!!!???

どうやらItaCafe卒業式で我輩と共にいた男の模様。
我輩がそのときいたのを憶えていてくださった。
たしかに見たことがある気がする。

この人、なんと1週間前に旅立ち、1人でシベリア鉄道つかって1週間かけてサンクトペテルブルクまで来たらしい。

おまえがガチ勢か!!






ホテルのメシはこんな感じ。
ニシンの塩漬けっぽいのがうまかった。
あいかわらずコーヒーもうまい。

案内板はロシア語/英語/中国語だし、
すれ違うロシア人にはニーハオって言われるし、
そこらへんの中国人っぽい婆さんには中国語っぽいので話しかけられるし、
ホテルのレストランは半分はアジア系で、たぶん我々以外全員中国人。

うーんこの……
気軽に海外旅行に行ける程度に収入のある人口は中国のほうが何倍か多いのは確実だろうな。





メシ食って朝風呂に入る。

ふむ。
たしかに水道の水は飲んだらあかんと言われた理由はよくわかった。





ちな部屋はこんな感じ。

一見ふつうだが、細部はやっぱり違う。

目覚まし時計がないし、電話でモーニングコールもできない。
風呂のアメニティはタオルと石鹸とヘアバンドのみ。
コンセントがなくて探し回ったあげく、どうやら照明のスイッチの脇にある何かのスイッチがモゲた跡みたいなのがコンセントのようだとようやく気がつく。

まあ、日本にあるのにロシアにない!ロシアは遅れている!と言うのではなく、こういうのは異国情緒の1つとして楽しみたいところ。
そもそもItacafeの客にはそんなうるさいヤツはたぶんいない。





オプションツアー開始。
さて戦車博物館へ。
アリョ姉様は我々とは別行動でAVA EXPO直行組。

左側がペトロパヴロフスク要塞で、右奥が戦車博物館。
この写真はペトロパヴロフスク要塞へわたる橋の上から撮影。

ペトロパヴロフスク要塞というのは中州(?)に作った要塞で、艦これでも有名な戦艦のあれの元ネタであるガーングト海戦のとき作られたものの模様。
(注:カタカナではガングート海戦と表記されるのが一般的だが、現地語のアクセントの場所からするにガーングト海戦のほうが正しい)





反対側の風景。

サンクトペテルブルクの地下鉄はやたら深いところにある。
日本の解説モノには、それは核戦争を想定したものということになっているが、現地のガイドによるとこのネヴァ川の下を通すから深いのだとか。
どっちが正しいのかは知らん。

この橋、やたら頑丈そうだが、夏は夜になるとこの橋が上がって船が通れるようになるらしい。
さすがロシア。重工業的なものは強い。
なお、冬はどうせ海が凍るから船通れんのでいらんそうな。

それから、地下鉄は勝手に写真とると逮捕されるので写真ないよ。





現地のガイドによると何か知らんけど有名なうさぎらしい。
本当に何も知らん。





そういえばここ出身のItacafeメイドさんにウサギちゃんてのがいてだな。
こっからとったんだろうか。





ペトロパヴロフスク要塞は戦車博物館があくまでのちょっとの時間いただけ。
だいたいおみやげ買っておしまいだったくらい。

この帽子買った。
日本で買うと4000円くらいするこれ、現地でなんと600rub(1200円)。
安い!
(別のところで500rub(1000円)ってのが最安値だったが)

ソヴィエトっていうのは、なんというか、戻りたくはないけど、不思議な哀愁があるよね。
ロシア人はもっとそう思うだろうね。







戦車博物館!!!
我々みな大喜び、ガイドのおばさん大喜びする野郎どもに若干引き気味。

ツアーの客4名のうち1名がサバゲショップのロシア担当店員で、このためにロシアに来たという。
このアニキに解説してもらっておもしろかった。

写真もっとたくさんあるのだが、ここではこれくらいにしておく。






さてやってまいりました。
メインディッシュのロシアコスプレイベントAVA EXPO。

ここで我輩、非常に大きな勘違いをしていたことに気がついた。
コスプレは日本の文化だと思っていて、そして日本が遥か先頭を走っていると思っていた。

でもね。
ちがうんだよ世界は!!

この写真見てくれ。
特別すばらしい人だけ切り出したわけではない。
これがふつうだ。
これが優勝でいいじゃんというレベルのが大部分だ。

これで日本が遥か先頭を走っていると本当に思えるか!?
ロシアのほうが遥か先頭を走っていると思わないか!?

日本でコスプレしたねぇちゃんを見て、またガッカリだよと思ったことはないだろうか?
ロシアコスプレしたねぇちゃんを見れば、ガッカリする心配など無用だと思わないだろうか?

彼我の戦闘力はここまで違うのだ!!
これでは戦う前から戦争にならんのだよ!!!






上は"YOUは何しに日本へ?"に登場した、初音ミクのコスではロシアで(日本でも)最も有名なサーヤちゃん18歳。
下はサーヤちゃんの友だちのカーシャちゃん(だったような)15歳。

「Youは何しに日本へ?」ロシアの初音ミク Saya Scarlet
https://www.youtube.com/watch?v=dKL-iyQPq5I

この2名は翌日(3日目)の話にも登場する。





この日の晩飯はヤキトリヤなるレストラン。
ヨーロッパの建物はみんなこんな築200年みたいなのがそこら中にあるからすごいよね。

ちなみに、焼き鳥屋ではなくヤキトリヤである。
焼き鳥はない。いやあるかもしれんけど。
ロシア語では必ずアクセントがあってそこを伸ばすので、ヤーキトリヤだかヤキトーリヤだかになるはずなのだが、なぜかヤキトリヤが正しいらしい。

この店、ロシア界隈の観光業界ではわりと有名な店らしい。
なぜ有名かというと、日本人を連れて行ったら絶対クレームになるから絶対連れてったらダメだというので有名なのだとか。

なぜか?

店の前に鎧武者のパチモンみたいなの着たアニキが立ってるだとか。
味噌汁の中に刺身が入ってるだとか。

まああれだ。
ロシア人が考えた日本食という謎なやつ。





ところがどっこい。
大変残念なことに、残念でない日本食が出てきた。
たとえばこれは海鮮お茶づけね。
ひどさを楽しみに来た我々は一同肩透かしくらった感じ。

これまた長い2日目はこれで終わる。






【2017年12月10日(3日目)】

昨日食いすぎたのか、朝起きてもあんまり食いたくない。
今日は食べ歩きツアーなので、戦力温存のために朝はサラダとコーヒーだけにする。





出発前。
アリョ姉様と現地のガイドさんの2人がかりで手伝ってもらって、ホテルの売店で時計を買う。

しかもこれが、ロシア語がわからない我輩と、時計がわからない店員さん、そして通訳という、非常に意志疎通に苦労して買ったものだ。



俺「中のメカがロシア製のメカニカルウォッチが欲しい」
店員「これとこれ」
俺「じゃあこれくれ」
店員「説明書はこれ」
俺「で、この説明書のどれなんだい?」
店員「これ」
俺「これ本当に俺が言ったとおりになっているか? これの意味を説明できる?」
店員「メカはこれで、その次のこれは中に宝石が何個入っているかってことで……」
俺「これがルビーの数だってことはわかっている。これが本当に中のメカがロシア製のメカニカルウォッチなのか?」
店員「メカニカルウォッチだ」
俺「このメカはETA製、スイス製じゃないのか? 俺が欲しいのは中のメカがロシア製のメカニカルウォッチだ」
店員「どうしてわかるんだ」
俺「このメカの型番は見たことがあるからだ」
店員「ロシア人はそんなの気にしない」
俺「ほとんどの時計はメカがスイス製か日本製。それはどこでも買えるからいらない」
店員「そのほうがいいよ」
俺「それはどこでも買えるからいらないって言ってるだろ。ロシア製であることを説明できないなら取引は無しだ」
店員「これは中のメカがロシア製だ」
俺「この時計はリューズでぜんまいを巻けないようだが、それは説明書の記述と合っているか?」
店員「この時計は手に持って動かしていると勝手に動く」
俺「それはわかってる。自動巻きという俺がいましている時計もそうだ。たいがいの自動巻きの時計は今俺がしている時計と同じようにリューズでもぜんまいを巻けるようになっているが、この時計はそうはなっていない。それで正しいのか?」
店員「だから手に持って動かしていると勝手に動くんだよ」
俺「だからそうじゃなくて」



とまあ、万事こんな感じで、非常に大変だった。
我輩、若干イライラしたが、買えてよかった。

アリョ姉様には大変大変感謝です。





さて、オプションツアーの"地元ロシア人に人気の日本スポット見学"開始。
オプションツアー未参加組は、昨日と同様に1日中コスプレイベント会場にいるはずだったのだが、もうお腹いっぱいみたいで、そちらも半同行みたいな観光ツアーになった模様。

なおこれは日本茶専門店。
お茶ッ葉1袋がなんと1500円とかしやがる。

高い!

日本人でも日常的に買うのはちょっと躊躇するレベル。

我々がカタコトのロシア語で店員さんに話しかけていたら、ロシア語だけで申し訳ないんだけど……みたいなことをロシア語で返された(笑)。





おつぎはなぜか日本風のラーメン。





味はいたってふつうで、あえていえば日本平均よりもあっさり気味。
ロシアは味は濃いが日本ほど油は使わないらしい。

しかしこのラーメン、1杯1000円する。
地元の人間っぽい客もいるが、地元のヤツホントにこれ食えるんか?

……と思って聞いてみたところだな。

ロシアの賃金は月4万円なんてのがふつうなので、外食は特別な日だけで、キホン自炊。
だとしたら、ラーメン1杯4000~5000円くらいの感覚だろうか。

けれども住居は国がくれるし、病院は薬持参だが診察はタダだしというので、切り詰めて生活している人たちにとっての負担は日本と大差ないのではという話。





これ店員さんの1人。

いいか。
特別すばらしい娘だけ選りすぐりで撮影したのではない。
村人Aである。
しかしこのレベルだ。
もちろん他の店でもだいたい同じくらいだ。

これでは戦う前から戦争にならん。







ロシア人がやっているタイ焼き屋。
なぜか店内にはマンガ描いてるヤツはいるし、持ち込みでマンガ読んでるヤツはいるしで、もうなんか日本サブカルのたまり場になってるっぽい。

このタイ焼きがまた、日本よりネタが圧倒的に豊富で選び放題なうえ、しかも生地が日本よりうまい。
日本ではタイ焼きの進化がはるか昔に止まってしまっている間、地球の裏側では日本より遥かに進化したタイ焼きを出していた。

もちろん店員の村人Bも美少女。
モノの本によると、ロシアでは人前で笑顔を見せることはなく、気軽に笑顔を見せたらこいつバカなのかと思われるみたいなことが書いてあった。
しかしそんなことはない。
美少女の店員さんの愛想のよいこと。

かたや日本はどうだよおい。
本当はこんな仕事したくないのにと思ってレジ売ってそうな韓国人っぽい女の店員が仏頂面で対応しているのが東京だ。
これでは悪い意味でロシアと正反対だ。

日本マンセーしてるヤツらは1度ロシアに来てみろ。





2日目と同様、メインディッシュのロシアコスプレイベントAVA EXPO。

やはりコスプレのレベルが違う。
おまいらはこういう人たちを後目に日本のコスプレは~などと言っておるのだ。

2日目もそうだが、我輩もここでコスプレして参戦。
ソリッドスネークのコスプレしたおっさんに話しかけられてぜんぜん会話できなかったけれど固い握手して別れたとか、
12歳くらいの天使のような幼女にいっしょに写真とってくださいってせがまれたりとか、
とても経験できないようなフシギな体験をすることができた1日であった。

だが。
もうなんかくたびれはててあんまり動きたくなくなっていた。
他のメンバーも同様っぽく、早めに切り上げた。








早めに切り上げたことにより晩メシの集まりまで時間ができてしまったので、晩飯のレストラン入り口で解散して自由行動。
夜の街を独り歩きするとヤバそうに一見思われるが、ぜんぜんそういうそぶりもなく突然解散。

しかし、しばらく街中を歩いてみたもののだな。
どうにも疲れていて時間いっぱい楽しんでいるとヤバそうだったので、早めに切り上げてレストランでじっとしていた。

まあ、夜の街の景色は綺麗だったよ。
こういうのを見てしまうと、日本の戦後の都市計画は本当に正しかったのだろうか……なんて思ってしまうよね。





レストラン内はこんな感じ。
本来は寒いはずがないのだが、我輩だけなぜかやたら寒く感じていた。





前日のAVA EXPOのところで紹介した人たちと会食スタート。
左は"YOUは何しに日本へ?"に登場した、初音ミクのコスではロシアで(日本でも)最も有名なサーヤちゃん18歳。
中央はサーヤちゃんの友だちのカーシャちゃん(だったような)15歳。
右はItaCafeのアリョ姉様。

みながんばってカタコトのロシア語で自己紹介したよ。
そしてオーナーの大森さんに驚かれたよ。

我輩が日本から持っていった初音ミクのフィギュアをプレゼントしてテラゴキゲンなサーヤちゃん。
こんだけ喜んでくれたんなら場所とるのにがんばってハンドキャリーして持ってったかいがあったのであります!

ちなみにロシアで入手できるんかと聞いたところ、アミアミとまんだらけ(MANDARAKEをマンダレイクって発音してた)で通販できるとのこと。
夏は1週間、冬は1か月かかるそうなのだが。
なおAVA EXPOで見た感じで言うと、フィギュアの値段は秋葉原価格の倍はしないかなくらい。





当旅行はじめてのガチロシアディナー。
しかし調子の悪くなりかけていた我輩はここで食欲ギブアップ。
このあとビーフストロガノフが出てきたのだが、1割しか食えんかった。

たしかに日本のように油は使っていないのだが、しかし味が濃い。
体調悪いときにはロシア料理は食えねえわ。
70歳になってからロシアに旅行しにいったら飯がマズイって言うかもしれんと思ったよ、我輩。

帰りに体調悪くなりつつあるから吐くかもしれんので穴が開いてないビニール袋くれと言ってもらってかえった。





モスクワ駅。
サンクトペテルブルクにあるがモスクワ駅。
どうやらロシアでは行き先別に駅名になっている模様で、サンクトペテルブルクにはフィンランド駅なんてものもある模様。

旅先でこういう路線図を見るとなぜかワクワクするのだが、これ我輩だけ?

ここでサーヤちゃんとお別れ。

サーヤちゃんは2月にいったん日本に来て、ItaCafeにも一瞬だけ顔出す方向で調整中。
9月ごろ日本に来たいという方向でオーナーの大森さんが作戦を練っているところ。
アリョ姉様がビザ取得の方法をひたすらひたすら話して伝授していた。
外国人が日本で就労ビザをとるのはとっても難しいらしいので。





寝台列車「赤い矢」号。

サンクトペテルブルクからモスクワへは飛行機でいけばいいのに、そこはあえて寝台列車を使うという、粋なはからいの企画になっている。
これが粋とは思えない人は最初から参加しなかったろう。

なお「赤い矢」号だが、ロシアでは赤は美しいと語源が同じらしい。
красный(クラースヌィ:赤い)
красивый(クラスィーヴィ:美しい)
似てるのわかるかな。

で、ロシアのふつうの寝台列車は、仕切り無しの雑魚寝コースらしいのだが、こいつは全席高級コースで、日本と同じ4人1部屋の2段ベッド式。
日本人が間違えてノーマルグレードを頼んでしまうと大変なことになるので、1人で旅されるときはお忘れなく。

ちなみに日本の寝台と違って2段目に上がる階段がない。
体力があるヤツが自力で這い上がるというロシア仕様になっている。
これも注意したほうがいいかもしれない。

なお我輩、乗って動きだした瞬間に寝て、ふと起きたらみんな朝飯食ってたので、体感では1時間も乗ってない(笑)。






【2017年12月11日(4日目)】

起きた。

非常にたくさん汗かいていることに気がつく。
やっぱり自分の体が体温調整うまくできていない。

社内の朝飯がまたガチなロシア料理。
おかゆを頼んだはずだがブリヌイが出てきた。
カフェアメリカーノを頼んだのにエスプレッソが出てきた初日のことを思いだす。
やはりこれがロシアなのか。

やたら甘くて濃い味のブリヌイ。
やはり体調悪いときには食えない。
無理して1/3食ったが、降りてからあとで吐いた。

このあと朝食レストランにもよったのだが、我輩にしてみればおまえらまだ食うんかい状態。
果物と目玉焼きだけ食べて降参した。

そういえば目玉焼きは半熟だったな。
ちゃんと殺菌してある卵でないと半熟では提供できないはずなんだが、このレストランが優秀なのか、ロシアが優秀なのか、どうなんだろ。







モスクワではあんまり時間がないので、ここはベタにクレムリン観光。
下はプーチンがよく出てきてセレモニーしている無名戦士の墓、だったっけ。





クレムリンで有名なグム百貨店。
日本でいうと三越みたいなもんか。
たしか上場しているので株主にもなれる。

昼だからあれだが、ライトアップされてなかなかのおしゃれ。





中はこんなかんじ。
通路が吹き抜けになっているイオンのあれはこのへんからマネたのだろうかね。





クリスマスツリーは店子のブランドがそれぞれ出してるっぽい。
粋な企画だ。

日本でやったら強制動員されて嫌々作らされた学芸会の出し物みたいになってキモチ悪いのがかなり多い。
その強制動員を仕切る左翼の父たるロシアではマトモなものが出せてるのはなぜなのか……。





例のあの宮殿。
モスクワにいったら必ず写真が出てくるやつ。
中はいってないので詳細不明。





空港。
たぶんここに来るまでに1時間以上車に乗ってたはずなのだが、寝ててよくわからん。
これでロシアも終わりかー。

飛行機の中では15分か30分かおきに寝たり起きたりで何かビミョーだったけどまあ。

ちなみに空港では調子悪かったのでだいたい寝てたのだが、起きてちょっとぷらっとしているとゲートが変更されていることに気がついた。
アリョ姉様も「えー!またー!?」と知らなかった模様。
これがロシアなのか。






【2017年12月12日(5日目)】



朝、日本に到着。
体調悪かったけど超楽しかった。

こんな楽しい旅行を企画遂行してくれたアリョ姉様と大森さんに大感謝!!!


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