2904、大リーグへ

2014年に日本のプロ野球DeNAでもプレーしたキューバのユリエスキ・グリエル内野手（31）がアメリカに亡命しました。
ドミニカ共和国で開催されていたカリビアン・シリーズにキューバチームの一員として出場した後、弟とチームを離れました。
大リーグ入りが目的のようです。
グリエルは「キューバの至宝」と呼ばれアテネ、北京五輪、日本と決勝で戦った2006年ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）などの国際大会で活躍しています。
大リーグでも高く評価されていて、高額契約が予想されます。
年齢的に見ても、早く大リーグに行きたいという思いがあったと思います。
キューバと米国は国交回復しましたが、米国への亡命を希望するキューバ人が急増しています。

カリビアン・シリーズはカリブ海にある国々、ドミニカ共和国、プエルトリコ、ベネズエラ、メキシコ、キューバなどが所属するリーグです。
これらの国は野球が盛んで、多くの選手が大リーグで活躍しています。
近年、大リーグではアフリカ系アメリカ人（黒人）選手は減っていますが、ラテン系の選手が増えています。
今年は前田投手も大リーグに挑戦します。

日本プロ野球は2月1日、一斉にキャンプインしました。
大リーグは2月中旬、ばらばらにキャンプインします。