先日お茶の水のディスク・ユニオンで見つけました。
たったの309円でした。
以前CDで持っていましたが、このジャケットは初めてです。
録音風景でしょうが、裏も含めてなかなか良い写真です。
テレサが、(多分)ベイシーの葉巻をくわえています。
サド・ジョーンズがアレンジと指揮をしていたとは知りませんでした。
テレサ・ブリューアーという歌手はそれまで名前しか知りませんでした。
他のレコードも聴いたことはありません。
少し鼻にかかったような甲高い声であまり好きになれませんでしたが、今回聴き直してみて考えが変わりました。
もちろん声質が変わる訳はありませんが、実に表情豊かに歌っています。
このアルバムは、ブルースの女王といわれたベッシー・スミスゆかりの曲ばかりをテレサが歌うという趣向です。
伴奏のベイシーは、A面がオーケストラ、B面がピックアップ・コンボと変化をつけています。
解説のナット・ヘントフによるとテレサがジャズ歌手として新境地を開いた録音ということです。
いずれにしても、ベイシーファンとしては時々聴きたくなるレコードです。