負傷した部分だけが問題なのではないことを知ると,今の悩みや停滞が、解決に向かい、大きく前進します。
2017年12月18日 19時11分36秒
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人生の中に、ムダで邪魔で不要なものは色々とあるでしょうが
もっとも邪魔なもの。それは
1:負傷
1:病気
この2つは、最大限に重要視されるべきものです。
この書き方、間違いではありません。
同列で1位だからです。
この後には
個人で色々と並び順が変わってくることでしょう。
この2つは、潰すべきもの:消すべき:発生してはいけないものの
最右翼です。
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▲
この2つこそが、潰すべきもの:消すべき:発生してはいけないものであるということに
・スポーツのレベル
・体力差
・性差
・年齢別
・人種
このようなことによる違いは、まったく発生しません。
何をやるにも、負傷と病気は邪魔者です。
全力で対応・対処すべきもの。
そこを全霊で助けるのが、私たちの役目。
そういうことです。
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実は、大きな負傷が増えています。
毎年、12月は大きな負傷で来院される患者様が増える時期です。
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この時期、どこの医療機関でも
外傷としての運動器(筋肉、骨、じん帯、腱)の負傷による来院者様が多くなる傾向にあります。
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▼
寒いから!今、気温が落ちているから!
シンプルですが、これが決定的要因です。
◆体温を逃がさないために、筋肉が収縮する。
◆実際に、体積が小さくなり、関節の可動域がかなり狭くなります。
◆関節がロックした状態になる:関節がロックした状態になったところで、今まで通りに動かせば
◆ブレーキが無駄にかかり、そこで何かの障害や邪魔が発生し
◆負傷する
という、負傷する仕組みが出来上がってしまっている方が非常に多いです。
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理屈は・・・そう!
理屈は、意外なくらい多くの方々が分かっています。
しかし、負傷する。
それは、負傷する道理と仕組みを、勘違いしているということに他なりません。
原因の根源はシンプルでも
負傷する仕組みはシンプルではなく、少し入り組んだものなってきます。
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▼▼▼
例)))
最近、野球の投球練習が原因で
肘の骨を骨折した、少年年代の患者様が来院されました。
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この患者様の骨折のケースを見て
「身体が固いから」
「寒くて伸びやかに腕を振っていないから」
「腕投げになっているから」
「準備体操不足だったから」
と、意見を述べた方々が、多くいらっしゃいましたが
全部が単独で原因になっているというのではありません。
単独の原因を探す・当てはめるという発想が間違っています。
医療者の意識と知識、治療技術にも改善が必要です。
負傷には、ほぼ100%:複合した原因が存在します。
割合の代償が違うだけです。
==========
今回の場合
このお子さんは、もともと膝を負傷していて来院中でした。
下肢全体の適正な加重・捻転・回旋・体重移動が、まったく出来ない状態であるため
『軽いキャッチボールなら・・・』
と、自分で考え
超近距離でキャッチボールをおこなったのですが
その時に、手首のスナップのみで投げた1級目の瞬間に
骨折しました。
超近距離でのキャッチボールで、1球目です。
スピードは、まったく出ていません。
そして、この様なことを行なうようには
まったく指導していません。
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★負傷による身体の状態のエラー
★負傷による身体の使い方のエラー
そこに
★もともと持っている身体の状態のエラー(特に柔軟性)
★もともと持っている身体の使い方のエラー(専門動作と、それ以前の身体の筋力発揮の順番)
これがプラスされ
さらに!
★まったく準備運動などで体温と循環性を上げず、小手先だけでの小さい動作なら
負傷しないだろうという間違った考えと動作で!
今回、この様な大ケガをしました。
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今回、保護者様とも、このようなことについて、真剣に話しました。
寒いということ、現在は負傷しているということが複合で
1:目線が固まり、狭い方向しか向いていなかったのではないか?顔面の筋肉も固まるから。
2:首も固まっていたのではないか?寒いということと、もともとの基礎状態によって。
3:指はロックしていなかったのか?寒いということと、もともとの基礎状態によって。
4:汗をかく・息を上げるという基本は遂行できていたのか?:まったく出来ていなかった!やろうともしていなかった!
このようなことは、難しいことではありませんよね。
しかし、トップ選手ほど、財界やビジネスのトップであるほど
このようなことに意識を持っています。
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負傷は防げるのです。
絶対に、起こしてはいけない。
本当の意味での不可抗力は
極めて少ないのです。
これは病気も同じ。
これこそが倒すべき敵であり
意識と動作が根本的に改善することで予防も出来る!
ということを、再認識しましょう。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
▲▲▲一般的に診療・治療と呼ばれている行為は
柔道整復師が行なう分野としては
療養行為というものとして
国家が定めています。
ここでは、一般の方々に分かりやすいように
治療・診療という言葉も使用します
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