3459、銅像撤去

米南部バージニア州シャーロッツビルで12日に起きた白人至上主義者や極右支持者と反対派の衝突を機に、公有地に建てられた南北戦争の南軍指導者の像などを撤去する動きが、全米各地で加速しています。
南軍指導者や兵士の銅像は人種差別や奴隷制度の象徴と見なされているためです。

南軍兵士像を引き倒し、足蹴にする人々
南部を中心に南軍に関する像や碑など、700体以上が公有地に建てられています。
撤去を求める運動がある一方、「歴史を抹消すべきではない」と反対の声も根強いものがあります。
バージニア州出身で独立戦争時の南軍で司令官を務めたロバート・リー将軍の銅像も撤去されるかも？
奴隷制度も南北戦争もアメリカの歴史です。
今、アメリカが分断され、揺れています。