日本語ではそういう言い方はしない、という表現を中国人がしてしまうために、違和感を感じることがあるが、そういった表現の中から今回取り上げるのは、「社長の経営方針が悪いので」というもの。
これは中国人の転職希望者が、転職理由としてよく使う表現である。日本でこの表現を転職理由に挙げるとしたら、それは間違いなく役員または上級管理職として経営に関わった人物であろう。でなければ経営方針などという大仰な言葉は使えない。ところが中国人の場合は、入社半年から数年レベルの若手社員でもこれを言う。
ところが、その若手社員に経営方針のどこが悪いのかと立ち入って聞いてみると、日本語では「経営方針」として表現しないことが答えになっていることが大半だ。例えば、「最近売上が伸びていなくて」とか、「この業界、最近パッとしないじゃないですか」などということであったり、はてまた「社長が仕事しないで遊んでばかりなんです」など、あまり経営方針っぽくない。
どうやら彼らは、日本語では経営方針と言わないことを、「社長の経営方針」という単語で表している。日本人がその単語から連想するのは、5年先10年先をにらんだ商品戦略や販売戦略のことだ。だから、入社数年の小僧に経営方針などという大きな概念を掲げられてしまうと、なにを偉そうに、と反発もしたくなる。しかし、彼らにとって経営方針とは、目先の仕事の調子、程度のイメージらしいのだ。
中国人の会社は、儲かりそうだと思ったらすぐに飛びつく傾向がある。悪く言えば、目先の思惑でコロコロ変わっているに過ぎないが、よく言えば社長が「経営方針」を柔軟に変更しているわけだ。中国人の起業率は日本人よりはるかに高そうだし、結果として個人経営的な会社も多いだろうから、「社長」が「経営方針」をコロコロ変えるのもそんなにおかしなことではないのだろう。対して日本人は何ごとについても、まずは様子を見て、続いて分析し、それから協議して・・・などとやる。すると、「経営方針を柔軟に変えない」日本人社長に対して、中国人は愛想を尽かす。
これは中国人の転職希望者が、転職理由としてよく使う表現である。日本でこの表現を転職理由に挙げるとしたら、それは間違いなく役員または上級管理職として経営に関わった人物であろう。でなければ経営方針などという大仰な言葉は使えない。ところが中国人の場合は、入社半年から数年レベルの若手社員でもこれを言う。
ところが、その若手社員に経営方針のどこが悪いのかと立ち入って聞いてみると、日本語では「経営方針」として表現しないことが答えになっていることが大半だ。例えば、「最近売上が伸びていなくて」とか、「この業界、最近パッとしないじゃないですか」などということであったり、はてまた「社長が仕事しないで遊んでばかりなんです」など、あまり経営方針っぽくない。
どうやら彼らは、日本語では経営方針と言わないことを、「社長の経営方針」という単語で表している。日本人がその単語から連想するのは、5年先10年先をにらんだ商品戦略や販売戦略のことだ。だから、入社数年の小僧に経営方針などという大きな概念を掲げられてしまうと、なにを偉そうに、と反発もしたくなる。しかし、彼らにとって経営方針とは、目先の仕事の調子、程度のイメージらしいのだ。
中国人の会社は、儲かりそうだと思ったらすぐに飛びつく傾向がある。悪く言えば、目先の思惑でコロコロ変わっているに過ぎないが、よく言えば社長が「経営方針」を柔軟に変更しているわけだ。中国人の起業率は日本人よりはるかに高そうだし、結果として個人経営的な会社も多いだろうから、「社長」が「経営方針」をコロコロ変えるのもそんなにおかしなことではないのだろう。対して日本人は何ごとについても、まずは様子を見て、続いて分析し、それから協議して・・・などとやる。すると、「経営方針を柔軟に変えない」日本人社長に対して、中国人は愛想を尽かす。
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