蓄音機でジャズを聴く!

蓄音機とジャズを中心に、日々の出来事をつづる。

今週の一枚「ザ・ソングズ・オブ・ベッシー・スミス」、テレサ・ブリューワー(vo)& カウント・ベイシー

2016-06-23 10:59:05 | ジャズ


先日お茶の水のディスク・ユニオンで見つけました。

たったの309円でした。

以前CDで持っていましたが、このジャケットは初めてです。

録音風景でしょうが、裏も含めてなかなか良い写真です。



テレサが、(多分)ベイシーの葉巻をくわえています。





サド・ジョーンズがアレンジと指揮をしていたとは知りませんでした。

テレサ・ブリューアーという歌手はそれまで名前しか知りませんでした。

他のレコードも聴いたことはありません。

少し鼻にかかったような甲高い声であまり好きになれませんでしたが、今回聴き直してみて考えが変わりました。

もちろん声質が変わる訳はありませんが、実に表情豊かに歌っています。

このアルバムは、ブルースの女王といわれたベッシー・スミスゆかりの曲ばかりをテレサが歌うという趣向です。

伴奏のベイシーは、A面がオーケストラ、B面がピックアップ・コンボと変化をつけています。

解説のナット・ヘントフによるとテレサがジャズ歌手として新境地を開いた録音ということです。

いずれにしても、ベイシーファンとしては時々聴きたくなるレコードです。

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テクニクス SU-9011A

2016-06-08 11:03:29 | オーディオ


またまた買ってしまいました。

トライオードTRV-88SERのライン入力端子がひとつ空いていたので、プリアンプかプリ・パワーが分離できるプリメインアンプをつなぎたいと考えてオークションを物色していたところ、ン千円でこれを発見。

一応整備済みらしいので入札すると、競合者なしで落札できました。

外観は錆やタバコのヤニでかなり汚れていましたが、古さと値段を考えれば当たり前でしょう。

フロントパネルは水拭きしたらそこそこきれいになったので満足です。

他は、見えませんから。

基本的に、「見えないものはないと同じ」と思っています。

発売当時(1979年)の価格が49800円という廉価プリですが、MCカートリッジ用のヘッドアンプ(プリプリアンプと表示されています)がついているのが気に入りました。

Lo-D HCA-8000と比べると、音場の広がりは狭いものの楽器の輪郭がくっきりとしており、透明感のある音を聞かせます。

フォノイコライザーの音質も、アンプ自体と同方向のものです。

優劣ではなく、音質の違いとして3種(あと一つはサンスイAU-707のプリ部分)のプリを使い分けて楽しもうと思います。

機能も必要十分なものが付いていますし、平凡ながらメカニカルで良いデザインです。

「操作する」機能を前面に出した当時のデザインは、現在とは違う「機械との関わり方」を反映しているようです。

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