バッティング本気塾

バッティングの基本をまとめているブログです。練習は量より質です。本気な人を応援します。

「身体の回転で打つ」の続きです。

2011-10-24 | 野球 バッティング 打撃術 基本
071209 野球教室 ドラゴンズ@中村公治選手


 今は、中村公治は引退していますが、こんな選手でした。

 この動画で、初めて彼のことを知ったのですが、なかなか良いこと言っています。

 「身体回転でしっかり回る」

 「上はリラックス」

 「腕力だけで遠くまで飛ばすのはムリ」

 おかわりくんと同じ意味のことを言っていますね。

 レベル、ボール、バットの違い等関係なく「身体の回転で打つ」は基本だと思います。

 ですから、マスターすべく練習していく必要はあります。

 特に小学生の段階で「身体の回転で打つ」ことが出来ていれば、後々、バッティングが楽しくなることでしょう。

 それが、中村公治が小学生に教えている理由だと思います。

 しかし、この動画では聞いている小学生の態度は頂けませんね。

 小学生はこんなものといえば、こんなものなんですが、 おしゃべりしたり、そっぽむいたり、あくびしたりしています。

 これでは解るものも解らなくなるでしょう。

 本気で上手になろうとすれば、こういったことから良くしていかなければならない、と思うのですがいかがでしょうか?

 

 




 ご批判を頂きました。


 ・コメントを書いた人
 ryo

 ・タイトル
 え?

 ・コメント
 バリーボンズのスイングスピードは時速165?です。
 110なんてどっからの情報ですか?
 そんなわけないですよ。

 あと中村選手のスイングスピードは時速155?です。イチローや松井が時速157〜158?なので中村 選手はかなり速いですよ。
 http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/news/20111014dde001050008000c.html


 >スイングが鈍い、バットスピードが早くなくても、誰でも長打力が可能なんです

 大間違いです。
 打球飛距離は打球の初速度と回転数で決まります。回転数はバットとボールの当たる角度で異 なり、ボールをしっかり捉えるミート技術も関係してきます。

 一方、打球の初速度はインパクト時にどれだけのスイングスピードを与えられるかで決まりま す。F(力)=m(質)a(速度)ですから。
 速いスイングスピードは打球速度を増加させ打球飛距離を増加させます。

 時速50?の車が壁にぶつかるのと
 時速100?の車が壁にぶつかるのとではどちらが被害が大きくなるか考えたらわかりますよね



 まず、Barry Bonds の batspeed ついてです。

 206 pounds (約93.44kg)の体重の時のバットスピードは、67.34mph (108.37km)

228 pounds (約103.42kg) 同上         68.81mph (110.74km)

 いずれも32 オンス(約907グラム)のバット使用。

 以下はそのソースです。

 Always Right, Usually Correct  
 “According to Adair's formula -- and don't worry, we asked him to double-check the calculations, since our last math class came in high school -- the 206-pound Bonds generates a bat speed of 67.34 mph, while the 228-pound Bonds swings the same 32-ounce bat at 68.81 mph, an increase of 1.48 mph.”


 ChaCha というQ&Aのサイト
 “Last configured in 2006, Barry Bonds bat speed was approx. 68.81 mph.”

 True Knowled?e What would you like to know?
 
 “You asked: 68.81mph to kph
 miles per hour68.81 miles per hour is equivalent to 111 Kilometres per hours”

 ESPN.com: Page 2 :616
  “the 206-pound Bonds generates a bat speed of 67.34 mph, while the 228-pound Bonds swings the same 32-ounce bat at 68.81 mph, an increase of 1.48 mph.”


 Tiger Woods v Barry Bonds
 “Doing some basic web research, Barry Bonds generates a bat speed of about 68 mph (30.4 m/s).”

 The Physics of Steroids in Baseball
 “the 206-pound Bonds generates a bat speed of 67.34 mph, while the 228-pound Bonds swings the same 32-ounce bat at 68.81 mph, an increase of 1.48 mph.”


Barry Bonds の bat speed のデータ―はまたまだあります。

 全部同じなんですが、この11〇キロについては、想像していたのより遅すぎるので、ホントかな? と思っています。

 もしこの通りだとスゴイの一言に尽きます。


 >バリーボンズのスイングスピードは時速165?です。

↑興味深いです、ryo さんぜひソースを教えて下さい。


 
 ただ単に、バットスピードを速くしたいだけ、それなら「二重振り子」打法です。


 “図のようにスウィング運動している振り子がある。そのひもの途中を細い棒でブロックしてみる。すると、支点からブロックされた部分(作用点)までが動きを止め、それまでにその部分の持っていた移動エネルギーは、動きを続けている先端部へと転移し、そのエネルギー分だけ重りは加速し速度を増す。この現象を力学的には二重振り子現象という。
 以上、手塚一志著 プロ野球 バッティング解体振書より



 「二重振り子」を実際のバッティングに置き換えると、リスト打法になると考えています。

 身体を止めて、リストでポールを叩く。

 でも、このリスト中心の「二重振り子」打法は、バットスピードは速い割には、その打球はゴロやライナーが多くなります。

 ホームランにならないことはないのですが、その確率は低いのです。

 ウソだと思ったら、実際にやってみて下さい。

 
 なぜ、バットスピードが速くてもホームランになりにくいのか?

 その答えはryoさんが教えてくれた公式にあります。

 F(力)=m(質)a(速度)

 (V = k sqrt(M/(m+M/81)
(Note: V is the velocity of the bat in miles per hour, m is the bat weight in pounds, M is the player's weight in pounds, sqrt means square root and k is a constant, 10, in mph. Phew!)という公式もありますが、簡単で解りやすいのでryoさんの公式で説明します。


 Wikipedia 質量によると、「質量は、重さ(重量)と混同される場合も多いが、両者は異なるものである。」

 この公式の、m(質)とは、「重量」のことでなく、「質量」のことです。

 この「質量」とは身体プラスバットの「重量」ではなく、当然、バットのボールに当たるところに伝わってくる「質量」でのことであり、それは一定ではないと考えています。

 振り方により、その「質量」は必ず、変化します。

 例えば、上記の「二重振り子」打法では、バットスピードは速くても、バットを振る力を主に腕の力に頼っているために、バットに伝わる「質量」は小さくなります。

 逆に、「身体回転が打つ」場合は、バットスピードは遅くなるけど、身体全体を使うので、バットに伝わる「質量」は大きくなる。


 ま、どちらが長打力に効果があるかを決めるには、机上の数式をにらんで結論を出すことではなく、「身体の回転で打つ」を実践してみて、ryoさん自身で答えを出して下さいね。




 もちろん、バッティング本気塾では、「身体の回転で打つ」方が長打力があると考えています。

 おかわりくんや、上の動画で中村公治さんが言っている通りと思いますよ。


 

 他にも、バットスピードがあまり速くなくても、長打力のあるバッターがいます。

 Albert Pujols です。

 彼はシーズン30本以上のホームランを11年間続けています。

 2006年には自身最多の49本を記録しています。

 その2006年に Washington University で計測したバットスピードは 86.99 miles per hour 、約140キロです。

 このデーターは出所がはっきりしているので、まず間違いないでしょう。

 

 彼もそれほどバットスピードは速くはない。

 140キロぐらいのバットスピードは高校生、大学生、草野球でもいるでしょう。

 必ずしも、長打力、イコールバットスピードではないのです。 

 

 Washington University in St.Louis Newsroom
 El Hombre vs. The Babe
 Researchers test how Pujols stacks up against Ruth
 September 1, 2006
 By Gerry Everding
“In terms of sheer batting speed, Pujols swung his preferred 31.5-ounce bat at a speed of 86.99 miles per hour.”

chrisoleary.com
Albert Pujols Swing Analysis

“Albert Pujols' bat speed is only 87 MPH”

 ryoさんには、もう少し説明したいことや、逆にお聞きしたいことがありますので、メルアドをご連絡下さい。


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おかわりくんの「スイングは鈍いほうが飛ぶ」

2011-10-17 | 野球 バッティング 打撃術 基本
【インタビュー】中村剛也が語るホームラン量産のワケ(1)「スイングは鈍いほうが飛ぶ」
Spotiva 2011年10月08日(土)
より抜粋

ボールがバットに長くくっついている感じ

スイングが早くなり過ぎると、余計な力が入って、ブレが生じてしまうんです。スイングがブレるといい角度で打球も上がらないですし、タイミングも狂ってくる。だから今は、どれだけゆっくり振れるかがテーマです。

2009野球大総括 4/4



 「力を抜く

 「ボールをバットにのせて運ぶ

 「上(上半身)の力はどうでもいい

 「腕の力は気にしていない

 「回転してバットはかってに出てくる


 あるデータ―によると、Barrry Bonds のバットスピードは110Kmぐらいしかなかったらしい。

 バットスピード110Kmは遅い ! 遅すぎると言っていい。

 中学生でも110Kmはいっぱいいるでしょう。 

 おかわりくんのバットスピードの記録は出てこなかったのですが、彼の言葉からあまり速くないことが想像できます。

 なぜバットスピードが速くなくても、HRが量産できるのでしょう?

その答えは「身体の回転で打つ」ことです。

 身体の回転で打てば、スイングが鈍い、バットスピードが早くなくても、誰でも長打力が可能なんです。

 広澤が、物理的にはホームランには体重が80キロ以上必要とか言っていましたけが、その真偽は解りませんが、「身体回転で打つ」と言うことは、全身を使う打ち方であり、その人の能力を最大限発揮できる打ち方です。

 ですから「身体回転で打つ」は、バッティングの基本なんです。

 その練習方法としては効果的なのは、手や腕を使わないようにして、体幹以下の使い方、身体の回転に集中して練習することです。

 バットを持っての素振りでは、どうしても手や腕に意識が行くからです。

Baseball Hitting Drills - Day 4


 参考までにゴルフも同じような練習方法があります。
El Swing golf spanish 5 de 11


 これらの動画を参考にして下さい。

 最初のうちは、スムーズに身体の回転することが出来ないと思いますが、色々と試行錯誤する必要があります。

 この「身体回転で打つ」は、やりがいが必ずあります。

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Ryan Howard の“Baseball is a game of absence”

2011-10-17 | 野球 バッティング 打撃術 基本
Ryan Howard-Batting Tip Part 2


  Ryan Howard はこんな選手です。

 “Baseball is a game of absence”は、バッティングでいうと、「ボールを強くたたこう」とか考えないで、良いバッティングは逆に「力を抜く(absence)」ことが大切だ、と言う意味だと考えています。

 力を抜いて、リラックスすればするほど、より確実性が増し、より強打出来ると言っているようです。

 まず大切なのがグリップの仕方です。

グリップは手のひらでなく、指主体でゆぅるく“loose”に握る

 見ているとこれが出来ていないひとが多いようでね。

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 質問がありました。
・メッセージを送信した人
ko-baseball

・件名
自分のスイングができない

・本文
初めましてm(__)m
早速本題なのですが
自分は高校一年で軟式野球部に所属しています
バッティングフォームに関しては、色々な方から綺麗だと言う声をいただいていて、ティーバッティングなんかでも良い感触を得ているのですが・・・
フリーバッティングなどの実戦形式になると、自分のスイングが出来てないといいますか・・・
思いっきり振れている感じがなくて
力無い打球が飛んでいきます
それとインパクト後に足が開いてしまう癖も実戦形式になると出てきてしまいます
この二つについてご指摘いただいたいです
どうかお願いします



 この人のバッティングを見ていないので何とも言えないのですが、始動を早くしてちゃんと
「割れ」ることをお薦めします。

 ティーバッティングはタイミングがないので、「割れ」ていなくてもそこそこ打てるのです。

 それ以上に詳しくは、YouTube 等にup して、必ずルメアドを入れて、またご質問下さい。






 



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Adrian Gonzalez のココを真似する

2011-10-17 | 野球 バッティング 打撃術 基本
Adrian Gonzalez - Hitting Mechanics Video Analysis.wmv


 ↑の動画の

 から

 までの部分に注目して下さい。

 彼の右脚(正確には右脚だけではないが)と肩の動きが逆になっています。

 右脚をステップしても、肩は逆に入っていきます。

 その後、一瞬の「間」があり、バットが出て来る。

 この「間」がある為に、same swing,one swing でもミート率が良いのです。

 その「間」を作りだしているのが「上と下が逆に動くこと」なのです。


 ですから「上と下が逆に動くこと」が非常に大切になんです。


 基本的には、Adrian Gonzalez は球種、スピード、コース等の投球の違いを、その投球に対応したバットの振り方で打っている訳ではなく、「間」の取り方の違い、つまり少し「待つ」か長く「待つ」ことで、バットの振りはいつも同じの same swing,one swing で打っていると考えています。

 この打ち方はシンプル且つ、ミート率が良くお薦めしたいのです。

 もちろん見送る場合も、どの投球もタメて「間」を作り「待つ」という「準備動作」をしっかりやってから見送るわけです。

 Adrian Gonzalez に限らず、多くの良い打者には、バットを下ろす前に、必ずこの「準備動作」があります。

 ↑の動画の「上と下が逆に動く」部分を、何回も見て真似をしてみて下さい。



 
 この「上と下が逆に動くこと」が割と簡単に解りやすいのが「バスター打法」です。

 しかし、これを小学生に教えると、その所属しているチームの指導者から「その打ち方だと振り遅れになる」と注意される場合が多い様なんです。
 
 もちろんはそれは間違いで、バスター打法で振り遅れになることはありません。

 主な「振り遅れ」る原因は、バット振る準備が出来ていない、あるいは準備が遅いからなのです。

 観察していると「振り遅れ」になる多くの人は、動かないでじっとしてボールが来るのを待っているか、ピッチャーの手からボールが離れた時ぐらいのタイミングで動き始める場合がほとんどです。

 ですから、「バスター打法」で始動を早くして、Adrian Gonzalez の様に「上と下が逆に動くこと」で、「振り遅れ」が防げるし、必ずミート率アップします。

 試してみて下さい。

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