いきなり介護生活

介護をされている皆さん、共に泣きましょう、そして笑い飛ばしましょう。

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お互いに慣れよう。

2012年10月24日 09時48分46秒 | 介護までの道程
退院してから初めての朝を迎えた。

オムツに大量の大をしていたので、

親父のお尻を洗う為に、手を引いて風呂場へ連れていく。

”こんなに歩けなくなってきたのか・・・”

アルツハイマーって、たった一年しか経っていないのに、

こんなに早く病状が進行するものだろうか?・・・

本当にアルツハイマーなのか?!とか考えながら、

親父のお尻をシャワーで洗い流しました。


どうやら飲んでいる薬の影響で、便も尿も出ずらくなるらしく、

そのために下剤も処方されていて、一気に大が早朝に出る様に

なっていたのでしょうね~。

下剤を止めるまで4日ほど、この毎朝の恒例行事を敢行いたしました。


しかし、一日をほとんどソファーの上で寝て過ごす親父・・・

ご飯を食べるのも介助をするのですが、なんせ”食べる”と言うより、

”詰め込む”という感じ。


味わうという思考が無いのか、見ているこちらの方苦しくなる気が

しました。


おしっこが出ないと何度もトイレに通う親父。

出ない事が嫌なのか、トイレで力みながら泣き叫ぶ事も

ありました。


機嫌も良い時と悪い時があり、死にたい殺してくれと言うのは

日常茶飯事で、ある程度慣れていたのですが、

おもむろにキッチンに行き、包丁を手にしたときは・・・


”やばい”


と思い、すぐさまその手から包丁を取り上げました。


洒落にならんぞ・・・


オカンは”もう無理・・・”と泣き叫び、

奥方も”本当に家でみれるの?”と小さな声でつぶやきました。


介護生活初日でこの騒動、この有様です。

僕らは、親父と共に闘えるのか・・・。


とにもかくにも、悲しみ時折笑いの生活が動き出したのです。
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現実をみる

2012年10月19日 16時39分18秒 | 介護までの道程
我が家に着いた。

親父は小さな歩幅で、9か月ぶりの帰宅を果たした。

”家はいいか?”と聞くと、”それはそうだべや”と言いながら

ソファーに寝込みました。

退院に合わせてケアマネージャーさんが来てくれ、

親父に始めましての挨拶をかね、今後のプラン作りをしてくれました。


ケアマネさんが親父に、受けたいサービスを聞き、

”お父さん、ディサービスに行ってお風呂入りたいですか?”

と聞くと


”お風呂ですか?いいねぇ~”


と、明るい声で答えていて、なんだか楽しそうにも見えました。


退院が嬉しかったのか、この日は終始穏やかに夜を迎えました。


そして、初めての親父に装着するオムツ。


二人の息子(4歳と1歳7カ月)の子育て真っ最中ですからね、

オムツなんかお手の物ですよ、これをこうやって!!って


・・・・


あれ?!全然違う


大人の尿と子供の尿の量が全然違いますもんね~

オムツ一枚で終わる話ではありませんでした。

親父の竿にもパットを巻き、これで朝までモレ知らずだ!!と

オカンにも奥方にも豪語しましたが・・・

翌朝・・・


やばい!!横モレまくりだ!!(涙)

下剤も効いて、ユルユルの大きいさんもオムツの中で大暴れ!!(汗)


これは大変!!ある程度ふき取り、介助して風呂場に

連れて行き、そのままシャワーで洗い流しました。


”こんなことが毎朝起きるのか・・・”

これから経験していく”現実”を目の当たりにした衝撃的な朝でした。
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共闘始まる

2012年10月19日 13時56分25秒 | 介護までの道程
退院を迎えた。

闘いの火ぶたが切って落とされた。

子育てと介護の同時進行が始まるのだ。


色々な思考が頭を駆け巡っては、なんども自分に言い聞かせました。


”頑張らない介護、みんなが潰されない介護をしよう”と。


親父を迎えに行く車中、オカンの表情を何度も何度も

気にして覗いた。


オカンはここの所、ため息ばかりで時々一人で泣いていたからだ。


”あんた方には迷惑かけれないから、私一人でやってみるから

 気にしなくてもいいんだよ”

と退院を迎える日まで、弱い声で言っていた。

外を見つめるオカン。

僕は”やれるところまで皆でやってみよう、

駄目だったらまた考えればいいんだ”と励ました。


そう、オカンだけが背負わなくていい、皆で助けあえば

なんとかなるだろうと。


そうして病院に着きました。

親父は既に帰り支度を済ませており、それでもオムツだから帰らない

と弱い声で言う。(汗)

お世話になった看護士さん達にお礼をし、病院をあとにする僕たち。

これから訪れる日々を考えながら・・・僕たちの足取りは重かったのです。

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退院にむけて

2012年10月19日 13時35分07秒 | 介護までの道程
家族会議で、親父の今後について話し合いました。

自宅でみるのか、福祉施設にお世話になるか・・・

何度も何度も話し合いました。

64歳という親父の年齢を考えれば、もう少し家での生活をさせる方が

良いのではないか?、私(オカン)が一人でみるよ・・・とか、

やはり、福祉施設でプロの方の世話になる方が親父のためか?とか・・・。


そうして出た答えが、在宅介護という決断でした。


そうと決まったら早速、在宅介護支援センターにお願いし、

退院後すぐに福祉サービスを受けられるよう準備して頂き、

僕たちは、ベッドの防水シートや動きやすい服とズボン、

オムツ関連の用意に走りました。


”退院するぞ!!”という問いかけに、親父は相変わらず


”オムツで迷惑かけたくないから帰らない”の一点張り・・


”子供達のオムツ替えるのも、親父のオムツ替えるのも同じだ”

となだめて・・・一週間後の退院が決まったのです。

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認知症

2012年10月19日 09時02分18秒 | 介護までの道程
入院をしてから半年が過ぎた。

親父の歩幅は相変わらず小さく、体の筋肉も硬直してきており、

手指のこわばりが顕著に表れだした。

僕は、本当に躁鬱なんだろうか?と思い、先生に認知症の

検査をしてほしいとお願い致しました。

結果を待つ事1週間・・・本当に?!と言うか、やはりと言うか・・・



若年性アルツハイマー型認知症


という診断に、オカンも奥方も絶句ですよね・・・。


入院する日に、脳の委縮があるのは聞かされていましたが、

躁鬱症状の方が強かったので、”まさか認知症では無いよな”と

思っていたのですが、この頃既にアルツハイマーだったのかも

しれません。


オムツだから家には帰れないからな!!と威張る親父・・・(悲)

大好きだった孫を抱っこする事すら拒む日も多くなってきました。

皆に迷惑をかけるから、このまま病院にいると言う親父。

しかし、これ以上の回復は望めないので、投薬をしながら自宅療養を

勧められました。


役所の保健師さんに介護認定の面談をしてもらったのですが、

思っていたより症状が重いですね・・・との事。

そんな親父の介護度の判定結果が出るまで二~三週間が位かかりました。

そして、出された診断は、要介護2という介護認定でした。




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