以前CG(カーグラフィック誌)はかなり買いこみ所有してあったのですが、
一昨年くらいに、思い切ってかなり処分してしまいました(今思うと勿体ない!)。
何冊かこれは!ていうのは残してあるんですけど、
そんな一冊をひさしぶりに書棚から抜いて、手にしてみて、
うん、なんというか、とにかくびっくり。
今回紹介するそのCGは、1984年11月号。ieが中学一年のときです。
もちろん日本はまだ3ナンバー以上に「禁止税」ともいえる高額税が課され、
3ナンバーの車も、外国車に乗っている人も、稀な時代です。
なお1984年の輸入車の台数は、41,982台。ちなみに、ピークは1996年の323,392台!
2010年は、213,283台。
いかにまだ、外国車が珍しかったか、わかるかと思います。
そんな時代のCGの表紙を飾るのがこれ...。

1984-11号、特集:300万円と400万円の欧州車。
っていうタイトルで、いきなりフィアットアルジェンタだもんなあ(涙)。
正規で入ってたんだ、っていうかチョイスが渋すぎでしょw
そりゃーやられるよ...。
で、気になる「300万円の欧州車」がこれ。

夢のような世界(号泣)
あえてすでに欧州車、外国車としての地位を絶対的にしていた西ドイツ(西ってのが懐かしい)車の選択なしで、
そうすると、ただでさえ少ない外国車市場なのに、
その中でもさらにマイナー系なラテン車がこうして並んでると圧巻です。
取り上げている4台は、
・アルファスッド1.5ti 日英自動車(涙)293万
・フィアット リトモ105TC チェッカーモータース(涙)245万
・フィアット レガータ85S 同上 264万
・ルノー9 AUTOMATIC キャピタル企業(号泣)282.5万
それにしても、当時はあたりまえだけど欧州のメジャー車ばかり、
でも日本ではどれもこれも珍しいものばかり。
あえてこの中から日本でのメジャーを選ぶとすれば、その後130TCに発展したリトモは、
比較的よく見る車だったと思います。
といいつつレガータの記事の写真。

レガータは、「実にバランスのよい、そつなくまとまった良い車」との評。
まさしくそのとおり。昨今は欧州車ですら、こういう「何の変哲もない実用車」を作ってくれない
(ぷんぷん)!
で、続いて「400万円の欧州車」がこれ。

これまたすごいぜ(汗
・フィアット アルジェンタEI 近鉄モータース(汗)375万円
・ルノー18 AUTOMATIC 日英自動車(R9とは輸入元が違う!)342万円
・アルファロメオ ジュリエッタ 日英自動車 398万円
・サーブ900GLi 西武自動車
もう、前の2台に関してはサンプル輸入程度で終わってしまったような車たち!

フィアットアルジェンタは、1972年デビューの古株132のマイチェン&改名バージョン。
日本に入っていたのが驚きなんですけど、CGでもたいした期待もせずにいたら、
このアルジェンタ、その古さゆえの味わい、車内の広さ、運転の見切り、
また古いフィアットゆえの実にオーソドックスで堅実な設計を持つ、
実にすばらしい実用車だと書いています。
「あらゆる点でオーソドックスな、堅実な家庭の友としてのお薦め品。
さらりとこんな車を乗り回していたりすると、くるま道楽の限りを尽くした挙句の、
枯れた境地に見えなくもない。」
と書いてあって、ああ、それはieの目指すところでもあるわけで、
妙に納得してしまいました。
ルノー18の評もいい。
「柔軟無碍の走り味 ”着る”ように乗れる不思議な乗用車滋味あふれるルノー18」
うーん、たしかにそうだ。
ルノー18は友人が持っていたので、ずいぶん乗せてもらったなあ。
ほんとにいい車だった!
それにしても、さすがにCG、総評もいい。
400万クラスでは、このように書いてあります。
「いずれを取っても、とくに新しいとか、思わず目を引くとか、
ずば抜けて高性能というわけではない。
むしろ、単純に数字だけで評価すれば、たいしたクルマではないものばかりだ。
にもかかわらず、確固たる存在感に満ち溢れていたという点で、さすが彼の地に
このクルマありといわれるだけのことはある、と改めて感銘を受けた。
それぞれの揺るぎない信念に裏打ちされた強さが、なにものにも
代えがたい魅力になっているのだ」
これこそが、外国車のおおいなる魅力の一つなのです。
そこをズバっと書きあげる、こういう文章を昨今の自動車誌では
あまり見ないような気がするんです。
いまや外国車はすっかりあたりまえの存在になっています。
個性がない、個性がないと言われても、でもやっぱりアルファはアルファだし、
ルノーはルノーだし、フィアットはフィアットらしいと言えます。
だけどいま入ってくる外国車は、この特殊な日本市場の特性上、
「記号性のあるもの」ばかりになってしまっていますね。
それに比しこの時代。
この8台のうち、アルファやサーブは当時からブランド力もあり
記号性も高かったのですけど、ルノー9、18、フィアットレガータ、アルジェンタなどは、
「良く出来た平凡な実用車にこそ、欧州車の底チカラを見る」ことが出来るものの、
さきほど引用の評論にもあったように、枯れた魅力、存在感といった
一般的にはわかりにくい個性を持っていた(そして現に、日本では売れなかった)わけですが、
この時代、いや1970年代、そして1990年代の初頭まで、
こういった地味で良く出来た「記号性の無い」車が、案外、黙々と正規で日本に来ていたことが面白いです。

キャピタルのR9の広告。エスポワール=希望...うう、このキャッチ意味がわからん(涙)
だけど、それら(=記号性の無い、本来の意味でのその国のクルマたち)こそ、
外国車選びの醍醐味のきわみでもあった...。と思います。
やはり、この頃はまだ、「外国車」が「ガイシャ」であったと言えます。
というのも、「ガイシャ」は特別な存在のジャンルであり、
一般的なユーザの方々が車を買うときの選択肢の俎上に、
そもそも乗らなかったのです。
だからこそ、この頃の外国車は面白いのでしょうね。
いまのルノージャポンのように、売れて記号性の高い
スポーツモデルとカングーしかない、というような時代ではなく
(それを悪いとは決して思わないのですが...まあ素直に言えば残念ですけど)、
本国の「地味だけど良い車」を入れてくる姿勢がいまよりも高かったのではと思います。
>>しかし、改めていい時代だなあ...となみだ涙。
>>レガータあたりは本当にいい車で、記号性がないゆえ全くと言っていいほど
日本では売れませんでしたが、
小さい車体なのに広い車内で、ラゲッジも広大。
シートはフランス車もまっさおなほど出来がいい。
欧州車らしいすばらしい直進安定性とハンドリングと
無疲労性能を持っていました。
まあその点、自分のR19も同じですね。
>>まあ一概に品質とかトラブルの問題があって、
手放しで外国車の市場は広がる由もなかった時代ですが、
それがかえって、本国のそれらしい車が
入ってこられた理由だったのかもしれません。
>>だから、こんど「また売れないだろうね」ってわかりつつも、
プジョーが508を入れてくるとか、そういう姿勢がとても好きだし、
大事だと思います、応援したいです(買えないけど...涙)。
シトロエンは残念ながらC6の輸入をやめましたし、ルノーはそもそも
ラグナ3も持ってこないんですけど(涙)
そのメーカーのらしさを本当の意味で持った、そんなクルマを
もっと入れてほしいなー!
>>しかしま、いいなあフィアットアルジェンタ...
これいま、中古で売ってたら飛びつくよ!
1984年の段階でもう、
「凡庸をきわめたその奥底に いぶし銀の光沢をはなつ佳作」だって!
いちばん好きな傾向の車じゃんか(号泣)

(どうでもいい1日1枚より)
>>なお、この号、国産車はマーク2の71系、レオーネRXターボとかが試乗記で出ています。
え?RXターボの評価のほうが気になるって!?(笑
一昨年くらいに、思い切ってかなり処分してしまいました(今思うと勿体ない!)。
何冊かこれは!ていうのは残してあるんですけど、
そんな一冊をひさしぶりに書棚から抜いて、手にしてみて、
うん、なんというか、とにかくびっくり。
今回紹介するそのCGは、1984年11月号。ieが中学一年のときです。
もちろん日本はまだ3ナンバー以上に「禁止税」ともいえる高額税が課され、
3ナンバーの車も、外国車に乗っている人も、稀な時代です。
なお1984年の輸入車の台数は、41,982台。ちなみに、ピークは1996年の323,392台!
2010年は、213,283台。
いかにまだ、外国車が珍しかったか、わかるかと思います。
そんな時代のCGの表紙を飾るのがこれ...。

1984-11号、特集:300万円と400万円の欧州車。
っていうタイトルで、いきなりフィアットアルジェンタだもんなあ(涙)。
正規で入ってたんだ、っていうかチョイスが渋すぎでしょw
そりゃーやられるよ...。
で、気になる「300万円の欧州車」がこれ。

夢のような世界(号泣)
あえてすでに欧州車、外国車としての地位を絶対的にしていた西ドイツ(西ってのが懐かしい)車の選択なしで、
そうすると、ただでさえ少ない外国車市場なのに、
その中でもさらにマイナー系なラテン車がこうして並んでると圧巻です。
取り上げている4台は、
・アルファスッド1.5ti 日英自動車(涙)293万
・フィアット リトモ105TC チェッカーモータース(涙)245万
・フィアット レガータ85S 同上 264万
・ルノー9 AUTOMATIC キャピタル企業(号泣)282.5万
それにしても、当時はあたりまえだけど欧州のメジャー車ばかり、
でも日本ではどれもこれも珍しいものばかり。
あえてこの中から日本でのメジャーを選ぶとすれば、その後130TCに発展したリトモは、
比較的よく見る車だったと思います。
といいつつレガータの記事の写真。

レガータは、「実にバランスのよい、そつなくまとまった良い車」との評。
まさしくそのとおり。昨今は欧州車ですら、こういう「何の変哲もない実用車」を作ってくれない
(ぷんぷん)!
で、続いて「400万円の欧州車」がこれ。

これまたすごいぜ(汗
・フィアット アルジェンタEI 近鉄モータース(汗)375万円
・ルノー18 AUTOMATIC 日英自動車(R9とは輸入元が違う!)342万円
・アルファロメオ ジュリエッタ 日英自動車 398万円
・サーブ900GLi 西武自動車
もう、前の2台に関してはサンプル輸入程度で終わってしまったような車たち!

フィアットアルジェンタは、1972年デビューの古株132のマイチェン&改名バージョン。
日本に入っていたのが驚きなんですけど、CGでもたいした期待もせずにいたら、
このアルジェンタ、その古さゆえの味わい、車内の広さ、運転の見切り、
また古いフィアットゆえの実にオーソドックスで堅実な設計を持つ、
実にすばらしい実用車だと書いています。
「あらゆる点でオーソドックスな、堅実な家庭の友としてのお薦め品。
さらりとこんな車を乗り回していたりすると、くるま道楽の限りを尽くした挙句の、
枯れた境地に見えなくもない。」
と書いてあって、ああ、それはieの目指すところでもあるわけで、
妙に納得してしまいました。
ルノー18の評もいい。
「柔軟無碍の走り味 ”着る”ように乗れる不思議な乗用車滋味あふれるルノー18」
うーん、たしかにそうだ。
ルノー18は友人が持っていたので、ずいぶん乗せてもらったなあ。
ほんとにいい車だった!
それにしても、さすがにCG、総評もいい。
400万クラスでは、このように書いてあります。
「いずれを取っても、とくに新しいとか、思わず目を引くとか、
ずば抜けて高性能というわけではない。
むしろ、単純に数字だけで評価すれば、たいしたクルマではないものばかりだ。
にもかかわらず、確固たる存在感に満ち溢れていたという点で、さすが彼の地に
このクルマありといわれるだけのことはある、と改めて感銘を受けた。
それぞれの揺るぎない信念に裏打ちされた強さが、なにものにも
代えがたい魅力になっているのだ」
これこそが、外国車のおおいなる魅力の一つなのです。
そこをズバっと書きあげる、こういう文章を昨今の自動車誌では
あまり見ないような気がするんです。
いまや外国車はすっかりあたりまえの存在になっています。
個性がない、個性がないと言われても、でもやっぱりアルファはアルファだし、
ルノーはルノーだし、フィアットはフィアットらしいと言えます。
だけどいま入ってくる外国車は、この特殊な日本市場の特性上、
「記号性のあるもの」ばかりになってしまっていますね。
それに比しこの時代。
この8台のうち、アルファやサーブは当時からブランド力もあり
記号性も高かったのですけど、ルノー9、18、フィアットレガータ、アルジェンタなどは、
「良く出来た平凡な実用車にこそ、欧州車の底チカラを見る」ことが出来るものの、
さきほど引用の評論にもあったように、枯れた魅力、存在感といった
一般的にはわかりにくい個性を持っていた(そして現に、日本では売れなかった)わけですが、
この時代、いや1970年代、そして1990年代の初頭まで、
こういった地味で良く出来た「記号性の無い」車が、案外、黙々と正規で日本に来ていたことが面白いです。

キャピタルのR9の広告。エスポワール=希望...うう、このキャッチ意味がわからん(涙)
だけど、それら(=記号性の無い、本来の意味でのその国のクルマたち)こそ、
外国車選びの醍醐味のきわみでもあった...。と思います。
やはり、この頃はまだ、「外国車」が「ガイシャ」であったと言えます。
というのも、「ガイシャ」は特別な存在のジャンルであり、
一般的なユーザの方々が車を買うときの選択肢の俎上に、
そもそも乗らなかったのです。
だからこそ、この頃の外国車は面白いのでしょうね。
いまのルノージャポンのように、売れて記号性の高い
スポーツモデルとカングーしかない、というような時代ではなく
(それを悪いとは決して思わないのですが...まあ素直に言えば残念ですけど)、
本国の「地味だけど良い車」を入れてくる姿勢がいまよりも高かったのではと思います。
>>しかし、改めていい時代だなあ...となみだ涙。
>>レガータあたりは本当にいい車で、記号性がないゆえ全くと言っていいほど
日本では売れませんでしたが、
小さい車体なのに広い車内で、ラゲッジも広大。
シートはフランス車もまっさおなほど出来がいい。
欧州車らしいすばらしい直進安定性とハンドリングと
無疲労性能を持っていました。
まあその点、自分のR19も同じですね。
>>まあ一概に品質とかトラブルの問題があって、
手放しで外国車の市場は広がる由もなかった時代ですが、
それがかえって、本国のそれらしい車が
入ってこられた理由だったのかもしれません。
>>だから、こんど「また売れないだろうね」ってわかりつつも、
プジョーが508を入れてくるとか、そういう姿勢がとても好きだし、
大事だと思います、応援したいです(買えないけど...涙)。
シトロエンは残念ながらC6の輸入をやめましたし、ルノーはそもそも
ラグナ3も持ってこないんですけど(涙)
そのメーカーのらしさを本当の意味で持った、そんなクルマを
もっと入れてほしいなー!
>>しかしま、いいなあフィアットアルジェンタ...
これいま、中古で売ってたら飛びつくよ!
1984年の段階でもう、
「凡庸をきわめたその奥底に いぶし銀の光沢をはなつ佳作」だって!
いちばん好きな傾向の車じゃんか(号泣)

(どうでもいい1日1枚より)
>>なお、この号、国産車はマーク2の71系、レオーネRXターボとかが試乗記で出ています。
え?RXターボの評価のほうが気になるって!?(笑












こりゃ堪りませんね(笑
こんな(欧州では普通の)実用車に
3-400万円出して新車で買った方々に乾杯^
それを考えれば、いまは幸せな値付けですね。
でもそのかわり「売れる」モデルしか
入らなくなった・・。難しいもんですね〜。
それだけ日本市場が特殊ということですね。
愛車はムルティプラ(後期)なんですが、最近嫁車という名目でルーテシア毅劭里鯑各しました。
これを期にコメントさせてもらおうと思いますので、お見知りおきいただけたら幸いです。
フィアットのセダンが普通に売られてた時代、懐かしいですね〜。
さすがに当時は地味なセダンに興味は持てませんでしたが、今見るとよだれものです。
このころのフィアット、写真見るだけでシートがフランス車に負けず劣らず、っていうのがわかりますよね。
というワケで、80年代以降の新世代(?)フィアット「素」ハッチ特集、プリーズ!
ちなみに今のグランデ⇒エボ、どうしてもマセラティみたいな派手顔にダマされますが、いやいやどうして、地味に良パッケージング、しかしいまや貴重な5ナンバーなのですぞ。ここ大事。
ま、なんというか、見た目の良さも気にする分、昔より商売上手くなったのね、フィアットも(笑
地味でマイナーなラテン車が新車で買えた時代
しかし取り上げられてる車種ことごとく見かけませんねぇ
リトモを何回か見たことあるくらいです
≫一昨年くらいに、思い切ってかなり処分してしまいました
知っていたら何冊かほしかったかも...
当時、いや10年後でも、その記事の言わんとしてる意味が自分にはわからなかったでしょうね。
27年後の今になって心に染み入ります。
今度買ってみますわ.現代と84年と比較して面白そうです.
それにしても84年のインプレ.
まだ国産車ですら未完成な時期に,よくぞ特集しました!
って感じを受けますね.
サーブ以外は思い出せない(知らない)車ばかりで
読めば自動車文化の教科書として最高のもの
なのだろうと推測します.
というか.
当時もCG誌,(中学生の貨幣価値としては)高かったでしょ?
この号は散々読み返しました。
レガータやY10は、輸入元の保管ヤードに山のように在庫があったと聞きました。Y10は黒く塗ったりして売り捌いてましたが、レガータはどうしたのでしょうね。末期は右ハンドルまで導入してました。この中では、やはりR18とR9が気になります。平成初期まではR9は時々見かけたものですが、R18はイベント以外では見かけませんでしたね。
C5繋がりで、何年も前から素晴らしいブログを時々楽しませていただいています。
ガイシャ、の良き時代ですね。
サーブ900や9000は当時憧れでした。
また、フツーのルノーやプジョーも良かったですね。プジョー504GTなんかとっても良かったです。
当時私はまさにレオーネRXターボに乗っていたので、ついコメントしてしまいました。
「スタイルに似合わず野太い音を撒き散らす〜」って書かれてたのを思い出しました。
こんなの新車で買ってくれた当時の方々に感謝!です〜
小生の家にも彼らと全く同クラスのアウディ80GL5E/1984年式(1994cc 5気筒)が当時あり、その矢のような直進安定性にBMWライト6を思わせるエンジン音、カミソリのようなエンジンレスポンスに病みつけでした。
時に中学三年/14歳、思春期真っ只中の小生としてはこのアウディ80がスイスのジュネーブ国際会議場に要人を乗せたメルセデスSクラスの後を護衛車として付けていく場面をTVニュースの衛星中継で目撃して空前絶後の刺激を受けました―こんな小さなクルマなのに、VIP用リムジンに負けないケジメある造形美を持っている、自分自身の審美眼は正しかった!と―父親に同車を薦めた自分自身の目に自信を覚えたことを昨日のように覚えております。
このサイズにして時速200内外が可能だったアウディ80GL5E(2000cc)並びに80GTE(1800cc)、そのボルボ760GLE(2800cc)やシトロエンCX GTi(2500cc)といったVIPカー並みの性能にノックアウトされていた小生、他の同類達=アルファロメオ・ジュリエッタやBMW320i、ルノー18GTXや同ターボらにも各々魅惑され、Dセグメントのジャイアントキラーのトリコになったものです。逆にそれがあれから二十余り年、「メルセデスE550並みに走れる」レクサスIS350を選ぶ原因になったと自己分析できる次第だから「三つ子の魂百まで」なのでしょうか。
これら「ヤングエグゼクティブ用高性能セダン」というエリート感覚あふれる記号性をBMW3シリーズからアウディ80、アルファロメオ・ジュリエッタに対して覚えた小生にとって、当時のフィアットレガータは端正でシンプルな造形美に感服こそすれども「イタリアはミラノのタクシー用車」という何ともチープで負い目を感じまくりの記号性が感じられ、どこか一クラス下のイメージを受けたぐらいだから思春期にしても感覚が鋭すぎて、それが逆にフレキシビリティを削いでいたのだからどうにも病膏肓だったかと思えてしまいます。
学生時代に尾山台のJAXでバイトをしてまして、レガータ、リトモ130TCアバルト、クロマあたりはよく乗りました。
地味ですよね、レガータ。当時この名前を知ってるだけで充分変態でしたね。
加速がいいわけでもなく、静かなわけでもなく、スタイルも捕らえどころがなく、でもシートは厚みがあって快適で、まっすぐは任せろ的な直進安定性は当時の国産車とはチト違ったってのは、学生の小生にも分かりました。
JAXはルノーも売っていたので、このバイト体験が以後の変態クルマ生活の引き金になったのです。
深いようですね^^
書き忘れましたが、CG,CGTVが日本に
広めた欧米車文化には感謝です(笑
レガータといえば、日米摩擦をコミカルに
描いたこの映画を思い出しました。
http://en.wikipedia.org/wiki/Gung_Ho_(film)
実名では登場しないのですが、Wikiの情報に
よるとフィアットのアルゼンチン工場が
舞台だったようです。
ずっと昔に一度だけ見ましたが、また
見てみたいですね〜。
車種バリエーションは多かったですよね。
ルノーとシトロエンはディーラー数も減らして
すいぶんマイナーになってしまいましたね。
>こりゃ堪りませんね(笑
でしょ...すごくいい時代ですよね(涙
>こんな(欧州では普通の)実用車
だからこそ売れないのですけどもね(号泣)
BONZOさま>
はじめまして、いらっしゃいませ!
>最近嫁車という名目でルーテシア毅劭里鯑各しました
いいですねー、自分もいつか欲しいんですよー。
>このころのフィアット、写真見るだけでシートがフランス車に負けず劣らず
レガータとか、ほんとに椅子いいんですよ!
とく@Twingoな日々さま>
>UNO⇒プント⇒グランデプント⇒プントエボと、
たしかにそうですね。他のメイクスが極端になっていくなか、貴重かもです。
>新世代(?)フィアット「素」ハッチ特集、プリーズ!
ひゃー、楽しそう!やばいー!
>貴重な5ナンバーなのですぞ。ここ大事。
そうなんだ!あれたしかにちょっと気になります!
VOLFさま>
>しかし取り上げられてる車種ことごとく見かけませんねぇ
あまりに実用的過ぎて日本では売れず、、、こういうクルマこそ乗るべきなのだって思います。
glさま>
>1984年のCGの評価、素晴らし過ぎです。
そうなんです。でも逆にむしろ、いまのモータリズムの進歩の無さに泣きそうになります。
>27年後の今になって心に染み入ります
それをすでにやっていたCG、さすがです。
>この号は散々読み返しました
ありますよね、そういう本!
>レガータはどうしたのでしょうね。
細々と売っていたのは覚えていますが(涙
>やはりR18とR9が気になります。平成初期まではR9は時々見かけたものですが
ですね、R9は把握してるだけでもTSE、auto含め、何台かありましたよね。
こまじろうさま>
はじめまして!
いらっしゃいませ、ありがとうございます。
>ガイシャ、の良き時代ですね
そう、外車が外車らしかった時代です!
>フツーのルノーやプジョーも良かった
そうなんです...とがってない普通の実用車がちゃんと入っていました。
けんじさま>
>「スタイルに似合わず野太い音を撒き散らす〜」って
たしかにサーブの音って野太いですねー!
>こんなの新車で買ってくれた当時の方々
ほんとうに頭が下がります。。。
真鍋清さま>
>ルノー18にアルファロメオ・ジュリエッタ2.0、サーブ900i.....まさに感涙モノですね!
分かっていただける方が多くて嬉しいです!
>全く同クラスのアウディ80GL5E/1984年式
実家もこのころ、アウディ100CD5Eに乗っていました。いいクルマでした...。
>他の同類達=アルファロメオ・ジュリエッタやBMW320i、ルノー18GTXや同ターボらにも各々魅惑され
あの当時からこのあたりに目を付けていらしたのはすごいです!
いらっしゃいませ!
>学生時代に尾山台のJAXでバイトをしてまして、レガータ、リトモ130TCアバルト、クロマあたりはよく乗りました
うおおおおおおおすごいバイト!したかったです(涙
>地味ですよね、レガータ
そうなんです、こういう地味で良く出きたクルマこそ、奥深さと哲学の深さを示していたのです!
>JAXはルノーも売っていたので
尾山台のJAXにはずいぶん行きました。お会いしていたかもしれないですね!
《》 nekさま>
>書き忘れましたが、CG,CGTVが日本に
広めた欧米車文化には感謝です(笑
ほんとに、すごいです、CGは...。
オクラさま>
>この時代は輸入車が少ないのにもかかわらず
車種バリエーションは多かったですよね
シュペールサンクなんてなんでこんなに...って感じでしたものね(笑
スッドの新車は293万ですかぁ・・今で言うといくらになるかわかりませんが、錆故障付きでよく買いましたねぇ〜当時の人は^^;当時のガイシャはいい意味で「道楽」ですよね。
>スッド
高いなあ...あのクルマが(汗