バスティン研究会広島

バスティン研究会広島の活動内容

室内楽第4弾④2017

2017年07月11日 | 室内楽講座
2017年7月7日(金)広島河合楽器店 パーチェにて、多喜靖美先生による室内楽のレッスンが行われました!
弦はヴァイオリンの田中郁也先生、チェロは柳橋泰志先生が演奏してくださいました。



冒頭のお話では、目のお話から、脳のお話まで(「海馬」の本、アマゾンで見つけました!コチラから)
興味深く聞かせていただきました

今回も、課題の曲に限ったアドバイスでなく、室内楽、そしてソロ演奏にも活かせるアドバイスを抜粋して記事にさせていただきます。

クレンゲルOp.39 第2楽章
・楽譜に集中していると、窮屈に聞こえて、受け手側に世界が広がっていかない。
できれば譜面は軽く見てて、他のパート部分が見えてる余裕を持って弾けるくらい、頭に譜面が入ってると良い。楽しみながら歩くようなゆとりを持って。
・前傾姿勢になって弾き方がタイト(窮屈)になってしまわないように。

クレンゲルOp.39 第3楽章
・アウフタクトは「さぁ、食べよう」「さぁ、弾こう」の「さぁ」と同じ。
・両手共スタッカートで同じ動きをしている箇所の音色を揃える為には、両手の手の動きも揃えて。
・伴奏形になっていても、ピアノのソロとして弾いた時に美しいかを考えて。



ユモレスク(ヴァイオリン)
・転回形を弾いていても、頭の中では一小節を1つの和音で捉えて。

シチリアーノ(チェロ)
・ソプラノのメロディラインを印象的にして。音形の最後にあるので、しぼみそうになっているけど、もっと大切にして。



ベートーヴェン Op.1 no.3 第3楽章
・メヌエットなのを忘れないで。3/8拍子にならないで。
・譜面に書いてあるイントネーションを見逃さないで。
・冒頭のアウフタクトは、なしで弾いてみると拍子を感じやすくなる。
・上行形の16分音符のアルペジオは、一拍目わかるように。最高音の2拍目は目立ち過ぎないように。アウフタクトのアルペジオは流れていかないで、粒を見せて。


ベートーヴェン Op.1 no.3 第4楽章
・テンポの維持が大変なので、それを見越したテンポで入って
・細かい動きのあるブロークンコードは、和声が伝わる演奏をする為に、間引いた演奏を。
・バイオリンソロに右手のアルペジオが絡んでいくように。幹に蔦が絡まっていくように。(音量を出しても良いから、刺繍のように。音色に注意して)
・バイオリン、チェロ、ピアノの三人の縦の入りが合う事を優先して。


~~~~~~~~~~~~

アンサンブルの訓練として。。。

ピアノのソロ曲を4手で初見してみる
ルールは1つ。
「止まらない」
目と脳が付いていけるように。

~~~~~~~~~~~~





フンメル ピアノトリオ op.22 より
第1楽章
・いろんなリズム入れても、一貫した弾き方になるように。
・できるだけ大きなラインを作りながら弾いて。
・音が続いてる小節でも、一度終止する練習をしておく。

第2楽章
・誰が主役?何をなすべきか。よく考えて。視点を変えるだけでガラッと変わる。

第3楽章
・トルコ風という所にしっかり着目して。
・拍子感は大事だけど、あまり縦振りの「1.2.1.2」となら、ず、フレーズをまとめて。
・右手に3度の動きの多い曲。ハモりとしては狭い音程だけれど、指の長さは違うので、バランスが難しく、低音が飛び出てしまうので注意。

「指先が音を出しているのではなく、その先にあるハンマーが奏でていることを忘れないような打鍵を」

今回のレッスンも、充実した時間でした。いつもあっという間の室内楽レッスン。
次回はいよいよ、ステップ前日のレッスンですね。
申し込みがまだ済んでいない先生は、早めにお申し込みいただくよう、よろしくお願いします。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 【お知らせ】室内楽・第4弾(... | トップ | 【お知らせ】2017年・指の講座 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。