教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

恋愛とはゼロサムである

2011-01-18 00:04:51 | オタネタ全般
ある意味において、恋愛とはゼロサムゲームである。

ゼロサムゲームとは、そこにいる全員の儲けの合計がゼロになるもののことを指す。

株式や債権は社会全体が正常なら長期的かつ平均的には儲かるのでゼロサムではない。
外国為替はゼロサムかもしれない。
パチンコや宝くじは胴元の取り分がある分だけゼロサム以下になる。



恋愛はどうなのか。

人間の頭数が決まっている事から考えて、恋愛とはゼロサムゲームであるという理屈は十分成り立ちそうな気がする。
自分の持っているカードをベットするという行為を全員が行って、それを種銭に自分以外の他人からカードをもぎ取る、そういう超大人数でやるポーカーのようなものがゼロサムゲームたる恋愛市場だ。

ゼロサム状態で儲けを出そうとするのは容易ではない。
なぜなら、他人を負かさなければプラスにはならないからだ。

わたしも外国為替だけの話でいえば負け越しているわけで(笑)。



さて。
そのゼロサム状態の恋愛で勝つにはどうすれば良いのだろうか?

その答えは2つある。

1つ目。
ゼロサム状態で儲けを出せるほどに努力すればよろしい。

そこに努力に見合う価値があると思う奇特な人ならばそうすればよろしい。
ちなみにわたしはそんなものに大した価値を見いだせないのだが。

2つ目。
ゼロサムでの投機などせず、プラスで回せるところへ移住すればよろしい。
投資の世界ではそれが王道である。



では。
プラスで回せる恋愛市場はあるのだろうか?

ある。

1つはカネで解決する方法。

自分個人としてのカネの価値は自分の可処分所得と負の相関がある。
年収100万円の人の1万円と1000万円の人の1万円とでは1万円の価値は明らかに違う。
だからカネ出してそれを買ってくる方法はありうる。

これは方法論としてはピンキリで、札束でホステスのほっぺをたたくようなベタなやりかたから、単に彼女に高価なプレゼントをするという別の意味でベタなやりかたも実は同じ意味であり、程度の差はあれ世間はそうやってできているわけだ。

しかし、わたしはそんなものにカネ使うのはバカバカしいと思うが。
そんなカネがあるなら新作のギャルゲーでも買いにいったほうがよほど有意義な人生をおくれる。

実はもう1つある。

人間の頭数が決まっているところで勝負するからゼロサムになるのだという考え方だ。

では、人間の頭数が決まっていない恋愛市場はあるのだろうかという問題になるが・・・

実はある。
他でもない2次元である。

2次元のヒロインの誰か1人を好きになったとしよう。
しかしそれは自分以外の他人がそのヒロインを好きになったこととは関係ない。
自分もその人もその恋愛は成就できる世界である。

これはゼロサムの世界のように奪い合いにはならないことを意味している。



ゼロサム(またはマイナスサム)で儲けるのがいかに難しいか。
それは外国為替やら競馬やらをやっていれば理解できよう。

そういうモノはよほどの信念がないかぎり手を出さないほうが賢明である。
なぜなら、アホらしいからだ。
それがどれだけアホらしいかというと、婚活が正真正銘にアホらしいのと同義でアホらしい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿