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紅白落選、和田アキ子はすごいボーカリストなのか!? ジャム&ルイスがProduceしたのに際し、考える

2016年12月31日 | Jimmy Jam & Terry Lewis
 和田アキ子の紅白落選が話題になっていますが、正直なところ、興味はなかった。(紅白自体、熱心に見る方でもないので)ただ、昨年ジミー・ジャム&テリー・ルイスが和田アキ子を手がけたというのは衝撃でした。
 私のBlogを見ていただいている人にはジミー・ジャム&テリー・ルイス(通称:ジャム&ルイス)はお馴染みだとは思いますが(そうはいっても2016年ジャム&ルイス記事をUpしていない事に気づく・・・)、あらためて紹介すると、米国音楽シーンに君臨するTop プロデューサー。R&Bプロデューサーではありますが、ビルボードで15曲のNo1シングルを生み出しています。グラミーでも最優秀プロデューサー部門の常連(受賞は86年の1回のみだけど)。



 ジャム&ルイスがR&B最強のプロデューサーと言われるのは、R&Bのカテゴリーに収まらず、幅広いその音楽性とヒット曲の実績にあると思います。
 プロデューサーとしての歴代ビルボード1位獲得曲数は、ビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティンが23曲で1位、2位はエルヴィス・プレスリーを手がけたスティーヴ・ショールズが16曲。そして今現役のジャム&ルイスが15曲(のはず、そのうち9曲がjanet jacksonと)で3位。ビートルズとプレスリーといえばもう文化、歴史の領域。そこにR&Bプロデューサーのジャム&ルイスが3位につけているという事が素晴らしい。
 2015年も久々にジャネットとタッグを組んで『UNBREAKABLE』を発表。シングルのビックヒットをでなかったけど、アルバムチャートでビルボード1位に輝く。
 ジャム&ルイス名義のリーダー作が今年でる予定という情報で、彼らも2016年を楽しみにしていてほしいと言っていたけど、その後情報流れてきません。
 ジャム&ルイスが手がけたアーティストは、ほんとに幅広い。ジャネットの他にも、ビックネームを上げると、マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダー、マライア・キャリー、ビヨンセ、メアリーJブライジ、TLC、アッシャー、ボーイズⅡメンetc・・・、白人アーティストではジョージ・マイケル、スティング、エルトン・ジョン、ロッド・スチュアート等すごい名前ばかり。
 さらに日本でも、宇多田ヒカルちゃん、クリスタル・ケイ、ZOEY(←メジャーじゃないよね)。最近、MIYAVI(みやび)っていう凄腕ギターのアーティストもロックな感じでProdueしてた。  
 そして和田アキ子ですよ。
 最近、ジャム&ルイスも日本人アーティストやアジア系アーティストもちょこちょこ手がけていたので驚かなくなりましたが、和田アキ子を手がけたというのは驚いた。
 どういう経緯なんでしょう??ただジャム&ルイスサイドも、ビジネスだけでは動かないと思う。
 アーティスト、ボーカリスト、和田アキ子の力量を認めた上で引き受けたのだと思う。
 さらにインタビュー記事やクレジットを見ると、ジャム&ルイス自らソングライティングもしている。クレジットも見ると、取り巻きの名前も少なくシンプルなJimmy Jam&Terry Lewisのクレジット。和田も「あのジャム&ルイスが曲を書いてくれた」と大喜び。
 それがDay Dream。EXILE SHOKICHI(ショウキチ)とのDUO。

和田アキ子 - Daydream feat. EXILE SHOKICHI【『WADASOUL』iTunes配信中・CD=11.18発売】


 実は、最近聞きました・・・
 ちょっと懐かしいジャム&ルイス的な感じ(特にイントロ)もする大人のメロディーラインです。
 そして和田アキ子のアルバムもMy コレクションに加わる事となった。
 初めてきちんとボーカリスト・和田アキ子を聞きました。現在、66歳(アルバム制作時には65歳か)なのか~とちょっと驚く(もう少し若いかと思った)。
 で和田アキ子のボーカル、一聴するとそこまで魅了的なものでない。このアルバム『WADASOUL』と謳っているけど、ソウルも感じない。
 なんだろうビブラートがストレートに入ってこないというか、ほんのちょっとなんだけど微妙に外れてるとこもあるし、なんかビブラートで誤魔化していないか?って思いが出て、「和田アキ子ってそもそもボーカリストとしてそんなにすごいのか?」とか曲以外の事が浮かんできて集中できないというか・・・
 エグザイルのショウキチは、これまた初めてのボーカル聞きだけど、めちゃうまいって思う。エグザイルのリードってタカヒロじゃないの?とかEXILE自体の構成もよく知らないのでアレなんだけど、ショウキチのボーカルはストレートに入ってくる。でもアッコさんのパートになると、ボーカルに集中できなくなるという。。
 和田アキ子は1968年、18歳でデビュー、デビュー当時のキャッチ・コピーは和製リズム・アンド・ブルースの女王。なんか疑問符もついてしまう。

 で今の和田アキ子を聞いただけで和田アキ子を語るのは失礼だと思い。ボーカリスト・和田アキ子をしっかり聞こうと思い、和田アキ子のベスト盤をレンタルしてみた。正直、知り合いとかにに和田アキ子を借りてるのはちょっと見られたくないな、と思いつつ。
 でちゃんとステレオで聞いてみた。
 聞いてみたら、聞いてみたら和田アキ子すごかった。

 めちゃうまい。めちゃR&Bじゃんって。R&Bというかブルース色が強く、和田アキ子ワールドを作っている。
 若い頃の和田アキ子のボーカルとグルーブはすごい。
 74年の「古い日記」、「あの頃は、はっ」ってよくネタになるけど(ネタにするから色物感が増しちゃうんだけど)、ジャームス・ブラウンばりのグルーブ。ボーカルもめちゃパンチあるけど、sensitiveでもある。
 「笑って許して」もこうして聞くと名曲だわ~。
 「どしゃぶりの雨の中で」は和製R&Bと言われるのもわかるすばらしい世界観とボーカル。
 03年のタイガー&ドラゴンの曲は、最近の曲だけどこのボーカルも超ブルースで味わいがある。クレイジーケンバンドのボーカル横山剣が「和田アキ子をイメージして作った」というのもよくわかる名曲。
 いや~あらためて和田アキ子ってすごいボーカリストだったんだと、思い知った。
 
 でも現在のボーカルは、やっぱ衰えてる。
 以前、ボーカリスト、アーティストという割にはタバコとか吸っちゃダメだろってのがあった(今は止められてるそうだけど)。
 テレビでボーカリスト・和田アキ子を見てもひきこまれるものはなかった。普段のバラエティー感が強いので、ボーカリストとしてさらに厳しい目で見るところもあったと思う。
 紅白でも定番の「あの鐘を鳴らすのはあなた」も当時のボーカルで聞くとすばらしいのだけど、最近、実際のステージで聞くと、正直「なんでこのボーカルで紅白のトリなんだろう」って思う事もあった。
 ただ66歳でまだ現役というのがすごいと思うし、だからこそ本人に紅白にかける思いも並々ならぬものもあるのだと思った。
 
 そして前述のジャム&ルイスプロデュース曲も収録した2015年のこの『WADASOUL』。SOULという言葉が入っているように、R&B、ソウルへの思いは変わらないのだな~と思う。アルバム制作には、半年もかけたそうで、サム・スミスの「Stay With Me」のカバー、VERBALの参加曲等、Upからミディアム、スローとボーカリストとしてのこだわりを感じる。

WADASOUL
Tofubeats
ユニバーサル ミュージック

 このアルバム、ジャム&ルイスProduce曲がなければ購入する事はなかったし、ボーカリスト・和田アキ子に興味を持つこともなかった。
 そういうわけで年の瀬、カーステで和田アキ子を聞きまくりのオレ。「あの頃は~“ハッ”」はクセになる。
 和田アキ子、とことんボーカリストとしても活動し続けて欲しい。「あの鐘を鳴らすのはあなた」より、「古い日記」「どしゃぶりの雨の中で」「笑って許して」なんかをまた紅白でするのありだと思うんだけど。

 それでは皆さんよいお年を~。
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