教団「二次元愛」

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新韓国病の解説を少々

2013-11-20 22:36:09 | 経済/経済/社会
【韓国経済】不良債権地獄、反日で急加速 現地メディアが危惧する「新韓国病」
http://kimsoku.com/archives/8144342.html



今日はこのニュースの解説を少々。



> 韓国の金融監督院が公表した資料によると、韓国の国内銀行の不良債権額は
> 今年7~9月に25兆8000億ウォン(約2兆4000億円)と、2011年1~3月期以来の高水準となった。
> 不良債権額は昨年から今年1~3月期までは18兆~20兆ウォン台で推移していたが、4~6月期以降、急激に増えている。

こういう状況では民間が借金を減らしにかかるので、政府が財政出動して均衡を保つのがセオリーだ。
で、実際に韓国政府の支出は増えている。



> 有利子負債が自己資本の2倍(負債比率200%)を超える「過剰債務大企業」の半数以上が赤字を抱えている。

この比率で過剰債務大企業と呼ぶかどうかは業種による。
公益企業(電力・水道・鉄道など)で負債比率200%なら非常に健全なほうだ。



> 過剰債務を抱える企業は、1年以内に返済が必要な短期借入金への依存度も極めて高い。
> 負債比率200%を超える大企業のうち、借金に占める短期借入金の比率が「5割から8割」という企業が27%、
> 短期借入金の比率が「8割から10割」という企業に至っては、38%に達している。

今も昔も韓国は金融部門がぜい弱であり、もともと長期の負債を引き受けられる者が少ない。
短期借入金への依存度が極めて高いのは今に始まった話ではない。



> また、本業の儲けで、どれだけ借金の利息を支払う力があるかを示す「インタレスト・カバレッジ・レシオ」
> という指標があるが、これが1倍未満、つまり営業利益だけでは借金の利息も払えない企業が保有する負債も増えている。

景気の底のタイミングの単年度でこうなるのはしかたがないし、よくあることだ。
だが今の韓国は底の見えない暗闇に落ちていこうとしているところだ。
いつ回復するのかもわからんような状況でこれではどうにもならんし、こういう会社の株はゴミ株扱いされ、だいたい叩き売られる。

しかし、カンタンに逆転劇を発生しうる構図がある。
韓国は先進国と比較すると金利が高いため、景気の悪化に伴ってそれを引き下げればいいだけのことだ。
多少スタグフレーション気味の傾向になるかもしれんが、企業がバシバシつぶれていくよりはまだそのほうがマシだろう。



> 「造船や建設、運送といった脆弱(ぜいじゃく)な業種で、2014年前半までに大量の社債が償還期限を迎えるが、
> その約8割がシングルA以下の格付けであり、発行企業は借り換えリスクを抱えている」

教科書では「景気が悪いときは債権の人気が高まる」と書かれる。
だがそれは高格付けの債権だけの話である。
中程度以下では社債を再発行して借り換えることはとても難しい。
社債とは、銀行に頭を下げて銭を借りなくてもいいというメリットがある反面、景気が悪くなると自分の首を絞めるという性質もある。

まだシングルAだから絶望的というほどではないにしろ、現時点で投資適格級(BBB)ギリギリだったらもう詰んでいるやもしれない。
もしそういう債権を保有しているとすれば、現時点でさほど値下がりしていなければ、損切りしてでも債権の償還期日前にさっさと売り払ったほうが賢明である。
まあ、当blog読者のなかで「韓国に大金を投資しちゃったんだけど…」なんてマヌケはいないと思うが。



> 韓国の自営業者の多くは不動産担保ローンを抱えるが、
> 不動産価格の下落が打撃となり、借金の延滞率も増加している。

サラッと書いてあるが、これは意外に重要な事実を秘めている。

先に書いたように、韓国で長期債務がない。
不動産担保ローンでさえ6年とかの短さでしか借りられない。
日本で不動産担保ローンを6年とか言うと、銀行から
「短すぎて俺たちが儲からないからもうちょっと長くしろ」
と逆ギレされる短さなのに対して、韓国の状況は対照的だ。

もし借り換えのタイミングが発生しないのであれば、多少ジリ貧でもガマンすることで耐えることはできる。
だが借り換えのタイミングで断られたら、そこで破滅だ。



> 今年の日本から韓国への直接投資は前年に比べて約4割減っている一方、

既に投資してしまった案件の現状維持のために投資する分が一定の割合であるはずだ。
だが、今から新規に韓国へ直接投資しようというバカはいるまい。

現時点では4割減と言っているがそれで収まるわけがない。
2014年になれば、対2012年比で4割減では済まなくなっているのは確実である。

当blogで前々から警告していたこと、たとえば
「韓国は司法でさえ法律より反日を優先する」
ことが日本人の間で周知徹底してしまった。

当blogでも、
「だったらあなたがTVに出て持論を展開すればいいじゃないですか!」
みたいなアタマの悪いコメントをいただいたこともあるが、いま振り返れば我輩のほうが正しかったことは火を見るより明らかであろう。

今はそのキチガイ国家からどうやって資本を引き上げるかを考えるタイミングだ。
不幸中の幸いとして、我が国はチャイナリスクを受けて資本の引き揚げについて一考したことがある。

賢明な経営者ならば
「やっぱり来た! 準備していたとおり今すぐ逃げろ!」
と既に号令をかけ終えたところではなかろうか。