土曜日は弁ブルースのコージー大内とロックバンド『はいからさん』の近田崇仁。お互いに認め合っていて交流のあるふたりではあるものの普段はなかなかない組み合わせでした(4年振り2度目)。特にやっぱりブルースシーンで演奏することの多いコージーにとっては新鮮なシチュエーションだったようでした。でも彼のオリジナリティはすでにブルースのカテゴリーには収まりきれないもので、近田を聴きに来たお客様方にも絶賛受け入れられていました。
楽しかったこの日のLIVE、YマモトさんとTアシさんが撮影した写真を交えつつ、振り返ってみようと思います。
コージー大内に誘われて嬉しさと気合い一杯の近田。力の入った演奏でした。
ブルースを求めてやって来た方も楽しく聴いて下さっていたようです。『はいからさん』のファーストアルバムも完成間近とのことで大いに楽しみです。
そしてコージー!今夜も素晴らしかった!!まだまだ歌詞も進化中の新曲『トンカツの歌』は本当にインパクト十分。もうこれはJポップ???…いやこんなねっとりしたJポップはないか(笑)すいません。Jポップをよくわかっていないのがバレてしまいました。
アンコールでは「バイユーではなんとなく新曲をやってみたくなる(大鶴村のサイレンは初演、トンカツの歌は2回目の披露でした)」というMCから、この日がフルコーラス歌うのは初めて(短いヴァージョンは1度披露済みとのこと)の新曲『親父プリーズ・ドント・ゴー』が演奏されました。
たまたま客席に居合わせた音楽ライターの山本慎也さんが「大ヒットの予感。良い意味で、完成度の低さが、素晴らしい!」とネット上に記したこの曲はイントロの衝撃的なリフからさざ波のように失笑が広がるのが俯瞰できるという斬新さ。その後、あまりに独創的なブレイクでソウルフルに困惑を突きつけ、そして真にブルージーな歌詞で観客の心を撃ち、そして鷲掴みにしたのでした。『トンカツの歌』に続き短期間で名曲の連打。今のコージーは極めて危険な存在です。
次回のコージーは
4月30日の「九州×東京Blues Summit in三鷹」で元サンハウスのドラマー鬼平さん率いる『鬼平スペシャル・ブルース・バンド』(山本慎也、龍之介 etc…)との共演。
そして5月25日の『W.C.カラス(from富山)CD発売記念LIVE』!!への友情出演と続きます。是非黄金期のコージーをバイユーで。
そうそう!この日、バイユーにやって来たギターアンプはコージー大内によるこけら落と?となりました。素晴らしいことです♪
写真はこれまで借りていた山本慎也さんのアンプとバイユーアンプの揃い踏み。
山本くんアンプとはこの日でお別れ。感謝をもってご本人共々、車で送り届けました。お世話になりました。本当にありがとう。
でも声が好きって絶対的なものですよね。